こうして企画は終了したのだ……
コゲコゲ……プスプス……
そこには灰だけが残されていた……
一月二十日。エッセイや活動報告でも話題にした「あらすじだけ企画」はエントリー受け付けを終了した。
三あらすじも書けば多い方だろうと思いきや、そんな人はざらにいた。ならもっと書いてもいい……?
こうなったら一度ボツにしたやつも復活させてやってやる!!
そう考えて更に書いて投稿した結果、合計五あらすじとなった。そのうち二つは前から考えていたけど書かないでいたもの、三つはこの企画の期間内に思い付いた即興のあらすじ。
最初の三あらすじの批評はもうきていたので、そのリベンジも兼ねて二つ追加したのが二十日の23時(予約投稿)と23時59分(こら!!)のことだった。
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私は、夏休みの宿題は毎年ぎりぎりの人間なのだ!!!!
というわけで書いたものをまとめたのが以下の通り(活動報告の内容そのまま)。
「神は青で平和を望む少女を祝う(短編版)」
対立組織の二人の恋っていいよね~(これを書きたかっただけ)
「その足で立つために(短編版)」
護ってくれる親がいない中で成長する少年と、動かない足に過去へと引きずられる大人の出会い。
「勇者じゃなくても君だから(短編版)」
倒されたはずの魔王は復活し、かつての勇者の再来と呼ばれる少女は魔王を倒すために旅立つ。幼なじみの王子と共に。
なお現在、一番評価ポイントが高かったりする。
「彼女と友を作るため、ついでに魔獣も倒してやる!(短編版)」
モテたい。親友が欲しい。そう思うも施設を破壊し戦闘の邪魔になってしまう、そんな彼の戦いはまだこれからだ!
「コンビニ店員とコネじゃない警官(短編版)」
正義感に溢れるが頑固、権力者の身内に睨まれたくないからと同僚たちに距離をとられる。そんな彼の前に現れたのは、子供を通報するコンビニ店員だった。
以上である!
こうして集まったあらすじは七十を越え、企画主の悲鳴がツイッターに流れた。ごめんなさい。でも楽しかった。
私はこれから、まだ読んでいないあらすじを読み、書けるものは感想を書いていくという優雅に見せかけた過酷な活動に移行する。2000文字なのに情報量はあれもこれもすごいのだ。
なろうテンプレのものは今のところ見ていない、多種多様な物語のあらすじたち。興味があるならぜひ「あらすじだけ企画」のタグを検索して、読んで感想を置いていくことをおすすめする……。
実はひっそりと消えているあらすじもあるみたいなんだけどね……ユーザーごと……
波乱万丈だった……




