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長編小説を書くだと!?バカやめろ!  作者:
遥かなる完結、長編小説……どころか小説を書ききれたことがない!
61/131

夜に村を徘徊することなんてあんまりないもん!!

補足して、再び「書けない書けないよぅ」と悩む現実へ

 結局、前回は怖いもののことばかり考えて終わってしまった。きっと「嫌なはずなのについつい考えてしまう」というやつだと思う。なんだろ、一言にまとめると怖いもの見たさによる暴走?

 そういえば前回に「特に(いわ)れのない不幸」という恐怖を挙げるのを忘れてしまった。

 人間から見て特に妙なことなどしていない、「理不尽」がきっかけ。

 それこそ「たまたまそこにいた」とかの運の悪さで巻き込まれるやつ。こんなもん避けられるわけあるかーい\(^o^)/


 というわけで、これが怖くてホラーの視聴から逃げているよ編、終了!!




 あれこれ苦手なホラー成分について考えたが、目の前の課題になんら変化はない。駅ホラーを書き上げるのだ。

 企画の締め切りまでは時間がある。コンパクトにまとめた短編小説を書くのだ!

 駅ホラー企画になんとか乗っかるため、私は全く味のしないイメージを捨てて、考え直すことにした。



 ホラーで、私が平気なくらいの怖さ。初めてのホラーでトラウマものの恐怖に挑戦したら、一生書けなくなりそう。というわけで恐怖は低めにしよう。



 ホラーなのでやっぱりお化けはいないとね。もしくは妖怪だけど、この時の私はなんとなくその気になれなくて考えなかった。



 うーん、舞台は村がいいなぁ。でもあの駅、頭に浮かぶのは昼間のイメージなんだよなぁ。しかし、このまま昼間の駅で考えていたら「死んじゃったおじいちゃんが兄弟ゲンカした女の子を慰める」という最終進化を遂げてしまったプロット(もど)きから離れられない……。


 駅から家出を決行しようと一人きり、泣きながら下を向いている女の子が誰かに話しかけられる。顔を上げられないけど声でおじいちゃんだとわかる。しかしおじいちゃんの姿は見えなくて、俯いているから見えないのだと思ったら、というホラーだったのだ。

 しかし。それだけだった。これ以上の細かなやりとりは頭から出てこなかったのだ。慰めるって、どうやって……?



 うーん。

 うーん。


 本当に……短編を書いている人たちはどう思い付いて、どうまとめているんだろうか……。

捨てようにもなかなか頭から離れない!

まるでゾンビのように……!

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― 新着の感想 ―
[一言] こんばんは。 思うんですけど、晶さん。 それだけ怖がりなら、さぞ良いホラーを書けそうな予感がするんですよね。 理由として、自分はホラーを書くにあたって『怖がり』の要素が必要だと考えている…
2020/08/12 22:23 退会済み
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