神様の騎士

―――むかしむかしあるところに、わるい神様がおさめるくにがありました。
わるい神様をたおすために、竜の神様と大樹の子供と、十人の騎士たちがたちあがりました。


王女のフィーネは17にして騎士団長·アルルカンを6年務め続けている、過去最強の道化騎士。
先輩、後輩、臣下に家族、たくさんの人を助け、助けられ、守るために日々戦い続けている。

そんな彼女が出会ったのは、ひとりの不思議な少年だった。

ルフテルナードを中心に、世界を巻き込み『わるい神様』との戦いを終わらせるためにフィーネたちは奔走する。
はたして未来は、過去は、どうなるのか…？