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長編小説を書くだと!?バカやめろ!  作者:
遥かなる完結、長編小説……どころか小説を書ききれたことがない!
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魔王討伐で魔王城が忠義の心中スイッチオンだって?

こんな はずでは

思うも 手遅れ

ちゃんと みんなは

投稿前に 確認しよう☆

 ああ、なんということでしょう。

 ここまでくるのに色んな試練を乗り越えてきたというのに、こんなことになるなんて。


 何も閃かない私を置いてけぼりにして企画は始まっていたり、予定よりちょっと文字数が増えたり、やはりクライマックス寸前で書けなくなったり、そんなこんなを全て過去のものにして、残すところは細かな修正と物語の時間に沿った投稿。

 あとは読まれるか、感想はもらえるのか、毒者と呼ばれる嵐が襲ってこないか、そんな受動的なことしか考えなくていい、まるで延々と旅をしてたどり着いた魔王城で、ついに魔王を討ち取った勇者の一行が「魔王を倒したら旅の出発地点の王城に瞬間移動できるマジックアイテムをゲットできたぞ!」と大喜びしているような場面なのだ。


 あとはちょっと整えて、アイテムで帰還――見直して修正して投稿するだけ、なんなら一話目はもう予約投稿しているからアイテムを使った瞬間ともいえる。そこまできたのに――


 突然、完璧な勝利を収めて帰ったらちやほやされまくって安泰な未来が待っているはずの勇者が


「あ、このアイテムって人数制限あるから抜けるわ。魔王倒したから魔王城も崩れ始めてるけどなんとか自力で脱出するぞ! うおおおおーー!!」


 ……などと言って全力で走り出したかのような……まあ私の場合は命の危機ではないけど、まさに、そんなピンチ!




 表題を考え直す時間、なし!

 はっはっはーやったぜーなんて言ってるエッセイのPVが動いてる、ドッペル(決定)も動いてる、予約投稿は出来ないので予約投稿時間に合わせて書いて手動で投稿しようとしていた活動報告がぽつんと一つ、取り残される……!


 そしてなぜそうなったのかわかっておらず混乱した自分、ルギ◯爆誕な予約投稿機能への不信感、投稿直前ギリギリまで見直したい三話と四話、一話目をもう出した以上退くに退けなくなったスケジュールが迷路となり勇者(わたし)の脱出を阻む! ぎゃ~!!




 ……ここからの記憶がはっきりしない。三話と四話、特に三話は冒頭部分をがっつり書き換えた、はず。だが何をどう変えたのか何も覚えていない。句読点の見直しとかそんなものではなく結構書き換えたのは確かだが。

 二話目はわざわざゼロ分ぴったりに手動でこだわりの更新。予約投稿への再チャレンジに挑む精神状態ではまだなかった。

 そしてせっかくだからと、初めての活動報告を書く。……え、これってプレビューないの!? と精神にクリティカルダメージ。


 あああーああーあわわーあわーうわわー…………――――




 ああ、なんということでしょう。

 初めての小説の投稿は終始パニック状態のままいつの間にか終わっていただなんて。

 夜には落ち着いて、最終話は予約投稿に再チャレンジした。ちゃんとできた。めでたしめでたし。


 ……ホラー小説を書いている最中よりもずっと怖い体験をすることになるとは思わなかった。きっちり完結まで書ききり万全の構えであったはずなのに。


 魔王城からの脱出、みんなはこうならないように、魔王の討伐はちゃんと事前に逃げ道まで確保するんだぞ(絶対に違う)☆

今となっては初々しい、微笑ましい失敗談だが、渦中の本人は必死なのである!

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― 新着の感想 ―
[一言] トラブルに見舞われつつも、無事に魔王城から帰還できてよかったです。きっと僧侶予約投稿と魔法使いプレビュー機能は、魔王四天王と戦って殉職したんですよ。 何はともあれ、「おお、勇者晶よ。死んで…
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