女性を例えるものといえばこれ定番
あれこれ悩んだけどとりあえずここにある程度まとめられるくらいには落ち着いてはいる
考えもしないことは書けないのでとにかく考えよう
登場人物の外見描写か……。そういえばみんなはどう表現しているんだろう。
背が高くて見上げないといけないとか。
ライバルのことを髪色から髪質からどんな美しさなのか例えて目も肌も書いて腕や足の華奢なところまで一段落にまとめている人もいるな。そして直後に続く主役の見た目のことは一言だけ。
自称平々凡々な外見の主人公とイケメン彼氏の情報量が違いすぎることもあれば、同じだけ書いて誉めるか貶すかが違っていたり。
主人公以外の視点で主人公の神々しさを書きまくっていることもある。
……でも……全く書いていない人も……いる……な……。
いやまだだ、ここで考えるのを止めたら一生考えないぞ……!
何も読者への説明ということだけではない。恋に落ちた男はそれこそこの世で最も特別な女性をどう思うだろう。そんな素敵な世界を十分の1でも百分の1でも読者に……伝える……描写が……語彙力が……私に……あるのか……?(強制終了)
そういえば思い起こしたりあちこち読みにいっている間に、この表現嫌いだな……? となることもあった。
登場人物の外見を、まつげが長くて色っぽさを感じるだの髪は背中を流れてまるでなんとかみたいに見えるとか足がすらっとしているというのを表現するのに、代わりにすらっとじゃなくなんとかのなんたらにこんなそんなあーだこーだと――――
――――めっっっっっっっっちゃくちゃながーくくどーくしつこーく美しさの過剰説明が溢れてむしろ私の脳みそから溢れていく……!
マンガならまあありかもしれない。でも文字しかない小説の一文を独占してくどくどと主張されると私はつらい。
つまり、こういう表現は私は好かん。もし私がこういった表現を参考にしたら大失敗するのだろう……。……大失敗したことがあった気もする。途中でデリートした気もする。
いや気のせい……だ。うん。
きっと好みじゃなくって、相性が悪いのだろう。なんか体の肉付きがとか胸がたわわだとかって照れ臭くて作者の私の心がもたない。私には生々しすぎる……それもまた色気むんむんで魅力的なのだろうけど、私はちょっと耐えられないので頭の回転を止める。
私はもっともうちょっとほんのちょいとデフォルメされたくらいの世界がいい。そうだな……「目を細めて頬を紅潮させ笑みを向ける」というよりも、「花のように笑う」くらいとか?
口元だけとか目元だけ強調するならいいんだけど。チャームポイントとして何かを目立たせる表現は好きだ。
……これはおそらく、人の顔を見ながら話せない私自身のこれまでがそのまんま出てるな……まあきっと許されるはずだ私が許す(自己解決)。
ところで、花のように、っていいな。
運命の女の子をお花に例えたらお洒落でそれなりに浮き世離れしていてちょっと神々しくない? 素敵じゃない?(お前は何を言っているのだ)
長編小説には(詳しくないくせに)色々な花の名前を登場させている。お花かわいいよね。花束のプレゼントとか貴族ならふつーだよねきっと。
それに、貴族令嬢たちをお花に例えるのって貴族らしい(のか?)し、人物の雰囲気も伝わるんじゃないか? 漫画と違い視覚情報のない小説でも外部から静止画を読者の頭に持ってくることはできる。お花ならいい匂いも想像してくれる……。
よしよし、いいじゃないかいいじゃないか! でも何の花に例えようか?
私はお花に詳しくない(大事なことなので二回書きました)。詳しい人も特に周囲にいるわけではない。
こんなときは、そう……いつもお世話になっておりますありがとうございますというべき相手、ぐるぐるな先生のご登場なのである!
情報化社会ばんざーい!




