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魔物図鑑

作者: じゅ~ん

この文章は魔物の生態や習性等を記述する図鑑である

魔物の特性については不明な点も多くこちらで記述したものに当てはまらない場合も多いが、多くの魔物にみられる点について積極的に記述していこうと思う



1 出産方法

 魔物のが生まれてくる手段については大きく言って3通りの方法があるといわれている。

 

(1) 生殖による方法 

 オスの魔物とメスの魔物が生殖活動を行い体内に子を宿し出産して子孫を増やす方法。

 もっとも一般的と呼べる方法で、特に動物系の魔物のほとんどはこの方法で子孫の繁栄を行っている。ついでに後述すると人間もこの方法で子孫を増やす。

 この方法は生まれた瞬間は幼体と呼ばれる小さく弱い状態で生まれるため、生まれた瞬間は全く戦力にならない場合がほとんどであり、種族によって差はあるが時間をかけて体を大きくして戦えるように成長していく。

 成長の過程で親となった母体より能力が高く成長していく場合が多く、長く生きている種族は知能も高く力も強いものとなることが多い。中には環境によって成長ともに体を変化させていった種族もあり、この変化を進化という。

 この進化を意図的に行う生殖方法を配合と呼んでおり、人間が魔物を変化させて家畜や労働力として用いる際にこの方法をよくとる。


(2) 合成、生成による方法

 魔力と特定の物質を集めて合成、生成、あるいは召喚することで生み出す方法

 人間や魔物によって意図的に生み出される場合がほとんどだが、まれに強力な魔力が高まった状態で自然発生する場合もある。

 生まれた時点である程度強さが決まってしまうため成長するといったことがほとんどない。言い換えれば生まれた段階で戦闘力を持っているため即戦力になることが多い。さらなる力を得る場合は装備品等で自分の力を補う必要があるか、後述する転生といった方法をとるしかない。

 知能や体力などの強さは合成主や召喚主の強さに大きく左右されるものであり、非常に強い力を持った合成主によって作られた場合非常に強力な魔物となる。

 自然発生の場合もほぼ同様であり、生まれた環境で強さが決まる。

 無機質的な魔物に多く、意志や感情を持たない魔物が多い。また意図的な目的で作られた魔物が多いので能力が極端な魔物が多い。


(3) 転生による方法

 生物が別の生物に生まれ変わる際に用いる方法

 3つの中では最も数が少ない方法

 合成、生成と同じで人間や魔物によって意図的に行われる場合がほとんどだが、まれに自然発生する場合もある。しかし、合成や転生と違いこの方法を行うにはかなりの上級魔法と魔力も用いる必要がある。

 たいていの場合は生物がより強い生物になろうとする場合や、生物を洗脳し自らの支配下に置く場合に使用される。しかしまれに人間にあこがれた魔物が自分の力をすべて捨て去り、人間になろうとする場合もある。

 自然発生の場合は自身の力に体がついていけなくなった場合や、強い思念を持った場合に発生する可能性がある。たいていの場合は今の種族より上位の生物になる場合がほとんどだが、まれにまったく別のものに変化する場合もある。


 以上が魔物の出産方法だがもう一つ例外的なものがある

・不明

 名前の通りどのように生まれたか、発生したのか一切不明な方法

 神や神に近い存在、魔王、そもそも存在そのものが伝説であったり、概念的なものなどがここに分類させる。実は一番最初に生まれた人間もここに分類されている。

 数が極端に少なく、そのすべてが非常に強力な力を持っている。

 この世界や時空を作った存在であったり、この世界を終わらせる存在であるとも言われているが実際のところはよくわかっていない。




2 種族

 魔物はその種族が様々なものに分類される。中には特徴を複数持っている魔物もいる。莫大な種類があり、新たに発見される場合もあるため、随時記述し続けるものとする


(1) 悪魔系

 知能と魔力が高く、暗黒魔術を巧みに操る系統で総合的な戦闘力が非常に高い。

魔物としての地位が高いものも多く、下級の魔物を統率してまとめあげていることが多い。

 獣的な見た目や骸骨のような見た目など外見は様々で、中には人間に容姿が似ている魔物もいるが関係は詳しくはわかってない。

 代表的な魔物 デーモン ヴァンパイア サキュバス


(2) 動物系

 知能も力も低いが数が多く繁殖力と環境に適応する能力が非常に高い。

常に闘争本能のままに動いているが、逆に言えば思考が単純で利用しやすい。中には人間に家畜や労働力として養われている者もいる。

魔物としての地位が低い魔物がほとんどだが、成長の過程によっては無限大に強くなる可能性を秘めた個体も存在する。

 代表的な魔物 ハーピィ ケンタウロス オーク ラミア

 

(3) 植物系

  大地に根付き成長する系統で知能も力も低いものがほとんどだが、どの生命体にも見られない毒物や薬材等を作り出す性質を持っている場合が多い。

繁殖力も非常に高くその種類と数はとても多い。

魔物としての地位は動物と同じくらい低いが、その能力によっては特別な待遇を与えられるのものもいる。

 代表的な魔物 アルラウネ ドリアード マンドラゴラ 


(4) 金属系

 そのほぼすべてが人間や魔物に戦闘力や労働力欲しさで意図的に作られた魔物となっている。

 自分の意思がないものや能力が極端なものが多い。成長ということをしないため生まれた時点である程度の強さが決まってしまう個体がほとんどとなっている。

作られた存在である場合、魔物としての地位が与えられていない。しかし作り主が上位の魔物である場合はその限りではない。

 代表的な魔物 オートマトン ドール ゴーレム


(5) 竜属系

魔物の花方とも言える強力な力と知名度と素晴らしい容姿を持った系統で、知能や魔力や身体能力と言ったものが全体的に高水準となっている。

魔物としての地位も上位の者がおおく、伝説の神々や魔物が竜属の姿をしているのも珍しくない。

誇り高き種族であるためか、その数はあまり多くない。

代表的な魔物 ドラゴン ワイバーン 龍神


(6) 水中系

水中や水辺で生活をする系統で陸上の魔物以上に多種多様に別れている。未知なる者や新参の者が一番多く、新たな魔物の発見報告が後を絶たない。

知能も身体能力も魔力も個体によって様々、生活環境も生活方法も同種族でも違うとこがあるなどひとまとめにするのが難しい。

共通した特徴として体が鱗で覆われているものや常に湿っている者がほとんどで、弱点が乾燥や高温な環境となっている。

代表的な種族 マーメイド フィッシュ セイレーン


(7) 不形系

その体が炎や氷や雷等の自然現象や、水や砂等の自然の物質等で出来ており、体の形が一定でなく常に流動している系統で魔物の中でも異質な部類となっている。

強い力を持った人間や魔物が作り出す場合もあるが、一番多いのは特殊な地形に魔力が溜まったことで自然発生する場合となっている。

力や生命力は弱い、しかし魔力がとても高く強力な魔術攻撃を得意としているため危険視されている。

一部の妖精や精霊もこの系統に属している。

代表的な魔物 フレイム スライム フェアリー


(8) 天使系

魔王ではなく神々に使え、美しき姿を持ち、強力無二な聖なる力や魔術を操る系統

他の系統の魔物とは対立しており聖なる鉄槌を下すという名目の下で一方的な制裁を加えている。

特に暗黒魔術を扱う悪魔系統の魔物とは激しく対立し、小規模な戦争となることもよくある。

人間にも信仰されている者もいるが、天使系統は人間の味方と言うわけではない。神々からの命令があれば聖なる鉄槌を下すことも迷わないだろう。

代表的な魔物 エンジェル ヴァルキリー キューピッド




3 魔王

1万年前から突如現れた数多くの魔物の頂点にたつ最強の魔物

魔王によって得意だった魔術や戦闘能力は違うが、どの魔物よりも知能が高く魔物を従わせるだけのカリスマ性を持ち合わせている、という点は共通している。

10万年以上もの間、闘争本能のままに無意味な争いを繰り返し続けるだけだった魔物に知性を与え、魔物達を統率し魔界を統一した。

魔王を勤めた期間は魔王によって違うが長い魔物では1000年以上勤めている魔王もいる。逆に魔王となってすぐに討伐や下克上に合って極端に期間の短い魔王もいる。人間との戦争を始めてからはそれが特に顕著となっている。

10代目魔王の時に人間の世界に進出し、そこから人間と終わることの無い戦争を続けている。

現在で魔王は16代目となっている。




 今後、判明したことがあり次第、早急に記述するものとする。

 






      

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