夜に村を徘徊することなんてあんまりないもん!!
補足して、再び「書けない書けないよぅ」と悩む現実へ
結局、前回は怖いもののことばかり考えて終わってしまった。きっと「嫌なはずなのについつい考えてしまう」というやつだと思う。なんだろ、一言にまとめると怖いもの見たさによる暴走?
そういえば前回に「特に謂れのない不幸」という恐怖を挙げるのを忘れてしまった。
人間から見て特に妙なことなどしていない、「理不尽」がきっかけ。
それこそ「たまたまそこにいた」とかの運の悪さで巻き込まれるやつ。こんなもん避けられるわけあるかーい\(^o^)/
というわけで、これが怖くてホラーの視聴から逃げているよ編、終了!!
あれこれ苦手なホラー成分について考えたが、目の前の課題になんら変化はない。駅ホラーを書き上げるのだ。
企画の締め切りまでは時間がある。コンパクトにまとめた短編小説を書くのだ!
駅ホラー企画になんとか乗っかるため、私は全く味のしないイメージを捨てて、考え直すことにした。
ホラーで、私が平気なくらいの怖さ。初めてのホラーでトラウマものの恐怖に挑戦したら、一生書けなくなりそう。というわけで恐怖は低めにしよう。
ホラーなのでやっぱりお化けはいないとね。もしくは妖怪だけど、この時の私はなんとなくその気になれなくて考えなかった。
うーん、舞台は村がいいなぁ。でもあの駅、頭に浮かぶのは昼間のイメージなんだよなぁ。しかし、このまま昼間の駅で考えていたら「死んじゃったおじいちゃんが兄弟ゲンカした女の子を慰める」という最終進化を遂げてしまったプロット擬きから離れられない……。
駅から家出を決行しようと一人きり、泣きながら下を向いている女の子が誰かに話しかけられる。顔を上げられないけど声でおじいちゃんだとわかる。しかしおじいちゃんの姿は見えなくて、俯いているから見えないのだと思ったら、というホラーだったのだ。
しかし。それだけだった。これ以上の細かなやりとりは頭から出てこなかったのだ。慰めるって、どうやって……?
うーん。
うーん。
本当に……短編を書いている人たちはどう思い付いて、どうまとめているんだろうか……。
捨てようにもなかなか頭から離れない!
まるでゾンビのように……!




