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あの雛 番外編。

僕の味方と敵。

作者: 藍谷 紬

小学校は5クラスもあったけど、転校した先では3クラスだった。




もうあの学校で友達をすべて失い、いる事も出来なくなったと思った矢先、母が転勤になった。




一時的なもので数年後には戻るという話だった。




だから僕も小学校を変え、中学には戻ってくる、という話でまとまった。




転校先で僕はうまく立ちまわったと思う。




「カホちゃん」のように頭もよくなって、友達も増えた。




そんな調子だから母親まで上機嫌だ。




そんな調子を前にやってくれていたら僕はどんなに楽だっただろうと




正直母親を憎みながらも。感謝はしていた。




父親がいなくなってからすぐは世親的に不安定だったのにも関わらず僕を育ててくれた。




そこは感謝してる。けど、何故か僕の心の中はいつもからっぽだった。




その理由を欲しかっただけかもしれないけど。




そんな調子で小学校4年から6年。大分人間関係を作る方法を学んできたと思い、




そう言う意味では自信が出てきたのも間違いじゃない。




その証拠に梅田原中学に行った時に小学校のころ友達ではなくなった奴たちとも仲良くなった。




見下してるつもりはないけど、よくもまぁそんなにヘラヘラできるものだと舌打ちをしたこともあった。




そんな時だ、とあるペアワークをとある男子とやることになった。




最初からあんまり喋るわけでもなく、めんどくさそうにしている彼に対して苛ついた。




しかし何度か話してるうちに彼のクラスでの立ち回りに疑問を覚えた。




別にいじめられているわけでもない。しかし彼と凄く親しい人物がいる訳でもない。




その時の僕はきっと彼に似たようなものを感じたのだろう。




そうして話していく内に彼はとても面白い奴だと分かった。




ゲームの知識は豊富だし、会話の中のボケやツッコミも心地が良かった。




僕はきっとこういう緩い友達が欲しかったんじゃないか。




誰かに期待されたり、義務感で行動することにうんざりしてた僕は彼とよく話していた。




中学3年間を通して彼と親友と呼べるまでに仲良くなっていた。




同じ高校に進学し、同じクラスになった。




しかし、教室に入って、とある人物を見て僕が抱いた感情は




______『無』だった。



どうでしょうか

さすがに誰かは分かったんじゃあありませんか?(・∀・)ニヤニヤ

本編と合わせると色んな予測が出来ると思います。

感想頂けると今後の指標にもなりますので(分かりやすさ、どれだけ伝わってるか)

少しでも頂けると助かります嬉しいですどうかお願いします。

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