こんなエッセイどう見つけるの?
ランキングと検索以外だとみんなは数ある小説の中からどう出会うのだろうか
今のところ夜中の三時というみんなが寝ていそうな時間に予約投稿しているのに読む人が現れるとは……。
その三時に読まれているし、新着小説が順番に表示されるページがあるのだろうか?
そして五月一日夜、ブックマークを一件いただいたことに気が付く。
い、いつの間に……! ブックマークのお知らせってこないのか。一体誰がなぜ……。
……そして感想まで書いてもらったことでその正体を知る。既に完結作品を世に出している方だった。こんな前夜祭(になる予定の)エッセイへようこそ!
一方、いまいちなろうシステムを理解していないため、私は作者マイページやランキングに乗っているものから探す以外の方法を知らないのであった……。
(そして更新前にさらにブックマークとポイントをつけてくれた方々、ありがとうございます)
大雑把に「私は小説を書く能力が身に付いている!」と仮定した現在。
では小説を書き始めよう!
……とは、まだならない。甘く見てもらっては困る。かつて何十ページ分もボールペンでカリカリ書いて、最終決戦! という場面で止まってしまっている小説が今も私の手元にあるのだ! いつか続きを書いてやると思いながら何年も経っている! これはいかん。
何も考えずにクライマックスを前にして筆が止まるなんてなれば、ただノートに人知れず書いていた時とは違い、永遠に平和が訪れない小説がネット上に漂い続けることになる。漂っているだけならまだいいが、うっかり誰かが拾い上げてしまったらさあ大変。
「おお、なんて素晴らしい小説なんだ!
とても多い文字数に期待が高まるぞ!
読んでみたら美しい文章、躍動感溢れる登場人物たちの活躍、思いもかけぬ事件と立ち向かう人々の熱い思い!
そしてこのクライマッ……ん?
クライマックスも結末もないじゃないか!
なんて悪い小説なんだ! 作者を出せー!!」
……なんてことに! そしてこの場所であれば炎上は不可避!
(小説の出来の良し悪しについては都合よく神作品(未完)だと考えておこう! 考えるだけなら人は自由だ!)
そしてそんなことを繰り返せばどうなるか。
「ムッ……こいつは!
あの書くだけ書いてクライマックスも結末もお預けという悪名高い作者!」
などと認知されてしまい、のほほんと他の方々の小説に感想を書いている場合ではなくなってしまう! これは避けなければならない……!
となれば、私が己に課すべきこととしてこれだけは譲れないことになる。
ちゃんと完結させるのだ!
いくつも完結作品を世に出している方々は本当にすごい