Forest of labyrinth 3
フレンドリスト。これは中々よくできている。
フレンド申請をし、受理された場合にお互いのフレンドリストに名前が表示されるようになる。この名前の横には設定された関係、そして現在の相手の状況が表示される。例えば通常状態だったらOnline、戦闘中だったらBattle、そして、今のようにシナリオ進行の関係で連絡が取れなくなる、Invisible。
竜に連れ去られたリースと連絡を取ろうと試みたものの、メッセージを送ることはできなかった。確かに、連れ去られた相手と連絡を取るだなんてRP違反にもほどがある。そこの辺りはしっかり考えられているということか。
「さぁ、着いたぜ」
ハルがこちらに振り返る。ウィンドウを閉じる僕。
僕は辺りを見渡して、
「ここが、エルフの集落……?」
「そのようじゃな。しかしこれは、ワシにはちと居心地が悪そうじゃ」
見るとそこはツリーハウスのような様相を呈していて、大きな木の中にいくつも家のようなものが造られているのが分かる。その木がいくつも連なって、まさに集落という言葉が似つかわしい感じがした。
「ま、エルフってのは俗称だけどな。魔族種って呼ぶのはどーも好きじゃねぇし」
「僕もエルフっていう呼び方のほうがしっくりくるかな」
木の家の奥から、一人のエルフと視線が交錯した。
長い耳に、とても色白の肌。眩い金色の髪。髪の色には純血種とは違い、かなりの種があるらしいのだが、一番多いのが金、そして茶の髪らしい。
魔族種といえば、ルディオ国王であるアシュレイもそうだし、特務騎士団副団長であるユリシアも魔族種だ。僕は割と見慣れているほうだといえる。
じっと、視線が交わされる。奇妙なほどに視線を外さないエルフ。
「あ、えっと? どうも」
ぺこりと、軽く会釈をして歩みを進める。
「何やってんだユウ? 早くいくぞ」
「う、うん」
クリスマスリースのような造形の門をくぐり、集落へと足を踏み入れる。まず最初にその長い足を入れたのは、ハルだった。
ジャキン
金属的な音が前方から聞こえた。
「いっ!?」
「失礼。一つ質問します。迷ってこられた方ですね?」
そこには、槍の穂先をハルの首元に突きつけた一人の男性エルフがいた。革製のライトアーマーに身を包み、長く青い髪を一くくりにしている。
「待ってくれ。突然の来訪で申し訳ないが、ワシ達はここに迷ってきたわけではない。敵意はない、理由を聞いてくれんか」
マッコイがハルバードを投げ捨てる。僕もそれにならい、鞘をベルトから抜き取り、投げ捨てた。
「俺ブーツなんだけど……」
「まぁ、構いません。話してください」
ハルがあんまりにも情けなさそうな顔でいうのでくすくすと笑ってしまう僕。そういえばハルは格闘スタイルなので、ブーツには刃物がしこんであるし、グローブも鉄粉が入っているいわゆるサップグローブという仕様。つまり全身凶器なのだ。
「ワシらは、先ほど純白の魔竜に襲われ、仲間の一人を連れ去られて逃げてきたのだ。その仲間の精霊がこの場所を教えてくれた。ワシらは、あの魔竜の情報が知りたい」
「純白竜アイン……」
エルフの男性は槍を取り落とす。
からん、っという渇いた音と共に、ハルの短い悲鳴が聞こえた。下手すると足の指が切れていたから仕方ない。
「中へ、お入りください。武器も持っていて構いません」
「恩に着る」
地面から鞘を拾い上げる。
エルフの男性についていき、木の階段を登る。ざわざわという木々のざわめきが、とても耳に心地よい。
ここまで来ると、他のエルフ達も気がついたようで、木の家の中からまだ幼いエルフの子供達が好奇心に負けて覗いてきている。
「こちらです」
エルフの男性に案内され、木をくりぬいてできたような広場に出る。中は真っ白い水晶のような実が生えた木がたくさん生えていて、その実が照明となって広場を明るく照らしていた。
(ねぇ、さっきの純白竜っていうのは?)
耳打ちをするように、マッコイに聞く。
(ほぼ間違いなく、ワシらを襲ったあの竜じゃろう。もしかするとここら一帯では有名なのかもしれん)
僕とマッコイがこそこそと話していると、やがて大きな木のテーブルの前に立たされた。
「ようこそ、ルディオの騎士様」
その巨大なテーブルの反対側、質素だがとても大きな木の椅子から立ち上がり、こちらに軽く会釈をしたエルフの女性の声。
澄んだ鈴のような軽やかな声に、水色の髪。緑と茶をベースにした配色の不思議なデザインの服を着ている。
「私はここの集落の代表、メリオルです」
そういうと彼女は僕達に席をすすめるようにうながす。
座り心地がいいとはいえないしっかりとした木製の椅子に座る。
先ほどのエルフの男性が傍に控えている。彼は頭上にアーヴェンというネーム表示があり、NPCだということが分かる。が、メリオルと名乗った彼女にはネーム表示がない。つまり、僕達と同じプレイヤーということになる。
「ええと、どうも。僕はルディオ特務騎士団、ユウっていいます」
「同じくルディオ特務騎士団、マッコイじゃ。よろしくたのむ」
するとハルが形容しがたい表情をつくり、
「騎士様の付き添い、ハルだ」
「それで、その騎士様がたがどのようなご用件でしょう? 迷いの森はルディオの領地ではないと伝えたはずですが」
メリオルは警戒しているように、表情を緩めない。なるほど、確かに騎士をいきなり送られたら荒事を想像してもおかしくはない。
「メリオルさん、僕達は何もルディオの領地だとかそういう政治的なことで派遣されたわけじゃないんです。恥ずかしい話ですけど、ここへは、逃げ込んできただけです」
「逃げ込んできた……?」
「はい。先ほど、純白の竜に襲われて、仲間の一人を連れ去られました。その仲間の精霊が連れ去られる前、ここの集落の場所を教えてくれたので、あの竜について何か聞けると思いやってきました」
「アーヴェン!」
「はっ!」
僕の話を聞くやいなや、側近のエルフ男性を呼びつけるメリオル。
「あなた、今の話知っていたわね? 知ってて黙ってたわね? 私はてっきりルディオがこの集落を傘下にいれようとしてるのかと疑っちゃったじゃない!」
「いえいえ、滅相もございません。そんなことは露とも知らず」
「嘘おっしゃい! そこへなおりなさい──《ウォータープレッシャー》!」
「アァン!」
空中に水で作られた巨大な掌が出現し、アーヴェンを平手打ちにした。面白いように転がっていくアーヴェン。HPゲージが減少していないところを見ると、攻撃魔術ではないようだ。
「ふぅ、ふぅ……」
「だ、大丈夫ですか?」
「ええ、大丈夫。見苦しいところを見せてしまったわね。話を戻しましょう。
あなた達が襲われたのは純白の竜、間違いないわね?」
「はい。間違いないです」
「──どうしてあなた達が襲われたのかは分からないけれど、その竜のことなら集落民が一番知っているわ。私達の古くからの敵だもの。
名前を、純白竜アイン。水の属性魔術を操る魔竜ね。
普段は迷いの森地底湖で静かに暮らしているようだけど、一年に一度、この集落から魔術を操ることに長けたエルフを一人、連れ去っていくの」
「ビンゴ! オレの想像ジャストだった!」
突然嬉しそうに騒ぎ出すハル。
はっ、と気づいたように黙る。
(悪い悪い、ユウ、これはあれだ。色んな人のメインクエストが絡んで巨大なクエストになってっけど、お前のメインクエストを達成することでこのメリオルって人のクエストも同時に進行する──つまりシステムで仕組まれてんだよ)
僕達が二人で話しているのを横目に見て、マッコイが話を続けた。
「成る程。ワシらの仲間も魔術を操ることに長けていたからの。ちなみに、その一年に一度というのは、いつなんじゃ?」
「丁度、明日になります。今年こそはそんなマネ、絶対に阻止してみせます。既に集落一番の魔術師の娘を、厳戒態勢で護っているところです」
「こうとは考えられんか? 純白竜は魔術の知識を集めるために魔術師を誘拐する。そこはきっと、主らも考えていたことじゃろう。
そして、たまたま誘拐実行日の直前になって、予想していたよりも魔術の適正がある者を見つけ、誘拐した。つまり、ワシらの仲間が主らの魔術師の身代わりとなってしまった、と」
「……可能性としては、考えられます。それで、私達に責任を追及する、と?」
「無論、そんなことは考えてはおらん。協力をしてほしいのだ」
「グッジョブだおっさん。そう、協力さ」
ハルがマッコイの巨大な図体を押し出すようにして机に身を乗り出す。
「オレ達は仲間を救い出したい、アンタらは集落民を連れ去られたくない。例え今年凌いだとしても、来年は、その次は? いつまでも誘拐に対して対策を続けるのも限界があるだろう。
つまり、お互いの最終的な目的を考えると、協力してあの魔竜を倒すのが一番なんじゃねーのか? とオレは提案する」
「相手は魔竜ですよ!? 勝ち目があると、思っているのですか!」
メリオルが慌てたようにそう言った。恐らく、既に何度か交戦をしているのだろう。
「ある。絶対に勝てる。俺がここにいる偶然、アンタらが魔竜に困らされている事実、そしてコイツが、流星の剣技を取り戻さなくちゃいけないという状況。──メタなこと言うけど、こんだけ綺麗にそろってたら、倒せなくちゃゲームじゃねぇんだよ」
ソウル値をある程度無視することのできる吸血種のその台詞が、広場にしっかりと響き渡った。
「いやほんと、こういう雰囲気好きだな、オレ」
周りを見回して、しみじみというハル。
今、迷いの森のエルフ集落は賑わっていた。大きな門の前に立つのは、僕と、ハルと、マッコイ。それに加えて、純白竜アインの今年のターゲットである魔術師の少女、フェイル。
アインが魔術以外の攻撃が効かないということを聞くやいなや、ハルが彼女を指名して連れて行くことになった。どうせ連れ去られるなら先に仕掛けてしまおう、という大胆な作戦に、何故か集落長以外は賛成したのだった。
地底湖に向かう僕達を暖かく送り出すエルフの集落の民。
「フェイル! 絶対戻ってきなさいよ!」
「だいじょぶ。いざとなったら逃げるし」
「おいおい」
ぐいっ、と首根っこを引っ掴んで引き寄せるハル。無造作に胸倉を掴み、
「お前とオレらは一蓮托生、死ぬときは一緒さ」
「あはは、イケメンさんとなら死んでもいいかも」
複雑そうな表情でフェイルを地面に降ろすハル。この魔術師らしい少女、いかんせん振る舞いや容姿が魔術に適していなさそうな雰囲気がある。もちろん偏見なのだろうが、リースやメリオルを見た感じ、やはり落ち着いた感じのキャラが魔術を使うものだとばかり思っていた。
それとは対照的にフェイルは、茶色の髪を幼げな短いツインテールでまとめ、背丈もハルのお腹のあたりまでしかない。声もきんきんと高く、小うるさい印象を受ける。
「それじゃあ、行って来ます」
ハルにしがみついたフェイルを引き剥がしながら、メリオルとエルフ達に会釈をする。マッコイも深々と礼をしていた。
大きな門を抜け、どこか静かな雰囲気の森の道を、踏み出す。
「ねぇ、私の代わりにさらわれた仲間の人ってどんな人?」
「真っ白い髪の可愛い天使ちゃんさ。お前とは対照的な、静かな子だぜ」
やれやれ、と肩をすくめて言ってみせるハル。
「天使?」
「ああそうだ。天族種な。エルフしかいねぇ集落にいたから珍しいか?」
「うん、見たことない」
目をぱちくりとさせながら好奇心に負けたようにそういえば、と口を開く。
「ハル様もそこの二人も私、見たことない種だよ。黒い髪も初めてだし、ハゲなのも……プフッ」
「ハッ──これはハゲなのではなく、剃っているんじゃ。決してハゲているわけでは!」
「ま、まぁまぁ」
悪気があって、言ったわけではないんだろう。そういうことにしておかないとこれから先大変そうだ。
「ハル様は何種なの?」
「オレか? 当ててみな」
「んーと。耳も長くないし、でも背高いし、金髪で赤い目……。ハル様ももしかして天族種?」
「違ぇよ。天使がホイホイいてたまるか。オレはな──」
ニィッ、と口をあけて笑ってみせる。
そこには、吸血種特有の鋭い八重歯があった。
「?」
「わかんねぇのかよ! 吸血種だ! 吸血種! 可愛い女の子の生き血を吸いまくる悪い吸血鬼さ!」
「え、そんな設定あったの?」
「いや、それオレだけ。吸血鬼が誰しもそうってわけじゃないから真に受けなくていいぜ、ユウ」
「じゃあハル様は私の血吸ってくれるの?」
「何てめぇしれっと自分が可愛いみたいに言ってんだよ」
ぶんっ、とその長い腕にしがみついていたフェイルを引き剥がすハル。
「そういえば、マッコイさんって何種なんです?」
僕が疑問を口にしてみる。
「ワシか。ワシは獣人種の熊族じゃ。図体だけしか変わらんから、よく純血種と間違われるのう」
「なるほど……。僕はてっきり黒髪を剃っているだけの純血種なのかとばかり」
「はっはっは! 無理もない!」
しかし獣人種といえば真っ先に思い浮かぶのはアクアだが、マッコイと比べてみても雲泥の差がある。獣人種といえど幅は広いようだ。 「うん……なぁ。適当に話しながら歩いてっけど、道は大丈夫なのか?」
「大丈夫。このまましばらく行けば地底湖の入り口に着くよ」
「地底湖、か。厄介そうじゃの」
「うん、アインは水の魔竜だから、地底湖で戦ってる限りどんだけ傷つけても回復しちゃうんだよ」
「はぁ?」
ハルが素っ頓狂な声をあげる。
「それじゃ、どーやって倒せっていうんだよ?」
「地底湖の水を干からびさせるとか。倒せそうな雰囲気だったから着いてきたんだけど、何も知らなかった?」
「ったりめぇだろ! まぁいい、他に特徴は」
「んっと、体が霧でできてる?」
「ほう」
それなら、リースがさらわれた時の瞬間移動にも納得がいく。あの時辺り一帯には霧が立ち込めていたから、あの霧が竜そのものだったと考えるのが正しいだろう。自身の体を細かい霧に変え、移動した上で再構築したのだ。
「だから水を吸うだけで回復するし、物理攻撃は効かない」
「なるほど、読めたぜ」
ハルはうんうんと一人で頷いている。
「読めたって、何が読めたのさハル?」
「これは黙っとくぜ。大丈夫、アインに対して絶対に効く攻撃手段があるってだけだ。メタだが、物理攻撃型のユウが主人公のクエストで、物理攻撃無効ボスなんて、策が用意してあるに決まってるからな。
それで、フェイル。アインが記憶を喰う、とかそういう話は聞いたことあるか?」
「記憶ぅ? うーん……」
予想外の質問のようで、唸りだすフェイル。
「記憶っていうかなんだろ。魔竜は人の頭の中の魔術を吸いだして、それを水晶か何かに変えて寝床にしまっとくってのはよく言うよね。その水晶が竜の魔術を支える~とかなんとか?」
「ジャストすぎるぜ……!」
パチン、と指を鳴らしてみせるハル。
「どういうことじゃ?」
「つまり、オレの推測だとこうだ。
ユウは以前迷いの森に派遣されたらしいじゃねぇか。その時に、ユウと他の派遣員はアインと遭遇した。その時、ユウを含めた特務の派遣員がアインと交戦し、敗れた。多分その時にユウの記憶が持ってかれたんだと思う。
魔術自体は知識みてーなもんだろ? だから、流星の剣技を持っていかれたユウは記憶を失ってる、ってのはどうだ」
「じゃあ、僕の記憶はアインの寝床に?」
「多分、だけどな。でも大分核心に近いと思うぜ」
「なるほど。つまり流星の剣技は魔術に近いもの、ということになるのう。取り戻せばアインに傷をあたえることができるというわけじゃな」
ハルとマッコイの台詞を聞いて、僕の中に熱い何かが迸るような感じがした。
RPGで、先を読んで行動すること。これは決して悪いことではない。確かにメタではあるが、先を読んで行動するということは、それだけ深くシナリオに感情を傾けているということにもなる。
剣では傷つけられない竜がいて、記憶を取り戻せば竜に傷をあたえられる剣士がいて、助けなくちゃいけない人がいて、護らなくちゃいけない場所がある。──まるで何かの映画のような、けれど全てが全てシナリオ通りではない、何人ものプレイヤーが干渉し、鑑賞することで完成していく一つの物語、これが、AWMMORPG。
「ん、どした、ユウ?」
「ううん、なんでも」
この先にもいくつもの物語が待っている、けれど。
僕の最初の物語は、これから終盤に突入するんだ。
「見えたよ。あそこから地底湖に入れるの」
フェイルが指を指した場所には、いかにも神秘的な雰囲気の洞窟。
僕は剣を抜く。
「いいな、ユウは寝床まで突っ走って記憶の回収。その間、オレがアインを止める。オッサンはフェイルを守ってくれ」
「了解!」
「善処しよう」
「私は?」
「お前が何できんのか知らん」
ふっ、と鼻で笑い飛ばすハル。
「し、失礼だね! 私はこれでも迷いの森集落民の中で一番の魔術師なんだから!
雷の属性魔術、攻撃系しか使えないけど、アインに対してならチョー有効のはずだよ」
「よし、ならオッサンの陰に隠れながらアインに攻撃してろ。間違ってもオレには当てるな?」
「うんっ、了解だよ」
それと、とハルは最終確認のように、僕に告げる。
「勿論分かってんだろうが、天使ちゃんを助けるのはお前だ、ユウ」
「分かってる。少しだけ時間、貰うよ」
「ああ。任せろ」
拳をたたきあわせ、笑いあう。
ハルの整ったアバターキャラの向こう側に、かすかにプレイヤーの笑顔が見えたような気がした。
「──行こう!」
一斉に駆け出す。
それぞれの物語は加速し、クライマックスへと。
・Skill information
《ウォータープレッシャー》 Watermagic/マジックマスタリ:属性魔術[水]
詠唱:1sec. コスト:3MP
射程:5m
射程内のオブジェクト、ユニット一体を対象とする。
対象に強烈な水圧の水属性魔術攻撃を行う。
この魔術ではダメージロールは発生しないが、命中した対象は[転倒]する。
《タフネス》 Passiveskill//獣人種[猫,犬,兎,狐 以外の族]
※メイキング時に自動取得
あなたのLifeを+(CL×2)する。
あなたは雑多な獣人族のうちの一種族だ。体のどこかにその特徴がある。
《パワースマイト》 Passiveskill/獣人種[猫,犬,兎,狐 以外の族]
※CL3以上で自動取得
あなたのStrを+(CL×2)する。
《モアタフネス》 Passiveskill/獣人種[猫,犬,兎,狐 以外の族]
※CL5以上で自動取得
あなたのVitを+(CL×3)する。