どこまで書けば……いつ書けば……?
一章はやっぱり大幅に書き直すことになりそう……
だけど今書き直していると完結しなくなりそうなので全力で目をそらす
物語に登場する人物たち。舞台となる建物や風景。時間帯ごとに変化する気温、日の高さ、虫の声。
セリフも時には呟く地の文。私は三人称に馴染みが深いので基本的に三人称で書き進めていたのだが、「三人称と一人称をごちゃごちゃに書くなんて愚か」と毒舌な書き方エッセイを発見してしまった。さらに、三人称を本当に使いこなせているのかという疑惑も生まれてしまった。
確かに商業の小説では見た記憶がほぼないけど、一人称や三人称をあれこれ使うネット小説に憧れていたのでちょっとショックを受け……三人称の使い方については開き直った。
これでいいんだよこれで「私という神の一人称」はできている! いいんだ~!!!!
ただ今回書きたかったのは三人称とかの話ではない。一番に書いた「人物」の話だ。それと建物や風景。
登場人物の「外見」ってどこで言及する?
初登場?
ちょこちょこと普通の地の文に混ぜる?
登場人物たちの見た目が話題になるときまでとっておく?
登場人物たちの見た目は決まっている。髪の色や目の色、かわいい系かきれい系か幼いかチャラい雰囲気か大体の背丈やどの家族に似ている顔立ちなのかなどなど。
どんな外見の登場人物なのかって、読む側からしてみれば大事な情報なはずなのだが、私はろくに意識してこなかった。ぜんっぜん重要視してこなかった(読む側の時から)。
外見を説明するタイミングとしては、初登場こそインパクトもあって王道なのだと思う。しかし「外見? 興味ない」という私が立ちはだかる。
新しい誰かが現れるのは序盤に多い。主人公やら親友やら級友という名のモブでない程度のちょい役に恋人役に――と現れる度にその人物紹介で少なくとも数行ずつかかってしまう。
あの登場人物ラッシュが嫌いなのだ!!!!
物語が進まない!!!!
序盤なのに!!!!
へーへーそんな詳細を説明されても堂々としていられるくらいイケメンか美女なんだろ!!!!
たまに主人公は美人じゃないとか紹介されていたりするけど他からみたらやっぱりモテてますからね!!!! ちくしょう!!!! 美形め!!!!
ぜぇ……ぜぇ……ぜぇ……ぜぇ…………………………!
(お茶を飲む)……でも一章を見直すと、さすがに人物紹介をしなさすぎたなと反省した。外見がそれなりに重要な物語のはずなのに、親友の見た目は髪色しか出てこないし女の子たちの違いも髪色や目の色しか出てこないし……。
でも長々と髪の長さは~くせっ毛で~今は同じ背丈で大人と比べてなんとか~かんとか~とか書いて……読みたい……?
私は……読みたくないんだ……でもそれなりに大事な部分なんだよね……。
これも技術なのかな~……。
建物もなぁ……




