表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/18

死が汝らを分かつまで

全体を通して全員がダイス失敗してしまった場合、超える力が発動して全員が閃きます


あなた達は依頼人がいる、墓守の小屋までやってきました




騒音はよく聞こえるのか?


依頼人

「そうだ!そうだとも!毎晩だ!墓地の隣に住んでるから、大きな声ではっきり聞こえる。まるで耳元で大騒ぎされているようだ」


「『ぎゃあああ! うわあああ! きゃあああ!』それからバーン!ドカンまるで熊が食器棚に頭から突っ込んで暴れてるみたいな騒ぎだ」




犠牲者はいるのか?姿を消したものは?ただうるさいだけか?


「ありがたいことに、危害を加えられたものはいない。なぜだ?怪物だと思うのか?」






現在夕方、夜中頃に向かえば確かに音が聞こえます。更に場所を特定するには聞き耳する体で300以上のダイス




成功者は地下から聞こえることに気が付きます。しかし、いざ地下墓地に入るとその騒音は何も聞こえなくなりました。




君達は音が聞こえた場所に成功者の案内に従っていくと、途中で二人のスコップやツルハシ等を持ったヒューランと出会います


彼らは「見られたら生かしちゃおけねえ!安心しろ!墓標はすぐに立つ!」

勿論勝ちますが、ダイスを振って出た数値を/10します。それが戦闘後のあなたの現在HPの%です

HP残量に対するリアクションをお願いします。低かったら苦戦した反応を、高かったら楽勝だったという反応という具合です

他のヒカセンや前衛や後衛のジョブを顧みて判断するのもイイでしょう!

活かして神勇隊に差し出すか、その場で処すかの判断は任せます。正当防衛です



ここであることに気がつくかどうか、ダイス300以上で判定

しかし、墓荒らしが周囲に聞こえるほど大きな音を立てるだろうか? それに成功者には音の出処が違うとはっきりわかります


失敗した場合、依頼人にもそのように説明するが、後程解決してないと冒険者ギルドに苦情が入った

ので、報酬はなし




改めて成功者に案内されるとある一室の墓室に辿り着きます。PLのイメージしやすい例えで言うと磯野家の居間4つ分の広さですね


備えられていたであろう食器や花瓶等が辺りに散らばっています。何かしら争いがあったのは確かなようです。詳しく調べるならば探索する体でダイス出目500以上




出入り口から見て右の棺に「マリア = マレンツィオ。ここに眠る」女性ですね

反対側の棺に「ジャン = マレンツィオ。誕生日に死す」こちらは男性ですね

ダイス700以上でいつ埋葬されたか教えます 埋葬品を調べるなら鑑定をする体でダイス300以上


二人共も最近ですね 材質は黄金でできていますね。君達はこれらの情報から泥棒が荒らしたわけではないと結論づけます




ヒカセンが部屋を出た場合


また聞こえました。音の出処は例の部屋ですね。聞き耳の体でダイス300以上どうぞ



隠れていれば何か起こるか確かめられるかもと、皆さんは隠れます ただし、500以上じゃないと上手く隠れれませんでした

直後ゴースト二人が出てきますが、300以上ではない場合、ヒカセンは驚いて声を出したり、体を壁にぶつけてしまいます


マリア「一日中ゴロゴロして、ギャンブルで遊んでばっかり!最低!ふん!」声はおばさんですね


ジャン「それがどうした!朝から晩までノフィカの神殿に突っ立ってブツブツ祈ってるより百倍マシだ!」こちらはハゲのおじさんです


マリア「恩知らず!貴方の為に祈ってたのに!賭け事の泥沼から抜けられますようにって!」


ジャン「そいつは流石だ!どうせ他のことまで神にたっぷり聞かせたんだろう!それとお前ら!そこで何してるんだ!?夫婦の話を盗み聞きするな!」二人共ゴーストですね




何を揉めてるんだ?


ジャン「消えろ!お前らには関係ない!」マリア「お名前も知らないけれど、助けてくださらない?こんな罰当たりと永遠に一緒にいるなんて嫌!墓所からこの人を追い出して!」


ジャン「ここは俺の墓だぞ!このうるさい女房は死んでまで説教で俺を苦しめる!永遠に続く小言、これこそ地獄だ!」


マリア「恋に浮かされて結婚してしまったけど、旦那は賭け事の奴隷で、自分の子供まで賭ける程のめり込んでるの!」旦那の方を指差し批難しつつ話してくれます


ジャン「一度だけ、冗談でだ!何度も説明しただろ!それに我が家の金をノフィカの像に注ぎ込んだのはどこの誰だ!」


マリア「信仰の為よ!始祖神の象徴があれば、この不信心と博打に塗れたあなたも変われると思ってた!それが全部詐欺だなんて思わないでしょ?」


ジャン「俺が何回も怪しいと言ったのにか!?ふざけるな!」




正式にはどっちの墓?


ジャン「俺のだ。我が家代々の墓だ」マリア「でも債権者から、ここを買い戻せたのは私の持参金のおかげでしょ?」




ここでとあるアイデアが浮かぶかどうか、ダイスを振っていただきます 300以上です!

どちらかの遺骨を運び出せば二人は死後も顔を合わせずに済むとわかります。どちらを運び出しますか?




マリア「そうよ!ジャンを連れて行って!そうしてくれれば、この人のへそくりの場所を教えるわ」どちらにせよ報酬は増減しないのでどちらか好きな方をお選びください


ジャン「なんで知ってるんだ!」

マリア「あなたの考えることなんてお見通しよ!!」

ジャン「ふん、それなら俺もそれを報酬にしてやろう。どちらにせよ、それくらいしかないからな」


ジャンを運び出す


ジャン「あの聖人ぶったやつの言うことを聞くのか・・・まあいい。だがせめて安置場所の希望はさせてくれ。親切だと思って、この地下墓地の更に奥の方にある賭博愛好会の墓所にな」


ジャン「会員じゃなかったが、心から入会したかった・・・死んでからなら、仲間に入っても文句は言われんだろう」場所は迷うことなくたどり着けます




遺骨が部屋を出る直前、ジャンのゴーストはマリアの棺をチラッと見てから煙となって消えます



置いてきてからマリアに伝えると


マリア「ありがとう。感謝するわ。へそくりは私達の家だったところよ」場所は宣言すればすぐいけます


マリア「・・・ジャンはどこへ行ったの?確かに賭け事のことしか頭にない人だったけど、永遠の眠りの場所はドブやトイレじゃないほうが良いわ」内容を聞くと「そう・・・」若干俯いて



マリアを運び出す


マリア「待って!どうしてもというなら、お願い、せめて少しでもいい場所に連れて行って」


どこが良いか

「母の墓所まで連れて行ってもらいたいわ・・・古い墓地にあるの。街の壁の外側よ。そこの植物は何か他と違って、特別な感じのする素敵な場所なの」

「栗の木の下に母の名前のミシェルが刻まれているわ。あのろくでなしと結婚する前、反対していた母の言うことを聞いておけば・・・」がっくりとうなだれる


ジャン「・・・ああ、やっと静かになった」

遺骨が入った壺が部屋を出る直前、ジャンのゴーストはマリアの方をチラッと見てから煙となって消えます


遺骨しっかり埋葬した君達はジャンの元に戻りますが、しらばっくれて出てきません。何らかの方法で、姿を現せる必要があるでしょう

ダイス300以上で遺骨が入った壺を危害を加えようとすれば、すぐに出てくると思いつきます


ジャン「頼む!やめてくれ!言う!言うから!へそくりは俺達の家だったところだ!」土下座で謝ります


ジャン「ただ女房が既に使ってるかもしれん。そうだった場合は、俺が賭け金の代わりに受け取るはずだった武器を受け取ってくれ。鍛冶屋のトレンからだ。美しい業物だし、あんたらみたいな冒険者には丁度いいだろ?俺の使いだと言えば良い」鍛冶屋の場所はすぐに分かります


死者の使いだということになるが


ジャン「しまった、それはまずいな・・・そうだ!トレンは賭け事がやめられなくて、かみさんに責められて、幻術か何かで、治ったことになっている」

ジャン「旦那はもう賭け事に触ってないと頭からかみさんは信じてるんだ。もしまだ奴が賭け事をやってるとバレたら修羅場になるぞ」


君達が墓所を出ると安心したようにジャンは煙になって消える。トレンは後頭部だけ毛が残っているハゲのおじさんです


ジャンの武器を受け取りに来た


トレン「おいおい、変な冗談を言うじゃねえか。あいつはもう借金取りに殺されただろ?お前らはなんだ?ルイスからは何も聞いてないぞ」


奥さんを大事にしろよ


トレン「・・・・・・クソッタレ!ったく、ルイスの野郎がくたばったから、まだ暖炉の上に飾って置けると思ったのに・・・そういうことなら仕方ないな」

トレン「だが、俺にも取り戻すチャンスをくれ。ダイスで出目が大きいほうが勝つという賭けをしたい」


奥さんは良いのか?


トレン「俺の家では俺が法律だ。女房に口出しはさせねえ。ま、今は妹の誕生日でそっちの家に泊まりに行ってるからな。それでやるのか?」

ちなみにダイス700以上で、強がりだと見抜けます


勝った場合「チクショウ・・・」

負けた場合「このスリルがやめられねえ・・・!」



解決したと伝える


依頼人


「おお、ありがとう!これでまた自分のベッドで眠れる!墓地は結局どうなってたんだ?やっぱり怪物だったか?」


「そうなのか?そんなことで、串刺しにされたイタチみたいな声で叫ぶとはな。つまらんことに手を煩わせてすまない。これはお礼だ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ