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第1詰 はじめに

 僕の名前は鈴木ひろし。この小説のタイトルには特に深い意味はない

。読んで字のごとく、ただつまらない小説という意味だ。ここまでひどいタイトルにして面白さのハードルを限界まで下げようとか、逆にタイトルと違ってすごい面白いということもない。

 ではなぜ、このような小説を書こうと思ったのか、それは僕の友人が発した一言に始まる、、、


「お前、くっそつまらないな。」

高校からの帰り道、友人は僕に向かってぼそっとつぶやいた。

「たまたま帰り道が同じだからって理由で自然と一緒に帰るようになったけど、お前の話すことほんと普通すぎてつまらないわー」

僕は一瞬ムッとしたが、

「、、別に面白い話しようとしてないし、お前だって普通のことしゃべってるだけじゃないか。」

と返す。すると今度は、

「いやいや、俺がふった話題では時々お前笑うことあるじゃん、でもお前の言ったことで笑ったことないもん。」

友人は続ける。

「ほんとお前の話、つまらないんだって!逆にここまでつまらないのはある意味、奇跡に近い」

そう言われて僕は段々、そうなのか、、、?と不安になり始める。

「お前の日常を自伝として書いてみ?読んだ人全員がつまらないって言うわ。」


 そんなわけで一度も書いた事のない自伝小説を書いてみることにした。書き方とか文法とかそんなのあんまり分からないけど、とにかく書いてみる。ちなみに冒頭で言ったことは少し嘘になる。やはり期待してしまうのだ。このタイトルなら、「いや、ちょっとは面白かったよ?」と言ってくれる人がいるのではないかと。

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