続! どこまで書けば……いつ書けば……?
ちゃ、ちゃんと決めてあるんだよ!?
本当だよ!?
人物の外見、決めていないわけではない。でもどこで説明すればいいのかわからない……。
少なくとも主人公たちは大雑把でも見た目の情報はすぐに読者に開示すべきだよねぇ。すらっとしたイケメン教師を想像して読んでいたら途中でおちびだと突然明かされたらがっかりされそう。貴族令嬢なヒロインがかの有名な縦ロール髪だと最終話で暴露されるとか感想欄に暴徒化したヒロインファンが溢れそう。
いやこれらは出てこないけど。
それにしてもどうしよう。特に今回困っているのが主人公、親友。それに主人公や他の主要人物たちの家族。この長編小説は貴族がいっぱい出てくるからね。ヒロインたちは主人公が初対面の緊張で心臓が激しくうるさいのでじろじろと地の文で眺めまくっていても問題ないだろう。……多分。
主人公か~。
不自然に鏡でも覗かせようかな。お、ちょうどよさそうな場面があるからなんとかねじ込めそう。
ヒロインのお父さん、……外見の話は二章じゃだめかな?
主人公家族(王子が主人公なのでつまり王族)の登場は一章にはないから考えるのはこれからでいいけど、う~ん……。
親友よ、お主はどこで秘めたポテンシャルが大爆発してちゃらイケメンになると言及すべきなのだろう?
この長編小説、それなりに外見の情報は大事なのだ。国民のほとんどが茶髪に茶色の目をしている中で金髪碧眼の王道王子様ルックなんて目立つ目立つ。まさに主役!
というかそんな王子にしたかったのでむしろ「その他」はほぼ茶色ということにしたのだ。……しかしその「ほぼ茶色の国民」という情報もろくに出してな~い!!
うわあああああああああ
早く主要人物たちの外見を個別に表現しておかないと!!
うわあああああああああ
茶髪(明るい栗色)と茶髪(とても赤色が濃く深いリンゴ色)と茶髪(暗い場所では黒にも見える焦げ茶)と金髪と黒髪と茶髪(明るい栗色)が!
碧眼(空色と表現)と翠眼(濃くてほぼ黒)と翠眼(明るい緑色)と茶色が茶色が茶色が茶色が~!
ごった煮のドレッシングのめっちゃシェイクした炭酸水のるつぼだよおおおおおおおお!!
髪色のやつ全部違う人だよおおおおおおおお!!
絶対に絶対に書き直してやるんだ~!!!!
茶髪のレパートリーを増やさないと読む人も区別がつかなくなりそう




