よくわからなくても音楽は楽しい
知っているならもっと楽しい……はず
いろはにほへと~
ラシドレミファソ~
私は「習った」ことはないが、アルファベットで並べると
ABCDEFG
となるらしい。あれだ、たまに創作物の中でも取り上げられる「G線上のアリア」という曲の「G線」というバイオリンの弦の名前。ああしたところで登場する呼び方だ。
(おまけ
バイオリンは弦が四本あり、
E線 A線 D線 G線
を指で押さえ、弓で弾くことで振動する線の長さを変えて音の変化を出す仕組み。
なおピアノの王様、グランドピアノは230本ほどの弦が使われているらしい……
一音を弾くのに複数本の弦をハンマーで叩くのだとか)
ではなぜドレミファソ「ラ」シド、いろは歌の始まりである「い」が「A」であり、ドの音からではないのかというと――
――実はよく知らない(岩戸に隠れる)。
あ、でもネット上では、男性の出せる一番低い音がソの音なので、その次の「ラ」が基準だと書かれて……(出した頭を引っ込める)。
……まあネット上の情報のカンニングはともかくとして、「ラ」の音が特別なのは間違いない。
オーケストラでは多くの人々が、それぞれ違う楽器を演奏する。距離によって音が聞こえる早さは微妙に変わってしまうので指揮者をよく見ましょう、というのは学校の合唱祭でみんな言われたことと思う。私は見るものより聞くものを信じてしまうけど(台無し)。
オーケストラでは人の声ではなく楽器からして様々なのだが、ドレミファソラシドの音が楽器ごとに違うわけではない。ドを出せばみんなドの音がでる(音階のない楽器もあるにはあるけど)。
その彼らが演奏直前、みんなで一斉に同じ音を出して楽器の調子を確かめる、というのが「ラ」の音だ――というのが、私の知っている「ラ」の音が大事なんだよ、という根拠である。
そして日本でしか通じないであろう、はにほへといろはの存在感。実はこれはかなりのものだ。
だってト音記号、ヘ音記号っていろはからの名前だし。
短調、長調とつく曲、「ハ長調」とか「ニ短調」も、はにほへといろはからだ。
ト音記号は「と」から、へ音記号は「へ」の場所から書き始める、地図でいう東西南北を指し示す記号みたいなものである。
長調は明るい曲、短調は暗い曲、と思えば大体合ってる(はず)。
基本的に長調にはシャープ#がつく音が、短調はフラット♭がつく音が、楽譜の最初に公式ルールとして書いてある。
シャープかフラットかの違いで曲の雰囲気が変わるのがなんとも面白かった覚えがある。
……確か「~長(短)調」の「~」にあたる、いろはの音が、最初の一音でもあったはず(確認したかったものの上手く検索にひっかからない~!)。
なんだか情報が多いのにいまいちまとまっている感じがしないな。う~ん……。
ドレミファソラシド
はにほへといろは
CDEFG ABC
これら三つは同じものである~(日本にしかいろは歌での数え方は通じないだろうけど)。
ト音記号、へ音記号、ハ音記号を見れば、と・へ・はの音が楽譜のどこかわかる!
でもとりあえず一番みんなが見慣れているト音記号さえ知っておけば創作で困らないんじゃないかなぁ。
長調は何も記号がないこともあった(はず)だけど、短調は何かしらの音には曲の始まりからフラットをつけられている。
こんなものかな。
なお私は「知っておけば小説に生かせるかも~」などと言いつつ、想像しているのはミステリーとかサスペンス(捕まった誰かが犯人にバレずに助けを呼ぶ)というものばかりである。
誰かの役に立つ日が来ることをただ「あればいーなー」と思っているだけだったりする。
きっともっと違う場で使うこともできるはずなんだよねぇ
中学生くらいの女の子たちがこっそり暗号っぽくして使って、周囲の誤解を招くコメディとか
でも暗号から頭が離れない……




