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長編小説を書くだと!?バカやめろ!  作者:
遥かなる完結、長編小説……どころか小説を書ききれたことがない!
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書いた ~初めての完結小説の投稿~

小説を書けた


一言で書いてしまうとこれまでの数回分のエッセイ更新がどれだけ引き伸ばされているんだと思わなくもないが、私にとっては楽しく苦しく苦しく苦しい二週間ほどの苦しみ……おかしいな苦しんだ後半の思いに蝕まれているエッセイになってしまった

けど経験にはなったと思っている

 今度は最終話がおかしくなってしまったものの、ちゃんと完結まで書ききるという偉業を達成できた私。ようやく物書き未満からちゃんと物書きを名乗れるようになった。と、自分では思う!

 私がんばった! がんばった!(セルフちやほや)


 それにしても、最終話は本当に妙なことになってしまった。あれが「キャラクターが勝手に動き出す」とかいう現象なのだろうか?

 表題に入っている「ドッペルゲンガー」も幼馴染の男の子が急に話し始めたもので、考えていなかった。小学生くらいのときに小説を書いていたときは登場人物たちの会話が脱線するどころか、もぐらのように地面に穴を掘って潜ってそれっきり……なんてことはあってもまともに続いたことなんてなかったので、ちゃんと形になったことに感動すらしているけど。不思議な出来事だった。


 長々とした雑談が延々と続いていくから、昔から会話文は苦手だったけど、こうしてちゃんと書けたなぁ……。


 ……なんて感傷に今になって浸っているけど、このときはそんな状況ではない。


 書いた、ならば公表しなければ!

 遠足は家に帰り着くまでが、小説の完成は最終話を投稿するまでが大事なのだたぶんきっとおそらくは!


 書き終えたらますます突き進む気持ちが溢れてきたのだ。それに駅ホラー企画は期間限定。さっさと投稿しておかないと流行遅れというやつになってしまう。

 ちなみに現在はたまーにアクセスはあるものの、一時間に一とか二とか。五もつかないということは、もうドッペルは読まれていないようだ。


 やっぱり一話がまるで怖くないのがホラー小説っぽくなくて読まれないのかもしれない。企画が終わったのに、迷いこんでくる人がいるだけすごいのかもしれないけど。なんて思う私だった。




 さて、ようやく投稿である。

 全部で五話となった「ドッペルゲンガーは廃駅で消える」の投稿は、私のお休みの日だった。小説の中で大体の時間が決まっていたのでそれに合わせようというちょっとした思い付きにはちょうどよかったのだ。書ききってから睡眠というリラックスする時間もとったので、とても穏やかな一日が始まった。


 まったりと朝を過ごしてから、久々の「新しい小説を投稿する」手順を確認しつつ考える。

 一話ずつ見直して、その時に標題(こだわりたい)を決めて、……待てよ表題(ドッペルドッペル)をそもそも考えていないぞとその時にやっと気が付く。だがしかし、その日は休日、なんの予定も入れていないしまだ時間はたっぷりある。そんな余裕たっぷりのまま午後になる。


 暫定的にそれぞれ決める。私は書き始めてすぐの時から、表題には「神隠し」という単語を使いたかった。でも登場人物が勝手に言い出した「ドッペルゲンガー」という言葉も気に入っていた。なのでとりあえず書いておこうと思い、ただなんとなく思い付いただけの表題を書いて予約投稿ボタンをぽちっとな。


 後で気になるワード「神隠し」も使うタイトルを考えて書き直そう。うまく考え付かなかったらこのまま公開してしまえ。あと三十分くらいあるし推敲には十分なはず☆


 そんな算段をしつつも心はとても晴れやかだった。


 しかしまだやることは残っていたので推敲は後回し。

 初めて小説を書ききって、初めてなろうで小説を公開するのでやれるだけ「すぺしゃる」にしたかった私は、このエッセイで「小説を完結させたぞ!!」と叫ぶための回を用意していたのだ。


 完結したのは長編小説ではないからエッセイの在り方は何も変わらないけど、こんな大チャンスに何もしないってもったいないのでは? よしやろう!

 という変なやる気のまま書いたのだ。そんな暇があるならなぜあらかじめ表題標題をよくよく考えておかないのかなどと言ってはいけない。


 よし、予約投稿で同時に公開だーー!!


 予約投稿ボタンをやっぱりぽちっとな――




 ――そして私は失敗した。今思うとこのエッセイがずっと午前中の予約投稿ばかりで午後の投稿をしたことがなかったというのが原因なのだと思うけど。


 PM二時に予約投稿したつもりで、実はAM二時を選んだのか、予約投稿ではなく即時投稿に。

 びっくりした。その事実に気が付いてからの記憶が、ほとんどない……。

これもいつかくるはずの、「長編小説を完結させる」という願いへの(いしずえ)になるだろう闘いであり、純粋に挑戦したいことだったのだ

予約投稿のミスに気が付いたときは心の中でムンクの叫び状態になったけど


できるだけ記憶が残っているうちにちゃんと書いておきたいけど、私とりあたまだから書いたそばから忘れていく……見返してびっくりする

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