このエッセイは練習と整理整頓を兼ねている
いやだって小説って書きたいから書くわけで…うん
~前回までのあらすじ~
小説家になろう! ではなく、とにかく何か小説を投稿して「偉そうに感想を書くだけの特権階級」から「ザコ小説家」に転身して曲がりなりにも同じ土俵に立とうと考えた私であった。
~あらすじ終わり~
さて、では肝心の小説は書けるのか?
必要なものといえば……アイデア、技術、書く時間……あとはやる気だろうか。
アイデアは……あった。短い間だが色々とランキングから読み漁る私が「見かけないなー」と思った物語が。読みたい。ないなら書くしかない。
……いや違うんだ。
決して、絶対に、「読みたい」「ない」「ないなら書く」の三段論法で自分が小説家としてデビューすれば解決だけどとにかくそんなのどうでもいいから何か書きたいぞ書きまくりたいぞー! と考えたのが最大にして真の動機だなんて、か、か、か、考えてないんだからねっ?
……次。次だ! 技術である!
小難しい熟語を使いこなせるか? さっきまで太陽が燦々(さんさん)と照りつける~とか書いておいて「今日は天気が悪いなあ」とか登場人物に言わせないよね? ら抜き言葉はあり? 登場人物のセリフでもなし? ちゃんと一貫している?
こんなの気にしてたら面倒くさすぎるわー! ……なんて怒らず、気を付けよう。ら抜き言葉くらいなら物語の進行に影響はないかもしれないけど、昼になったり夜になったりエリックに話しかけたらその場にいたのはボブだったとかが起きたら間違いなく混乱が起こる。感想欄に。ボブって誰だブライアンだろって怒号が並ぶ感想欄なんて地獄だ!
なお私は現在、登場人物の口調や敬語に頭を悩まされている……。受け答えって難しい。コミュ障がここで火を噴くとは……(大火傷)。
書く時間。
私は……あるといえばある、ないといえばない。ここしばらくはコロナがどうこうステイホームがどうこうと騒がれているため家にいる時間が伸びた人は多いはずだが、私は全く関係なく出掛けている。リモートワークなんてサービス業にはない。
だが遊びに出掛けることはさっぱりなくなったので遊行費や体力は残るようになった。お客さんも減ったからお仕事も忙しくないし……。
しかし、まだ私から時間を奪うものはある。家でできる娯楽。ゲーム。いつもより長いお風呂タイム。以前から気になっていた服の染み抜き。そして。
そう……なろう小説を読む時間と、こんなエッセイにうつつを抜かしている時間である! だがここで後悔してはいけない! 全てを手に入れる! その意気でいなければ、「未だかつて長編小説を完結させたことがないくせにまたしても長編小説に挑む」というアホなことなど出来ないのだー!!
……どうやらやる気も備わっているようだが、大丈夫じゃない気がとてもしてきた。
変にかっこつけようとして書くとかたーくなるのに、本音ぶっちゃけモードだとテンションが変貌するなと実感するものを書いてしまった…