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【プロットタイプ】実力以上のもの

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

仕事ってのは、自分の能力以上の物が渡される。やりたくない仕事しか来ない。

これはとある有名な司会者のお言葉。


いや、本当にそう( '-' )

でもやれるだけ華なんだよ。

人の欲に際限が無いように、仕事にだって際限はない。ずっと平常運転で居られるはずもなく、追加で新しい指示を出される事はザラにある。

――いや、そこはやらなくて良い。

――〇〇も見て欲しくて。

――見れるとこは全て見て。

着実に仕事量は増えている。先代の人々が行った物と見比べては、もしかしたら、私の仕事は多く追加されているのかも知れない、と思った事は一度や二度ではない。

其れを期待されているべきと捉えるか。手を付けられるだけ有難いと思うか、其れは人によるべきところであろう。

何処かの誰かが言っていた。『仕事というのは必ず自分の実力以上のものが渡される』と。『楽な仕事なんて何処にもない』と。

分かっている。分かっているさ。能力で賄われる仕事が立て続けに来た際には、其れが潮時であると。


鏡花の方が自宅と会社の距離が離れているので、大抵鏡花の方が早く起きて身支度を始める。しかし今日は俺の方が早くに目が覚めた。鏡花の目覚めの五分前である。

特段珍しい事では無いが、目覚ましの設定の事を考えると様子を伺った方が良いと思い、部屋のドアを開ける。案の定、まだ眠っていた。しかし随分と明瞭な声で、寝言を放つ。

「え、此処って、こういう解釈じゃないんですか?」

「ずっとそうやって来たんですけど、分けなくては駄目ですかね?」

「出力した方が良いですか?」

どうやら仕事の夢を見ている様だ。かなり手こずっているようで、疑問を浮かべた低い声で、何度か質問を投げ掛けている。

声のトーンから分かる。あまり得意な仕事では無いのだろう。それこそ夢にまで見る程。

此奴も此奴で、様々な問題を抱えながら、仕事をしているのだろう。俺や読者が試練を与え続ける様に、必ず自分が熟せる以上のものと戦っている。

その様を見ることが出来ないのを残念に思いながら、時計を見る。もうすぐ鳴り響く時間だった。

――ピピピピ、ピピピビ、ピピピピ。

目覚ましの鳴き声を、瞬発的な動きで黙らせる。寝惚け眼のままに此方を見る。

「んえー、夢か。良かった」

「遅刻するぞ」

「分かってるよぉ。嫌な事からは逃げないよぉ」

という訳で

『え、最初から居ましたけど?』

みたいに我がモノ顔でデスクに鎮座する、『追加』された仕事と明日も戦います。


『最初から居ろ!! 大食いの隠しおかずみたく、後から出てくるな!! 米を捲ったら出てくるな!!』

とは私の叫びです。


やりたくない仕事しか来ないんですよ。

むしろ、やりたい仕事だけしか来なくなったら、キツイ言い方ですが、解雇間近です。

『貴方に期待してないから、適当なところで縁を切ろう』という意味なので。

だから能力以上の物が出て来るだけ華なんですよ。


でも宮沢賢治氏の料理店を浮かべました。

食われるのはどちらか。


んでもって本日の夢。

終わったと思ったら帰ってきました。〇ルトラマンみたく。あんまり得意じゃない仕事です。

でも明日も立ち向かいます。


あの場所にいたいと思うのは、嘘では無いので。


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