短編小説は違う場面で苦しむことに
私は思った
ドッペルは悪い奴が出てこない、怖くない小説
なら悪い奴が出てくるちゃんと怖い話が書きたいなと
短編小説、タイトルは「お迎え」。
ドッペルの反動なのかものすごく短い表題になった。……いや、ただ考え付かなかったのだ。
だって思い付いたときにはもう企画終わりかけてるもん。表題を考える暇があるなら一刻も早く投稿しないといけないんだ。
でもホラーの雰囲気が出ていて、やっぱりこれでよかったんじゃないかと今は思う。
ドッペルの投稿で、予約投稿に失敗してからの手直しは凄まじいことになった(記憶は曖昧)。どう書いてあったのかは覚えていないけど、結構書き直した。投稿の直前に読んでみたときに、直す前よりずっとよくなったと思ったのも覚えている。
どうやら私は本当に追い詰められると能力を発揮できるらしい。
だからか、「もう企画のエントリー期間が終わる!」と気が付いてから、お迎えを書くのは早かった。
冒頭に思いっきり転んだところから、起き上がるまでに何日もかかったことをなかったことにすればだが。
この頃、何を書いても、エッセイの方も、やり直し十年も、うまく書けなかったのだ。全然進まないのだ。書いてもなんだかつまらないのだ!
最近やっと落ち着いてきた気がする。スランプにはまだ早いと思うんだけどな。
それでもがんばって無理やり書いた。でもものすごくしっくりこない。
だから私は段落の順番を入れかえた。なんとなく頭にあったのは、「書く順番を間違えている」という感覚だったのだ。
入れかえてみたらなんとかよくなったように感じて、やっと「駅」にやって来たのは書き始めて何日目だったのだろうか。幸か不幸か文字数は全然溜まっていないのでここからの展開に文字数と時間を費やせると安心した。その安心感を燃やして吹き上がるやる気!
まだまだ文字数は余裕だ……ふふふ……この場面も文字数は余裕だ……ふふふ……ここも……そこも……ふふふ……ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふあ、ちょっと休もう。
よしまた書くぞふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ終わった。……え? 終わった……?
やる気に取り憑かれた途端、休憩時間を挟んだものの、気がついたら一気に最後まで駆け抜けてしまえていた。冒頭の苦しみはなんだったのか。ドッペルではあんなに唸っていたのになぜなのだろうか。
八千弱という、ドッペルの約半分の文字数だったからか、ドッペルよりも呆気なく書ききれたと思う。この「書ききれた」は小説を完成させたという意味ではなく、始まりと終わりまでをひと繋がりに書けたという意味である。
そして主人公の道中でのエピソードを必要な分を増やす。より理想的なやりとりに改善する。段落や改行に違和感があるかなどの見直し……といったことを繰り返して、そしてやっと完成なのだ!
思い付いてから十日ほどだったと思う。
すごいよ駅ホラー企画。たった一ヶ月で二つも小説を投稿するとは思わなかったよ。
こうして物書き晶はあれだけ書けないと言っていた短編小説を、呆気なく書いて見せたのだった!(冒頭での苦しみを忘れている)
おめでとう!
物書き晶の完結小説が二つになった!
物書き晶の投稿作品がエッセイ:1、ホラー:2となった!
物書き晶はホラー小説界へと一歩踏み出した!
………………あれ?
ドッペルでは「小説書けたよ!」と昼更新したこのエッセイだが、
エントリー締め切りに焦った私は昼更新の余裕をもつことが出来なかったのであった……




