表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

警察官連続殺人事件

私のお祝いの日は、雨と決まっている。

 「お母さん、起こしてって頼んだじゃん。」

 「このままだと遅刻しちゃう」

こんな大事な日に限って、アラームがならない。最悪、また雨降ってる。今日は私にとって大事な日なのに。

 「何回も起こしたわよ。文句があるなら自分で起きなさい」

 「弁当、玄関置いとくわよ。」

藤井華恋は、行っていますと言いながら急いで家を出て行った。そんな娘の後ろ姿を見ながら手を振る母親。

 「あなた、私達の娘は今日から警視庁の捜査1係の刑事みたいですよ。あなた、空からあの子を見守ってくださいね」

警察庁、捜査1係、今日から私の勤務先。ここ最近起きてる事件、連続殺人の捜査で人手が欲しいと言われ警察庁からお声がかかった。元々は地方の警察所で勤務。私にとって最前線で刑事ができるのはとても嬉しいことだ。

 「今日からお世話になります」「藤井華恋です。よろしくお願い致します。」

 「よろしく。刑事課の係長、大瀬だ。」「そろそろチームのみんなも来ると思う。」

チームは大瀬係長含め4人。宮下、森、一ノ瀬、そして私。一ノ瀬は私の2個下の女の子。

 「藤井は今日から一ノ瀬と動いてもらうから」

「藤井先輩。宜しくお願い致します。」

一ノ瀬舞子は、警視総監の孫娘らしく、上からの指示も熱く、私的にはとてもやりにくい子であった。

私は早速一ノ瀬を連れて現場の近くに聞き込みを始めた。

「先輩、中々手掛かりがありませんね」

「まだ始まってすぐだからそんなに簡単に見つかったら、世の中に警察はいらないは。」

「とりあえず、近くの建物の監視カメラ一件一件見て回ろう」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ