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恋紬のフィラメント  作者: 如月雨水
絡まる綾糸
19/42

これは何ですか? 3

誤字脱字を見つけ次第、直します。

「それじゃあ、僕はお昼ご飯を買ってくるから二人は待っててくださいね」

語尾にハートがつきそうなほど、明るい口調で告げた香坂先輩に私はすかさず待ったをかけた。

「私も行きます、柏木と二人っきりにしないで!」

「照れない、照れない」

「全力で嫌がってることに気づいて!」

「柏木くんと一緒に、保健室で留守番をしててくださいね」

まともに取り合ってくれないどころか、有無を言わせぬ迫力だよ・・・っ。

けれどここで諦めたらいけない。だって今、この場に江藤先生がいないから、保健室には柏木と私の二人だけになってしまう。それだけは断固阻止! 気まずさ全開だよ!

・・・いや、それよりも先に解決すべき疑問があった。

「何でこの体勢にしたんですか、苛めですか、嫌がらせですかっ!?」

「柏木くんへ、西城さんが贈る、助けてくれたお礼の抱っこですよ?」

「何でっ!?」

現在の私の居場所。

柏木の膝の上に横向きに座っています。・・・逃げられないように、がっちりと肩を掴まれ、柏木の胸板に耳を寄せるような体勢です。恥ずかしい。柏木の心音が聞こえて、物凄く居心地が悪い。けど、爆発しそうな私の心臓と逆に、落ち着いている鼓動に泣きたくなった。恥ずかしい。

逃げようと柏木の身体を押しているのに、びくともしない。逆に腰にまで腕が回って、密着度が上がってしまった。恥ずかしい。死ねる。

いや、本当勘弁してください。

羞恥で死んじゃうから・・・っ。

穴を掘って一生、出てきたくないほどに恥ずかしい。うう・・・湯気が出るほどに顔が熱くて、冷水を頭にぶっかけたくて仕方がないよ。

「西城さん、柏木くんにお礼を言ってませんでしたからてっきり、行動で示すのかと。でもなかなか、何もしないので気をきかせたつもりだったんですけど」

「申し訳なさそうな声のわりに、声が笑ってるんですけど!」

「おっと、それは失礼。でも・・・ほら、柏木くんもご満悦。お礼はやはり、本人が喜ぶものがいいんですね」

「だからって何でコレ?! 罰ゲームですか!」

「罰ゲームとは酷いですね。・・・柏木くんが喜ぶお礼を選択しただけですよ、僕は」

にこにこと笑う香坂先輩が財布を片手に、保健室を出て行く。

ああ、ちょっと待ってっ! 笑顔で扉を閉めて行かないでー!!

・・・無情なり。

(し、静かだなー)

香坂先輩がいなくなって、保健室が静まり返った。

おかしいな。ここは普段、仮病の生徒やら胃痛持ちの司書やらの姿が多々、目撃される場所なのに。どうして今、この時間帯に、彼らはいないんだ。この世に神はいないのかっ。・・・は、大げさか。

「・・・あの、柏木」

柏木を見れば、幸せそうな顔で私を見下ろしている。

見なきゃよかった。

激しく後悔する私の頬に、猫が擦り寄る様に柏木が頬を寄せた。と思ったら、頬にキスされ、流れるように鼻の頭、右眼、額と唇を落とされる。唐突なことに反応が遅れたが、柏木の口を両手で塞いで遠ざけるように力を入れた。

離れろ、馬鹿。変態!

(恋人じゃない人間にするな!)

睨みつければ、不満そうな眼を柏木から向けられた。

「いきなり何だ」

「っ!」

て、掌に柏木の唇があたって変な感じがする・・・。

ぞわっとした、悪寒に似た何かを背中に感じて慌てて柏木から両手を放してしまった。

「へ、変なこと、しないでよ」

「変なことって?」

「ニヤニヤ笑うな! ・・・キ、キキキキキスのことよ!」

「別に変なことじゃないだろ? 愛情表現だよ、愛情表現」

柏木が私の髪を指に絡め、口元に持って行く。何をするのか解ったのに、私は動けず一挙一動を見つめてしまった。

「これぐらい慣れてもらわないと」

眼を伏せ、柏木が髪に口付ける。

「これから先、困るのは冬歌だぜ?」

恐怖か、困惑か、はたまた別の何かか。

理由は定かではないが、喉が鳴った。

「なぁ・・・冬歌」

情欲を孕んだ双眸に射抜かれて、私は指先一つ満足に動かせなくなってしまった。年不相応の色気を放ち、肉食獣を連想するように唇を舐めた柏木に、どうしてだか背筋が震えてしまう。

腰を抱く手が、自然な動作で私の太腿を撫でる。また、身体が震えた。

肩を掴む手に力が加わって、柏木の顔が近づいて来た。熱を宿した双眸が私を映しだし、それがどうしようもなく恐怖を抱かせる。

「か、しわぎ・・・っ」

「黙って」

顔が近づいて、距離がゼロにな・・・って、駄目でしょう私!

「・・・おい」

「私、悪くない!」

力いっぱいに柏木の首を右に動かして、変な音がしたけど私は悪くない。悪いのは柏木であって、私じゃないんだからね!

(お、驚いたぁぁぁー・・・。まさか、まさか流れに任せようとするなんて)

唇を許しかけたなんて、そんな・・・信じたくない。右手で口元を隠して、私は項垂れた。

ううう・・・落ち着け、冷静になるんだ。私は柏木を好きじゃない。好意を向けていない。異性として見てない。家族として柏木を好いてはいるけど、それ以外の何も情を向けないんだからね!

・・・・・・何か、言い訳みたい。

肩で大きく息を吸い込んで、吐きだした。ああでも、落ち着きは取り戻せたからいっか。失笑していたら、空いている手を柏木にとられた。

今度は何をするつもりなんだろう・・・。警戒しながら柏木を見れば、拗ねた顔をしているから瞬いた。と言うより、困惑した顔?

あ、指が絡められた。

・・・腕を持ち上げて何? 

え、本当に何?

じっと指を見て、何をしたいの? てか、何をしようとしているの?

「悪い」

指先に唇が落とされ、舐められた。

・・・・・・・・・・・・え?

「ちゃんと制御出来てるはずなのに、本能に流された」

「・・・は?」

「欲を優先して、嫌われたら意味ないのに」

「あの、柏木・・・?」

「あーでも、そろそろ我慢の限界だしなー」

「ちょっ! 腰を撫でるな!」

「さっき、太腿撫でても何も言わなかったんだし、良いだろう別に」

「よくない!」

何を考えているんだこの男は!

しおらしいと思えば、いつも通りに戻るし。セクハラするし! ああもう、畜生! 腰を撫でる手を掴みながら、私は柏木を睨んだ。

「絶対、何があっても本気で縁を切ってやる!」

「幼馴染の縁なら、喜んで。それで、恋人と言う縁を繋ごうか」

「ふざけないでよ!」

とりあえず、全力で柏木を殴った。








その日の放課後。

屋上で部活動に励む声を聞きながら、私は呆然としていた。何せ転校生こと、藍染姫花が私の前に仁王立ちしているのだから。

――とは言ったが、正確には私を庇うように背を向けて立っている。

正真正銘、私と向き合う形で立っているのは名も知らぬ同級生二人と先輩一人。いや、うち一人は名前を知っているから知らないのは同級生の二人だけ。

・・・や、それはともかくとして。

(これはいったい、どう言う状況?)

青白いを通り越して紫な顔色をした同級生二人と、恐怖に身体を震わせて涙を流す先輩。それらを修羅でも召喚したような笑顔で、ただ無言で眺める転校生。

うん、解りたくない状況だ。

(授業が終わるなり、いきなり『ついて来て』って拒否権なく連れてこられたけど・・・。これは間違いなく、あれだよね。私を突き落とした犯人との面会だよね)

昼休みから姿を見ないと思ったら、犯人を探してたんだ。

そして見つけたんだ。凄い執念と行動力。思わず拍手をしてしまった。心の中でだけど。

ところで・・・転校生は、同級生二人に何をしたんだろう?

名も知らぬ同級生二人は転校生が指一つ動かすだけで、大げさなほどに身体を震わせている。何をそんなに怖がっているのか判らないけど、どっかで見たような光景だ。

(あ・・・柏木か)

そう言えば柏木を敵に回した人間もよく、こんな行動をしてたっけ。

ガクブルと身体を震わせたり、謝罪の言葉を延々と呟いたり、何故か土下座したり、泣きだして逃走をはかったり・・・。後者の二つは、人がいない場所でよく見かけたなー。

そっと顔ごと視線を横に動かして、空を見る。

あ、誰かがホームランを打ったみたい。ここまで見えるなんて、よほど飛んだんだろうな。上に。

「さて、時間は有限だ。だから、無駄な時を過ごさないように手早く終わらせようか」

・・・あれ?

気のせいでないなら口調、違いませんか?

逸らした視線を転校生に向ければ、同級生二人が石のように固まっている。脂汗を流しながら、身体を震わせずに微動だしないなんて凄いわー。心底、どうでもいいけど。

広野(ひろの)明美(あけみ)さんと大垣(おおがき)れいこさんはどうして、西城さんを突き落としたのかな?」

声音は優しいのに、纏う空気が凍てつくように冷たい。そしてたぶん、口元に笑みを浮かべながらも、まったく笑わず、見下すような双眸をしているはずだ。

・・・転校生が、柏木と似た人間なら。

(確かめる勇気はないけど)

名を呼ばれぬ先輩が視線で「助けて」と言うが、無理。首を横に振れば、絶望したと言わんばかりに顔を白くさせた。

そんな大げさな。

「階段って言う危険な場所で行動を起こしたってことは、西城さんに恨みでもあったのかな。それとも――――殺すつもりだった?」

「っそんなこと!」

「じゃあなんで、階段で事を起こした」

「それ・・・は、そこにあの女がいたから」

勝気な瞳をしたショートカットの、眼鏡をかけた同級生が私を睨む。

「だから警告をかねてやったのよ! あんな女が柏木様の幼馴染と言うだけで身分不相応でおこがましいのに、恋人なんてそんなこと、ありえていいはずがないから!」

・・・成程、柏木の信者か。

多少は抱いていた同情が、泡のように消えた。別の感情が浮かぶこともなく、ただ無関心だけで眼鏡の同級生を見た。

ああ――――くだらない。

こんな面倒事が起こるなら、さっさと、何があっても、意志を変えずに、迷わずに、柏木と縁を切っておけばよかった。切実に、そう思う。

「広野明美・・・それは、お前が決めることじゃねぇよ」

(へ?)

今、転校生の声がものすごぉぉぉぉく、低かったような・・・。

「まったく、嫌になるね」

あ、戻った。

「たかだかその程度で、殺人未遂を起こすなんて。嫉妬は怖い、怖い」

「殺人・・・っ。ふ、ふざけないでよ! 私、人殺しなんて何も」

「しようとしたよね? 西城さんを階段から突き落としたくせに、否定するなよ」

「・・・ぅああ」

転校生の迫力に負けたのか、それとも今更ながら恐怖したのか。さだかではないけどそばかすの三つ編みにした気弱そうな同級生が、瞳に涙を溜めてへたり込んだ。

後で悔やむくらいなら、最初からするなってーの。呆れつつ、大垣れいこさんを見下ろした。泣いても、謝っても、私は何もしないよ。だからさぁ・・・そんな、縋る眼を私に向けないでよ。

本当、面倒くさい。

「未成年とは言え、立派な犯罪。警察に通報したら、テレビ局も面白がるだろうな。『女子高校生が嫉妬で同級生を』なんて、文字が流れるかもしれない。それにこんな小さな街で、事件が起きたら誰が加害者かすぐに知られるだろうーな」

ころころと笑う転校生の、口調がミスマッチだ。

いや、似合っているから問題はないんだけど。・・・果てしなく、違和感しかない。はて、転校生はこんな男口調だっただろうか? 思わず、首を傾げてしまった。

・・・ところで、先輩。

何故に、私の背後に隠れるんですか?

呆れた眼で先輩こと、上野(うえの)紗奈恵(さなえ)を見てしまった。

「・・・お、恐ろしい」

私より小柄とは言え、ぽっちゃり体型が上手く隠れるはずがないのに・・・。アホ毛が上野先輩の恐怖を表すように、ジグザグになっている。普段はピンっと伸びてたりと、気分によって動くのに今回はまったく、動かない。

まさか、アホ毛が硬直したんだろうか?

(いや、髪の毛が自在に動くこと自体がありえない)

そんなの、漫画やアニメの世界だけだ。

「あ、あたしはただ冬歌ちゃんと仲良くなるチャンス再び! って思ったから行動してただけなのに、どうしてこ、こここここここここにいるのかな?! あたし別に、冬歌ちゃんに危害は加えてないよ? そりゃ、大量のバナナの皮を持ちこんで廊下を塞いだりはしたけど、怪我はさせてないし危ないことなんてひとっつもやってないのにぃぃぃぃ」

・・・泣きだしたよ。

私の背中に縋りつき、声を殺すことなく泣く上野先輩に溜息がでた。

(本当、面倒くさいなー。この先輩)

仲良くなりたいからってどうして毎度、下駄箱にモノを入れたり周囲で変なことを起こすかな。それが逆効果だってことに、どうして気づかない。

・・・あ、そう言えば前に霧生が言ってたっけ。

上野先輩はずれた思考の持ち主で、斜め下の行動をしてくる変人だ――――と。

ちなみに先輩にそれは駄目だと教えた人間がいるらしいが、先輩はそれすら斜めに受け取り、その行動が悪化したことがあるとか。香坂先輩談なので、嘘はないはず。

(・・・って、それを思い出してもなー)

えぐえぐと制服に涙をつけて、ひたすらに泣き続ける先輩をどーしよっか。

いや、真面目に。

「上野先輩、変なことしないで普通に挨拶してください。返しますから。そこから、仲良くなっていきましょう」

苦手の先輩ではあるが、善処はするよ。うん。

「え、そんなの駄目よ! 仲良くなるにはやっぱりスリルとショックで刺激的なことがないと!」

「何でそうなるんですか。スリルもショックも刺激も要りませんよ」

すいません、誰か上野先輩の思考回路を治してください。

ああもう、頭が痛くなってきた。

額に手をあて、逃げるように視線を上野先輩からそらした。でもまぁ、泣きやんだみたいだし、背中がこれ以上冷たくなることはないからいっか。・・・や、駄目だろう。

溜息をついて、言い争う転校生達を見た。

「柏木様にあんな女が近づくこと事態、罪なのよ! 私は罪人を罰しただけ! 犯罪なんてやってないわ!」

「警察にそれを言って、通用すると思う? てか、お前の発言って宗教団体の人間みたいで気味が悪い」

「通用するわよ! 私達は柏木様のために行動してるんだものっ」

・・・良い争いが激しいのはともかくとして、広野明美さん。君に、どぉぉぉぉぉぉぉしても言いたいことがある。ついでに、座り込んで「私は悪くない」と泣き続ける大垣れいこさん。君にもだ。

冷めた眼を二人に向け、私は口を動かした。

「何が柏木のためだ。――ただの嫉妬だろう」

「西城・・・さん?」

「嫉妬を正当化して、自己保身にはしるなんて本当・・・くだらない」

背後で上野先輩が何か叫んでいるようだけど、無視して私は足を動かした。

広野明美が殺気の宿った、射抜くような鋭い視線を私に向ける。おいおい、勘弁してよ。そんな視線を向けられても、私は恐怖に身体を竦ませたりしないよ? 昔ならともかく、ね。

くすりと笑って、転校生の傍に近づく。

困惑に私を見る転校生を綺麗に無視して、言葉を続けた。

「言い訳しないで、素直に言葉にしなよ。柏木の信者さん」

「っ!?」

嘲笑して言えば、予想通り広野明美が憤怒の形相になった。

右腕を振りあげ、掌を広げて風を切る様に振り下ろす。私の頬を叩くつもりだろうけど、ごめんね?

痛いのって、嫌いなんだ。

「暴力に頼る前に、口を使いなよ。それとも、言葉が話せないのかな・・・?」

「そんなことっ」

「なら、この手は何? 暴力でしか訴えることが出来ないならそんな口、いらないよね? いっそ、縫い合わせちゃおうか?」

広野明美の右手首を強く掴みながら、冷笑した。

ちなみに言うが、8割は本気である。

それを感じ取ったのか、広野明美の瞳から勝気な色が消え、ついでに嫉妬もなくなって変わりに恐怖と畏怖が現れた。おいおい、この程度で怖がるなら、最初から事をしかけるなって。

呆れたよ。息をついて、広野明美から手を放した。

足の力でも抜けたのか、ストンと尻もちをついた。私を見上げる瞳には、大粒の涙が溜まっている。・・・泣けばいいとでも思ってるのかな?

「やめてよ、私が悪いみたいじゃない」

「あんたが悪いのよ! 柏木様の幼馴染だからってあんな馴れ馴れしくっ」

「関係ないよね、それ」

と言うか、聞き飽きたよその台詞。

「本当、鬱陶しい。面倒くさすぎて殺気立つくらいに、君達の存在と行動が忌々しくて腹立たしい。私に文句があるなら直接、言葉にしろよってーの」

「そんな・・・こと。だって、貴女の傍にはい、いつも柏木様がいるから、言える、言えるはず、ないよっ」

「柏木がいると言えないこと、ねぇ・・・。どんなことか気になるけど、別にいいじゃん、言えば。そんな勇気はない癖に、嫌がらせとかはする勇気あるんだ」

「け、怪我させるだけだったの!」

「一歩間違えば死んでたのに?」

「死んでないんだからいいじゃない! だいたい、あんたが柏木様と分不相応にも付き合うから」

「煩いよ」

睨めば、同級生二人が黙った。

まったく。視線一つで沈黙するなら、最初から喋るなって。・・・それにしても、「死んでないんだから」ねー。随分と、酷い台詞だ。

言い訳にしても最低で、最悪。

人としてどうなんだろうね、それ。

「・・・柏木が何かしてるみたいだけど、関係ないよね」

「え?」

「喜べ、私の敵。君達は私が直々に相手をしてあげよう」

にこりと微笑めば、同級生二人から血の気が引く音が聞こえた。

怯える二人の顔を覗き込むようにしゃがみ、首を傾げて問いかける。

「ところで――――肉体的と精神的、どちらがいい?」


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