Chapter9 【魔術補足】 合成属性の相性
「合成術は6属性の組み合わせの数以上に存在する。
さっきはそういった。
けど。
実は、この表現には少し問題がある」
「どゆこと?」
「相性の悪い属性の組み合わせがあるの。
例えば、魔導術と光術は相性が悪い。
魔導術が光を拡散させてしまって、光のエネルギーを分散させてしまうらしい。
あとは、炎×封魔、光×風、魔導×風もあまり相性が良くない。
ただしこれは、コア同士を合成する『合成術』の場合。
異属性コアを合成せず、単に同時発動する『混合術』の場合は問題ない」
「なるほどなー」
「逆に、相性の良い属性もあって、これらには特別な名称が付けられている。
列挙すると・・・
炎×風 = バーストストーム
炎×光×雷 = ブラスト
魔導×炎 = フラン
魔導×雷 = グラヴィティ」
「ふんふん」
「あと、光・雷・封魔はどの組み合わせも相性がいい
光×封魔 = セイント
光×雷 = スター
雷×封魔 = プラズマ
光×雷×封魔 = イレイズ」
「雷が得意な私は、この辺りの組み合わせが重要になりそうだね」
「ちなみに、光、雷、封魔は下3属性、天使側3属性、
魔導、炎、風は上3属性、悪魔側3属性という。
6属性を図示する場合に、上から順に、魔導が上、炎が左上、風が右上、
光が左下、雷が右下、封魔が下に配置され、六角形・六芒星を描くのが一般的」
「天使側が下って、違和感あるね」
「私みたいな、魔法を科学しようと考える魔術師は、魔導術こそ6属性の代表、と考えている。
『魔導』という言葉が、『魔術に関する学問』を意味したりもする。
だから、魔導術を一番上に持ってくるの」
「ノムって元々、魔術師じゃなくって、聖職者だよね。
じゃあ、封魔術を上に持ってくるべきなんじゃない?」
「ちなみに4属性以上の合成は推奨されていない」
「話、逸らされたし!」
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