表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺とチートと性転換!?  作者: きぴっぴ
第3章 主人公の消失編
107/122

第百三話 手がかりを探して

「大変だ!優希(ゆうき)君が!」


「ラース!?」


「えっと、どちら様?」


優希(ゆき)ねぇさん、僕の事忘れちゃったの!?」


「ラース落ち着け、とりあえず、何があったのか説明してくれ」


「昨日の夜、突然大きな魔力の歪みが起きて、優希(ゆうき)君が、飛ばされたんだ!僕は早めに気がついてなんとか戻って来れたけど、優希(ゆうき)君は戻って来れなくて・・・」


「飛ばされた?それは空間転移の類か?」


「いや、誰かに強制的に移動させられた、空間の事は詳しくないからわからないけど、パラレルワールドかもしれないし、空間的に繋がりはないのかもしれない」


「これは・・・少々厄介だな」


「見つけました」


「なに?本当か?」


「どうやら10年前に飛ばされた様です」


「行って見るか・・・よし、久しぶりにアレをするか!」


「アレって?」


「1度別の空間に移動しなくてはならない、そして、暗黒領域に行き、そこにある時空の歪みにはいる。」


「暗黒領域・・・」


「しかし、暗黒領域に行くためには、時空間の雫を手に入れる、つまり崩壊したあの世界に行く必要が・・・」


「まさか!」


「祐希、沙紀、覚悟はいいな?」


「大丈夫!」


「俺にはリアがいるからな。」


「言っておくが、お前は護らんぞ祐希」


「なん・・・だと?」


「よし!いくぞ!」



〜崩壊した世界〜



「酷いな、こりゃ」


「これが私達の居た世界なの?」


「・・・申しわけない」


「いえ、リアさんのせいじゃないよ、だから気を落とさないで」


「・・・すまない」


「そうだね、お兄ちゃんが悪いよね、なにせ私を放り出して世界まで壊すんだもんね?」


「なんで俺への言葉はフォローじゃなくて追撃なんだよ!?」


「ん?生存者か?」


〜side???〜


「やっぱり外はゾンビだらけだねー」


「シル、生存者がいたわよ。」


「お姉ちゃん、まだ決め付けるには早いよ?まずは肩か脚を狙って反応を・・・」


「麗乃、落ち着きなさい」


「あれはもしかしたら、山田兄妹じゃない?」


「あ!ほんとだ!あれ?紗季ちゃん2人いない?それに、他の人は?まあいいか、撃っちゃお」


「だから麗乃、落ち着きなさい」


〜sideヴァリア〜


「完全武装してて誰だか解んないな・・・」


「な、なんか銃口をこっちに向けてるけど?」


「なんか、コントみたいなことしてるぞ?」


「わっ!撃ってきた!」


「いや、慌てるな、後ろのゾンビだ。」


「むしろなんでリアさんはそんな落ち着いて居られるのさ?」


「それは、相手が堺原姉妹だからだ。」


「え!?リアさん解るの!?」


「ん?いや、ゴーグル取ってるしな」


「あ、ほんとだ」


〜side堺原〜


「やっぱり紗季ちゃん達だ!あれ?なんか警戒してる?」


「れーのん、多分顔が分からないから誰だか分かんないんだら?」


「なるほど!しるるん頭いいね!」


「おーい!悪魔のお姉ちゃーん!」


「馬鹿ね!そんな大声出したらゾンビが寄ってくるでしょ!」


「え?そうなの?私さっきここに来たばっかだから分かんなくて、ごめんね?」


「ほんと、貴女何者なのよ、只の生存者じゃないみたいだけど?」


「だから言ってんら?ウチは別の世界から来た精霊なんだってば!」


「はあ、なんでこんな電波な子を助けちゃったのかしら」


〜sideヴァリア〜


「なんでしるるんがリアさんのこと知ってるの?」


「悪魔と精霊は同一個体がいないからな、あれは私達の知ってるシルフィで間違いないだろう。」


「なんでこんな所に?」


「さあな?」


「さっきー会いたかったよぉ!!」


「なんでここにいるの?」


「んっとね!れーなっちと、れーのっちがこの世界に間違えて来ちゃって、あとから追いかけてきたら迷子になって、途方に暮れてたられーなっちじゃないれーなっちとれーのっちじゃないれーのっちが助けてくれたの!」


「間違えて来た?どうやって?」


「旧校舎になんか見覚えのないドアがあって、3人で調査してたの!でもでも、最後にウチが入ったらドアが消えちゃった!そしたらゾンビがうわああって!気付いたらひとりになってたの!」


「ふむ、となると、時空間の雫は学校内か」


「なんでわかるの?」


「多分シルフィ達が通ったドアはサモンズゲートだろう、このサモンズゲートが現れる半径700mに時空間の雫が産まれる。」


「それって・・・」


「ああ、タイミングが悪かったようだな、もう少し遅ければ元の世界で手に入っただろうが、まあ、堺原姉妹を見つけてからでも遅くは無いだろう」


「なになに?2人を探してくれるの!?」


「勿論だ。」


「ありかとう!悪魔のお姉ちゃん!」


「リアでいい」


「ありかとう!リア姉!」


「なに?知り合いなの?というより、なんで紗季がふたりもいるのよ?そしてあなた達兄妹はは今まで何処に隠れてたのよ?」


「麗奈さん、どこから説明すればいいのか分からないんだけど。」


続く


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ