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幼馴染パーティからクビにされた調味料、最強を目指す。  作者: 塩の魔人
減塩された冒険者
9/11

【第9話】癖が強いパートナー

『ちょっと、あたし1人じゃ力不足って言うのかい!?」

「いいえ、決してそういうわけでは…」

料理冒険者ギルドの受付で、セサミは声を荒げていた。

「このクエストはソロでは受け付けていないんです。どなたかと臨時でもパーティを組んで頂ければ…」

「ちっ…なんだいそりゃ。あたしはソロの方が気が楽でいいんだけどね。まあいいや。ねぇー?誰か私とパーティ組まない??」

(セサミはちょっとな)

(あいつ癖が強いからな)

(自己主張が強めだし…パーティ組む奴いるのか)

「なんだい、あんたらコソコソと。言いたい事があるならはっきり言いなっ!あんたらが私の実力を活かせないだけじゃないのかい!?もう、誰でもいいから私と組める奴は居ないのかい?」

「それでしたらシオンさんなんかいかがでしょう。現在ソロですし、あまり他の人に干渉するタイプでも無いですし。」

「シオンだ?あのサシスセソをクビになったっていう?大丈夫かい?」

「最近ソロでも実績を挙げておられますし、サポートも得意な方ですから。」

「わかったよ、 そいつに話通しといてくれよ」


数日後


「えーっと、シオンです…」

「あたしはセサミ。油属性だ。あんたとは臨時でパーティを組んでもらいたい。報酬は山分けだ。」

「で、どんなクエストを…?」

「ああ。街の北の草原地帯に出るグレートホーンの素材回収だよ。あいつの肉は高く売れるんだ。だがまだこのクエストにはおまけがあってね。このクエストの発注者である美食家が生肝を欲しがってるんだ。」

「え?グレートホーンの生肝って、最近御禁制になった?」

「大きな声を出すんじゃないよ。あくまで私たちは食材を渡すだけさ。依頼者がどうやって食べるかまでは知りようがないことさ。」

「なんかグレーな依頼ですね…」

「グレートホーンだけにね」

「セサミさん、滑ってますよ。」

「あんた、優しさが足りないって言われない?」


続々増える新キャラ。これでいいのか?これでいいのだ。小説のジャンル、よくわかって無かったのでローファンタジーにしてましたが、最近ローとハイの違いを調べてハイファンタジーに修正しました。

いい加減な感じのファンタジーなのでなんとなくローを選んでいたという。

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