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〇✕3

「結構大きいわね」

「ねぇ、ところで冥界ってなあに?」

「はぁ!?アンタ本当になんも知らないで特務課に入ったの!?」

「いやーん、セキランあの人こわぁい」

「うえ?え?あ、ああああわわ」

「困らすな。冥界ってのはこの世界の膿だよ。原因もコレが本当の意味で何なのかも全く分からないけど、呑まれたら最後異形に成り果てる」

「え、そんなところに行くんですか?自殺志願者だったり?」

「ほう、今ここで殺してやってもいいんだ」

「あ、あの!私達は『青い血』ですから大丈夫なの」

「青い血だとなんで平気なのよ」

「さぁね、噂だと冥界の下に世界があるって話。今はとりあえず冥界の階段を壊すわ」

「どうやって」

「そりゃ、決まってるわよ。階段を壊す」


「うん、意味がわからない」

「あ、あの。見た方が早い、です。だから、ね?」

「そうね、とりあえず初任務やってみましょうね」

「チッ、七光り……」

「眩しくてごめんなさいねぇー!オッホッホッホ!」

「はぁ、ついてない」

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