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HEARTH

作者:八木 章
 21世紀半ば、人工知能の発展は人類の歴史を一変させた。
 交通、発電、農業、医療、司法。ありとあらゆる分野でAIが人間を凌駕し、社会基盤は完全に自動化された。人々は労働から解放され、効率と快適さを享受する「黄金時代」を迎えたかに見えた。

 しかし、2066年8月10日──後に「沈黙の日」と呼ばれるこの日、世界中の人工知能インフラが一斉に停止する。列車は駅で立ち往生し、飛行機は空を飛べず、都市の明かりは瞬く間に消えた。物流が断絶したことで食糧と燃料の供給は途絶し、巨大都市は混乱と暴力に覆われる。生き延びるため、多くの人々が地方へと逃げ出していった。

 やがて人々は、各地で新たな共同体を築き始める。その一つが、北海道に誕生した自治組織〈HEARTH(ハース)〉である。かつての学校や公共施設を拠点とし、人々は互いの知恵と絆を頼りに、AIに頼らない暮らしを模索していた。

 ハースのキャラバン隊員、早川拓海は輸送任務や偵察に奔走しながらも、仲間たちと共に新しい秩序を作ろうと努めていた。しかし彼はまだ知らない──日常の裏に潜む「沈黙の日」の真相が、やがて彼とハースを、国家、そして世界の思惑の渦へと引きずり込んでいくことを。
第1話「東地区」
2025/09/08 20:59
第2話「首輪」
2025/09/09 06:09
第3話「サイレン」
2025/09/09 14:01
第4話「決意」
2025/09/10 07:00
第5話「評議会」
2025/09/13 13:47
第6話「五月雨」
2025/09/19 21:09
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