悪……とは……?
長い……長すぎて三分割か四分割かになりそうな勢い……
こんなの誰が読むのだ……?
本当は「善悪とは?」と書こうとした今回の標題。……「表題」と書いてしまうと「長編小説を書くだと!?バカやめろ!」の方になるらしい。勉強してきた。
ともあれ善悪って対になる言葉を並べるのってかっこいいよね。と思いつけようとしたものの、今や「善悪」って一言では語れない概念。ほいほいと手を出すと火傷する……というわけではなく今日の更新までに書ききれるかわからないなという情緒の欠片もない理由で一部分をちぎりとって空高く投げ捨てた。
捨てる神あれば拾う神あり。誰か拾ったならば、ぜひ「善」について語ってください。
ではでは悪とはなんぞや~という話へ。
私が読みたい書きたいと思った長編小説は、なろう小説を読んでいるうちに気になった悪役たちをきっかけに生まれ……そうになっている。まだだけど。
そもそも私がよく読む「悪役令嬢もの」も乙女ゲームの「悪役令嬢」という存在から生まれた。本当に悪役令嬢は「悪」なのか? もし自分がその立場だったら? というテンプレを考えた人は偉大だと思う。そこから派生して顔だけのバカ王子とか乙女ゲームという世界からの圧力で人々が踊らされるとかヒロインも転生してきた誰かだとか短編から長編小説まで本当にたくさんの「悪役令嬢もの」「乙女ゲームの世界もの」の小説が書かれたのだから本当にすごい。
彼女たち、もしくは主人公が男性だった時は彼らからみた「悪役令嬢」は「悪」なのか。ほとんどの小説では、読者から見てほぼ確実に悪ではない人物として書かれていると思う。そしてその事実を知らず、「悪役令嬢」を非難したり窮地に追い込もうとしたりと敵意をぶつけてくるような人々が、小説での「悪役」として書かれているはずだ。
基本的に「悪役令嬢」は自力でのしあがったり、超すごい人が「悪役令嬢」の理解者となって代わりに復讐してくれたりして、「悪役」たちをけちょんけちょんの黒焦げ燃えカスに変貌させる「ざまあもの」であることもまた多い「悪役令嬢もの」の小説。ではここで一つ。
悪役たちを何をもって「悪」とする?
いってみよーやってみよー
かんがえてみよー




