【第2話】シオン、塩対応される
「やあシオン、メンツ=ユだ。皆私のことを【万能】と呼ぶけど、正直迷惑なんだけどね。まあ、君も昔は【万能】と呼ばれてたようだけど。」
「ふん、シオンが万能だ?そんなもん癖が無いだけだ。こいつだけじゃ物足りないんだよ。と言うことでシオン、お前にはパーティを抜けてもらう。まあ、お前も【万能】だったら1人でもやっていけるだろw ビネガー、ミッソお前らもいいよな?」
「まあ、リーダーが言うならね…正直私はシオンとあまり連携してないし。」
「俺もまあ、シオンと属性が被ってるしな…。俺も減塩には取り組んでるけど、塩そのものが居たんじゃな…シオンが抜けるのが国の方針にも合ってるんじゃないか」
「みんな…僕だってパーティのために頑張ってきたんだよ?メンツ=ユくんはショウやシュガー、ビネガーとも属性被りしてるじゃ無いか!」
呆れた顔でショウ=ユは言った
「いいか、メンツは塩味、甘味、旨味、酸味の四属性持ちだ。こいつがいれば大体の場面でサポートできるし、単騎でも戦える。お前の仕事とはレベルが違うんだよ!」
「ショウ、まあまあ。僕は本来はソロでやってたんだけど、周りが才能を放って置いてくれなくてね…」
「…わかったよ…僕が抜けたら良いんだろ…でももし僕が必要になったら…」
「そんなことは天地がひっくり返っても無いね。まあ、今まで中間だったんだ。これはお前の退職金だ。後は好きにしな!」
こうして冒険者シオンは1人になった。
設定ガバガバのまま続きます。