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「」5

「嘆いていても仕方ない。とりあえずここから出よう」


那々が鼓舞するように言う。腕を組んでどうするかを考えている。


「出ようったって那々、出口わかるのか?」

「今も幻術の中にいるのか判断できてないんだ。核を壊した方が早い」


メルトダウンはヤンキー座りで那々に聞く。

持ち武器の効率の悪いリボルバーをホルスターから抜いている。


那々がペットボトルの水を指に付けて振り払う。

すぐ近くの木が破裂して引きちぎったように2つに別れたのに、倒れることなく浮かんでいる。


この光景が幻術によるものなのか、この場所特有のものなのか、判断がつかない。どちらも有り得るからだ。


「あんの、ジジイ!今度あったらタダじゃ済まないわよ!」

「ころす?」

「金をふんだくった後にね!」

「流石ミラノだぜ!……依頼はどーすんだ?やんなくてもいいくらいの仕打ちだぜ?」

「とは言っても相手が相手だ。達成した後に突き出してやろう」

「……あの子と連絡が取れれば」

「あのこ?」

「コーヒーマスターよ」

「ん?そんな名前だったか?」

「表の顔だ。裏の顔は禁断の錬金術士だ」

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