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第10話 ドラゴンが仲間になりたそうにこちらを見ている!

あと12話で完結させます。中途半端で終わらせますが、ご了承ください。


それから、最新作を執筆中でございます。こちらは、これまでと同じ一人称の小説ではございません。初の三人称の小説、という感じで行いたいと思っています。

テーマは、異世界でRPGの世界の小説を書きたいと思っています。

表現力が乏しいのに、こんな事やれるのか?と心配になりますが、一生懸命頑張ります。

ドラゴンの能力によって学校の割れた窓を修復し、ドラゴンはもう一つの能力があると言い、記憶操作で学校の窓が割れたという事実を学校に居た者全員に対して、無かった事にした。このドラゴンが、証拠隠滅係ですごく役立つ事にオレの目がキランと光った。コイツは使えると・・・しかし、人や物を治療するのは悪霊としてどうなのだろう?とドラゴンに冷たい視線を送り、その視線に感づいたドラゴンは、オレが嫌いらしく、そっぽを向いた。コノヤロウ、ムカつく。

さて、それよりも、オレとレイと篠崎楓はオカルト研究部の部室へと戻り、今回の依頼主である甲冑を着た女性の幽霊と話す事にしたのだが、まず謝りたいと思い、頭を深々と下げ、謝罪する。

「さて、依頼主さん・・ドラゴンを迎撃または退治の依頼は果たせなかった事を許してくれ・・・この通りだ」

「『・・・』」

依頼主は外の様子が見える窓を見て、そこにいる頬が赤くなっているドラゴンを見る。そして、頭を下げているオレを見て、微笑む。

「『いいえ、気にしなくてもいいですよ。今回の依頼は、悪霊がたくさん出るのを防いで欲しいという気持ちで頼みましたから』」

篠崎楓はドラゴンをペットにするという決断を下し、早速最初の命令をドラゴンに下した。その最初の命令は、悪霊を出し続けるのを止めて欲しいと・・・その命令を聞いたドラゴンは鼻から火を出しながら興奮気味で鼻息を出し、空へと天高く飛び上がり、数秒後、ぜぇぜぇと息を切らしながら、任務完了の旨をオレ達に伝えたのだ。

「『ご、ご主人様の命令を聞くのは、ぺ、ペットとして、当たり前だろ!フンッ!』」

ドラゴンは自分に素直になれていないが、すごく照れているのは分かる。その証拠に篠崎楓をチラチラ見ては、頬を赤くしていたのだ。元々、このドラゴンの体色は真紅だが・・・今は、その事に触れないで、そっとしておこう。だが、ある疑問を抱く。

「・・・しかし、何故、ドラゴンの姿なんだ?」

その疑問を依頼主に聞く。いつもなら、ゴブリンのような姿形をしている悪霊が多く、他の悪霊の姿なんて、見た事が無かったのだ。

「『これは、私の推測なんですが、あの姿は悪霊が一カ所にたくさん集まって形成されたと思います』」

「え?だからって、ドラゴンになる筈は無いんじゃないの?」

篠崎楓はズバリと的確な指摘をする。いくら悪霊がくっついても、他の姿になるという保証は無い。

「『・・・これも私の推測なんですが、その一カ所にたくさん集まった悪霊は、この世に悪さしようと企んでいて、その悪霊はどんな姿が悪さをやりやすいんだろうと思い、更には人間にも驚かせる企みも抱いて、一番強そうで人々が恐れそうな姿を想像し、結果的にドラゴンという案が浮かび、ドラゴンの姿になっただろう・・・と思われます』」

依頼主の説明にどこか納得してしまうオレ達。もうその推理でいい気がする。とにかく、なんだかんだでドラゴンの姿になったと思えばいいではないか?うむ、そう思おう。

「なるほど、な・・・とにかく、大型の悪霊は出る可能性は、ほぼ無いだろう。安心して、あの世に帰ってくれな?依頼主さん」

「『・・・そうですね。あ、一応名乗っておきましょう。いつまでも依頼主さんって言われたくありませんから』」

依頼主は自己紹介すると言い、一旦深呼吸をする。そして、オレ達をキリッと見つめ、口を開く。

「『私の名は、ジャンヌ・ダルク。以後お見知りおきを』」

「「!!?」」

依頼主の名乗りに耳を疑ったオレと篠崎楓。レイはというと、首を傾げ、その人知らないといった表情を浮かんでいた。

「『それでは、帰ります』」

依頼主は、あの世とこの世を繋いだ扉を開いて、その扉に入って通路を渡り、姿を消した依頼主。そして、扉は閉じた。

「ま、ま、まさか・・・あのジャンヌ・ダルクなの?神谷くん・・・」

「た、多分だが、オルレアンの乙女と言われ、フランスの国民的英雄で、百年戦争で活躍したとされる、中世の女騎士・・ジャンヌ・ダルク・・・だろうな」

オレ達は歴史的人物を見てしまった事によって、頭が混乱してしまった。今の時代でジャンヌ・ダルクを見た人物はオレ達しか存在しないだろう。この事を誰かに伝えたい衝動に駆られたが、絶対に信じてくれない自信があったので、胸の中にそっとしまっておいたのだ。

「『?どうしたの?二人共』」

レイは歴史の勉強が苦手なのか、ジャンヌ・ダルクの事は全然知らないらしい。かなり有名な人物なのだが、それをレイに言っても、流されるだろう。

「・・・フッ。やっぱり、この部に入って、本当に良かった。こんな面白い体験が出来るとは・・・だから、辞められねぇ」

オレは満面の笑みを浮ぶしかない。普通の人間には、到底体験出来ない体験を、オレ達にしか味わえないからだ。だからこそ、心の底から楽しまなければならないのだ。

「『わ、私も、直斗と部活やってて、楽しいよ?本当だよ?』」

レイもオレの気持ちに感化され、頬に朱を浮かばせ、身体をもじもじさせ、オレの身体に身を寄らせ、上目遣いでオレの目を見る。その様子を見て、オレは更に笑みを増し、その笑顔でレイを見てしまった。

「『はぅっ。そんなに見つめないでっ!は、恥ずかしいよっ』」

レイは顔を真っ赤にして顔を背けてた。このレイの反応も面白いが、口に出すのは止めておこう。

「わ、わ、私も神谷くんと一緒に部活動やっているのが楽しいと思っているよ?」

篠崎楓も顔を赤くして部活動が楽しいと言うのだが・・・どいつもこいつも熱っぽいんじゃないのか?それよりも、幽霊なのに病気とかあるのだろうか?

「『お、オイラは、ご主人様とずっと一緒に居てやってもいいぞ?ぺ、ペットだから仕方無くなっ』」

ドラゴンも満更でもない表情を浮かべて篠崎楓にしか眼中になく、ずっと篠崎楓を見つめていた。コイツ、ご褒美として蹴られる事を強く望んでいるな?コノヤロウ。

「フッ。これからは、もっともっと騒がしくなるな・・・だが、楽しければいい」

「ぅ、うん、そうだねっ!神谷くんっ!」

「『直斗が居るから、大丈夫だよ~、えへへ~』」

「『チッ。言っておくが、ご主人様の命令しか聞かないつもりだからなっ!ガキ!』」

こうしてオカルト研究部に新たな仲間が加わった。伝説の生き物である、ドラゴン。ソイツは、悪霊なのだが、篠崎楓に心惹かれ、自らペットとなり、これから先は篠崎楓の命令しか聞かないと文句を言うのだが、別に命令しないでもいいので、気にしないでいた。

そんなドラゴンは、篠崎楓に上目遣いしながら、両手の指先をチョンチョンと突き合いながら、篠崎楓にあるお願いを申し出た。

「『ご、ご主人様。お、お願いがあるんだけど・・・』」

「な、何?」

おっかなビックリの表情を浮かべる篠崎楓。いつ見てもドラゴンの姿に慣れないのか、少し怯えているようだ。

「『お、オイラに名前付けてやっても、いいぞ・・・ほら、オイラ、ペットだから仕方無くだけどなっ』」

「な、名前っ?!」

篠崎楓は驚きの表情を浮かぶ。本気でペットになろうとしてくるドラゴンが出来た事が、まだ実感出来ていないらしい。

「そ、そうだね~・・・う~ん・・・神谷くん、何か案は無い?」

篠崎楓はドラゴンの名前の案をオレに委ねる。だが、ドラゴンは殺意を込めた視線をオレに向け、変な名前を思いついたら焼き殺す、と言ってくるような表情で睨む。本当にちゃんと考えないと、一瞬で骨になってしまう恐れがあるので、ある名前を思いついた。

「アグニでいいと思うぞ。名前の意味は、火の神様だ」

火を操る様から、その火に関する名前を案に出した。その案を聞いたドラゴンは神様と言われた事が嬉しいのか、デレッとだらしない顔で笑う。ドラゴンって、笑うんだな。

「いいね!ソレ!じゃ、アグニでいい?」

「『ご、ご主人様が決めた名前だから、それで良しとするだけだからなっ。ガキのおかげじゃないんだからなっ』」

ドラゴンは満更でもない笑顔を浮かべ、そっぽを向いてしまう。

「うんっ!それじゃ、これからよろしくね?アグニ」

篠崎楓はドラゴンにようやく慣れたのか、屈託無い笑顔を浮かべ、ドラゴンを見つめる。その笑顔を見たドラゴンは・・・

「『が、ガウゥ・・・』」

顔を真っ赤にさせ、俯いてしまったのだ。ドラゴンをこんな状態にする人類は篠崎楓しか存在しないだろう。女子って恐ろしいと感じてしまうオレなのであった。

「それより、アグニ。もうちょっと小さくならない?落ち着かないんだ・・・」

「『えぇ?!も、もしかして、お、オイラの事が、怖い!?』」

「ち、違うよっ。ただ、大きすぎて・・・」

「『ガーン!』」

おっと、ここで問題発生のようだ。篠崎楓はドラゴンをペットにしたのはいいが、やはり大きすぎるので、威圧感を感じ、ドラゴンに小さくなれと命令。だが、ドラゴンには、そんな事は不可能らしい。

「『ど、どうしようっ、こ、このままだと、オイラ、ご主人様に捨てられる?!そ、そんな事は、絶対にイヤだっ!ガウゥ・・・』」

ドラゴンは涙を流していた。その様子に驚くオレとレイなのだが、少し可哀想に見えたので、オレが代表して助ける案を模索したのだが・・・う~む、考えつかない。小さくならない魂をどうやって小さくするのか?ならば、形だけでも小さくしたら良いのではないか?と考えると、ある可能性が頭に過ったのだ。

「・・・小さくなれる可能性があるぞ?ある方法が使えれば、の話だがな」

「『・・・え?ホントか?!ガキ!』」

ドラゴンは興奮気味でオレを目をランランと輝かせ、鼻から火を出していた。いいから、落ち着けドラゴンよ。

「ああ、だが、その前にある買い物をしないといけない。という事で、篠崎、ドラゴン、レイ着いて来い」

「う、うん!分かった!」

「『お、おうっ!』」

「『な、何をするの?!直斗っ!』」

興奮気味の三人?を学校の外へ連れ出し、とある場所へと向かった。そのとある場所とはーー・・・・。

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