ホワイトデーの憂鬱(200文字小説)
珍しく息子に相談された。
「なあ、おやじ。女の子はホワイトデーのお返しにどんなものを期待しているんだろう?」
「別に何でもいいんじゃないか? 気持ちの問題だろう」
「とは言っても、俺が焼いた手作りクッキーを期待していると思う?」
「…。ないかな」
「そうだろう。やっぱりアクセサリーとかだよな」
「それなら間違いないだろう」
「金掛るなあ…」
「仕方ないだろう。貰ったんだから」
「カンパしてよ」
「結局、そうなるんだな」
珍しく息子に相談された。
「なあ、おやじ。女の子はホワイトデーのお返しにどんなものを期待しているんだろう?」
「別に何でもいいんじゃないか? 気持ちの問題だろう」
「とは言っても、俺が焼いた手作りクッキーを期待していると思う?」
「…。ないかな」
「そうだろう。やっぱりアクセサリーとかだよな」
「それなら間違いないだろう」
「金掛るなあ…」
「仕方ないだろう。貰ったんだから」
「カンパしてよ」
「結局、そうなるんだな」
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