ところでタイトルはどうしよう
また力の抜けた一人言スタイルに復帰
……疲れた。
このエッセイは面白おかしくふざけつつ書く予定だったのに、ある日突然地が割れて深淵の闇に住まう太古の神が顕現したが今はただの人間の右目に封印された弱々しい存在に見えるけどあっさり絆されるチョロい何かみたいな唐突なものを書きまくってしまったので、PVも結構減って、慣れないことをした私は息も絶え絶えの惨状である。
深夜の思考暴走は恐ろしい。この数話のためにとんでもない時間とエネルギーをかけてしまった。もうやりたくない。
長編小説を完結させたことがない。それでも歳をとる毎に、何かを書くたびに、完結までに少しずつ近づいてはいる様子ではある。だから私はまだまだ可能性の種を育てている途中だと信じてもいいはずだ。しかしここでもう一つ、私がしたことがないことを挙げてみる。
タイトルを決めたことがないのだ。
困ったことはなかった。何しろ完結していない小説に名前がなくてもそもそも呼ばないし。今現在私が書いているものも単なる「長編小説」というのが名称の代わりになっている。なろうシステムの都合で一話一話に名前はつけているものの、表題にはそぐわない。あくまでもその話に対応した名前でしかない。
ただ、プロローグを考えた時になろうテンプレを齧ったような名前をつけてはみた。しかし一ヶ月もすると違和感のある名前としか感じられなくなり、名前をプロローグに変更。そこからさっぱり考えるのをやめた……。
これはよろしくない。このままでは投稿したときにうっかり「名称決まらず」などとでかでかと書いて公開して後悔しそうだ。こうかいだけに。
……ごめんなさい。前回からの負のオーラを吹き飛ばすのに失敗しました。
しかしこの長編小説については焦らなくてもいいだろう! なにせなろう小説を読んでアイデアの浮かんだ、小説家になろうに投稿することになった(あくまでも予定)の小説なのだ。
おりじなるとかせんすとかこんな長い名前覚えられないぞとか考えず、いかにもなろう小説っぽい名前こそが相応しいに違いない!
……好きじゃないけど。
そうだな……最初にこれにしようかと思ったけど「やっぱり面白くないな」とやめたのが確か……?
先祖に十年も何を見ていたのかと叱られた
……だったかな?
…………………………何も面白くなさそう。そもそもこれって少しは長いけどなろう小説っぽさのあるタイトルだとは今は思えないぞ。
そしてタイトルにするほど先祖が叱ってくる小説とか読みたくない。これはダメだ。
今回の小説のテーマをタイトルにしてみる?
……全面に出すようなテーマじゃないな。隠し味としてじわじわと味わってもらいたいのだ。それはやめておこう。
主人公があれこれしたってタイトルにする? うーんこれならいかにもなろう小説っぽくてよさそうな気が――
――やっぱりなんか嫌いだな。
いかんいかんいかんこれはいかん。ええいこんなもの後回しにしてしまえ。完結まで書ききれなければ無駄な悩みなのだ。
長編小説の完結と表題の決定、果たしてどちらが先になるのか乞うご期待!(炎上)
長い長い長い長い主人公の軌跡を一言で言い表すって難しくない?




