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winning shot  作者: @ROH
1/1

初まりの始まり

女子高生の高校野球参加が認められて早10年


女性の野球人口の増加の中で


俺こと有馬悠ありまゆう


ここ野球の名門と知られる凌誠高校へ、


毎年9枠の特待枠のうちの、


《野球特待捕手枠》で入学した


女性の野球人口の増加って言っても、


この凌誠高校は10年間で野球部に女子選手が


一人しかいないのでも有名なんですけどね


しかもその一人は野球界に革命を起こした人、


今、プロで活躍している、


浪瀬煉なみせれんさんなんだよなぁ…


まっ、そんな事考えたって仕方ないか


「よ~し…入学式も終わったし、部活でも見に行くか~」


まっ、野球部しか見ないけどな


そんな事を思いながら学校の廊下にでた


「あのー…すいません…」


「はい?」


声をかけられ振り向くと、

そこには可愛らしい顔立ちをした美少女が立っていた。と言うか、天使ですか?


「野球部の方ですか?」


こんな可愛い娘が野球部に用?素敵な予感…


「私、野球部に用があるんですが」


「ん、あ、ああ。野球部ね」


「はい。」


「君、新入生だよね?」


「はい、水無瀬燐みなせりんって言います。


1年G組ですから、同じクラスです」


「水無瀬燐ね、了解、


俺の名前は有馬悠、君と同じく新入生だ」


「あ、あなたも新入生ですか!」


「おー。あなたは嫌だから、俺のことは悠でいいぞ。(と言うか名前でよんでくれ)後、無理に敬語も使わなくていい。慣れないことして、顔ひきつってるし。」


「ほ、本当ですか…?よくわかりましたね…」


「まあ、職業柄、観察が日課見たいになってるからな。」


「そう言うことですか。(ってか観察が日課って…)ボソッ」


「あ?なんか言ったか?」


「い、いや何でもない!何でもないです!」


「そうか?(まあ、聞こえてたけどな)後、敬語使わなくて良いって。なんか俺が気ぃ使うから。」


「そ、そう?じゃあ…よろしく。悠 」


「おう、よろしくな。そういえば、野球部に用があるんだよな?」


「うえぇ?…あ!!そうだった!」


「ははっ。俺もちょうど行く所だから一緒に行くか?」


「い、いいの?」


「おー。ところで野球部に何しに行くんだ?」


「え?ああ、ちょっと見学に、ね。」


「見学?マネージャー希望か何かか?」


こんな可愛い娘がマネージャーに…ムフフ


「いや、違うよ。」


違うんかい…ちっ 、残念無念の五稜郭


「悠は何で野球部に?」


「あー。俺は《野球特待捕手枠》なんだ」


素晴らしき肩書き。惚れ惚れするね、我ながら


「え!ホントに!!」


「おー。ホントだホント。スゲェだろ?」


「うん!!凄いよ!!…ってことは、これから私たちチームメイトなんだね!!」


「え?それってどういう…」


ちょっと待て、それってまさか…


「実は、私………」








「《野球特待投手枠》なんだっ!」


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