第百話 I'll be back
皆様、投稿が遅れてしまいすいません、今、仕事が忙しく、なかなか続きが書けない状況になってます。申し訳ありません
ブロロロロロ!!
「あれ?今、すごいスピードで痛バイクが通り過ぎて・・・って!こっち来た!?」
「あ、あれは!あのゼファーは!」
「よう、探したぜ!」
「リーダー!!」
「え!?この痛バイクに似合わない体格のいい兄ちゃんが!?」
「すまねぇな、心配しただろ?」
「だっ、誰が心配なんかするんですか!もう!」
「さて、約束だ、覚えてるだろ?」
「当たり前です!」
「勝ったら、俺の彼女になってくれ!」
「いいですよ?その代わり、負けたらどうなるか、わかりますよね?」
「ああ、わかってる」
「それでは」
「行くか」
ブロンブロンブロロロン!!
ブルンブルルンブルルルルルル!!
「おおう、行っちまったよ」
「全く、世話が焼ける」
「あれ?グランディア?なんで校門の方から来たんだ?」
「ん?召喚されたからだが?」
「え?誰に?優希はもう契約してないはずだろ?」
「奴が契約者だからだ」
「奴って?」
「ディア君、まさか・・・」
「元々俺はリーダー、内田嬰児の使い魔だ」
「「えええ!」」
ブルルルルルル!!
「あ!帰ってきた!」
ブロロロロロロ!!
「ちくしょう!また負けた!」
「だから言いましたよね?リーダーはあたしに勝てないんですよ!」
「わかったよ、負けは負けだ、お前のこと諦めるさ」
「本当に馬鹿野郎ですね!リーダーは!なにもわかってないじゃないですか!!」
「な、なんだよ!?」
「まだあたしは勝った時の条件を言っていませんよ?」
「条件は?」
「深夜爆音部隊のリーダーになって貰います!」
「なんだよ、そんなこと」
「そして!」
「まだあるのか!?」
「リーダーは副リーダーであるあたしを、恋人として迎え入れてください!」
「日向、お前」
「駄目、ですか?」
「ったく、しゃあねぇなぁ、これだから頭の固い奴は」
「なっ!誰が頭固いんですか!!」
「言われなくても、そうするよ、俺は、高校にいた時から、風紀委員長のお前を追いかけてたんだからな」
「あ、あたしだって!深夜爆音部隊のリーダーをずっと追いかけてました!」
「あぁ、互いを互いに追いかけあってたんだな」
「ですね」
「ただいま、風紀委員長」
「おかえりなさい、リーダー」
第2章END