罪を犯した娘
昔々、村の娘を生贄にする村があった。だが、あるとき生贄が逃げ出してしまった。その後、その村は滅んだという。
このお話はその逃げ出した娘のお話。
「どこだっ!
どこにいった!!
早くあやつを探し出せ!
このままではアヤカシ様がお怒りになられてしまうぞ!!!
そうなればこの村などすぐに滅んでしまう!」
村の長のなのだろう男がそう言いながら村の者達を急かしている。
皆、顔は蒼白だ。
森の中走る娘がいた
「はぁはぁはぁ、早く遠くに逃げなければ・・・。こんなところで死ぬのはいや!!!
外の世界が見たい、普通の女の子になりたい!!!」
そう言いながら娘はどんどん森の奥へ進んでいった
その時だ、甘い甘い声をかけられたのは
ナラバワレトケイヤクヲ
サスレバソトノセカイニツレテイッテヤロウフツウノオンナニシテヤロウ
娘は息を呑んだ
そこにいたのは本来であれば自分が生贄にささげられる原因のアヤカシがいたのであった
「どうして!?
どうしてあなたがここにいるの!?
あなたは村のはずれの湖にいるはず!
なのになぜ・・・。」
サァ ハヤクエラベワレトケイヤクスルカ ソレトモ イマスグニワレニクワレルカ
「・・・・・・・・・・・・・」
娘は答えなかった否、答えられなかったのだ この場にいるはずのないアヤカシが自分の前に現れたのだから
だが、アヤカシは再度問いかけた
ドチラニスルノダ ワレハキノナガイホウデハナイ コタエヌノナラタベテシマウゾ
「・・・・・契約をしたらわたしはどうなるの それを聞いてからよ」
娘はそう警戒しながらアヤカシに聞いた
アヤカシは少し間をおいて答えた
ソナタハソトノセカイニイケル フツウノオンナニナル ソレガノゾミナノダロウ
娘はそれを聞いて自分の方に損はないと思ったのか
「分かったは、契約するわ」
ケイヤクノキカンハイツマデダ
「契約の期間?
そうね、わたしの周りの人がわたしのことを幸せだと思ったときよ」
ソウカ オマエノマワリノニンゲンガオマエノコトヲシアワセダトオモッタトキダナ
「そうよ」
アイワカッタ ナラバ ケイヤクダ
我汝と契約する、我の名は李宮なり
契約者は秋事奇 閼伽禰なり
これをもって契約したことをここに宣言す
これで我との契約は終わりだ
アヤカシ否、李宮は去ろうとした
「ちょ、ちょっとまって!
どこに行くのわたしを外の世界に連れて行ってくれるんじゃないの!?」
娘は李宮に詰め寄った
ここらにいる動物やあやかしは襲ってはこないならば人のいる場所に行くのも簡単だろう?
「・・・・分かったは、なら一人で行くわ、だけどついて来ないなら今後もわたしに関わらないでそれが条件よ」
いいだろう
李宮はそう言うと去っていった
娘はそれを見送ると人が多くいる町に行くため歩き出した。
――――――――一年後―――――――――
生贄の娘がたどり着いた町である村が一夜にして滅んだという噂がたっていた。
だが、その日噂だと思われていたのが事実であったということが分かった
娘はそれを聞いて嬉しがった
(やったあの村のやつらが死んだわ!)
―――――――――数年後――――――――――
あれからさらに数年経った町で、娘は明日に結婚式を控えていたため早くに眠ろうとしたが寝れなかったため外に出たするとそこには、数年前に契約をしたアヤカシがいたのであった
「何のようなの別れたあの時にわたしには近づかないと言ったはずよ」
娘は家の中に入ろうとしたが後ろから首をつかまれて家の中に入れないようにされた
「なにをするの!
早く離して!!!」
なぜだ?なぜ離さなければいけない?
「なぜってわたしがあなたの契約者だからよ!」
契約者ならば離す必要はないだろう?だって契約の期限が切れたのだから
「契約の期限が切れたですって?」
そうだ、忘れたのか?お前が周りの人間から幸せだと思わるまでだっただろう?
だから我はお前を食いに来たのだ
「・・・・・あ、あの契約はなしよ!!
なんならわたしのお腹の中にいるこの子を上げるわ!!」
・・・おまえはまた他人を犠牲にするのか
おまえがここで嘘でもいいから自分を食べればいいと言っていればよかったものを
「なんですって?」
時間切れだ 来世では良き人になれ
そういって李宮は食べようとした
「い、いやぁぁぁぁ!!!たすけてっ」
そのとき家の中から青年が出てきた
「あぁっあなたったすけてこのばけものからっ」
娘はそういって青年にたすけを求めた
「ばけもの?
何を言っているんだこのお方は人の生死を決める神様だろう?
その神様がお前のことを食べようとしているということはお前がなにか悪いことをして神様を怒らしてしまったのだろう?
だからお前は食べられるんだよ」
「なんでよっあなたはわたしのことを愛してるんでしょ!?
なら助けてくれったていいじゃない!」
「それは無理だよ。
だって、俺も神の一人だからね」
そう、この青年は李宮に仕える神の一人であったのだ
「うそ、うそよなんでっ」
「なんで?あぁ、何で神がお前のような人間と結婚しようとしてたかって?
それはお前を見きわめるためだよ、そしてお前は不合格だったそれだけのこと」
そして、娘は信じたくないのか言葉を発さなくなった
「李宮さま食べてしまうのなら今、食べてしまっては?」
青年の姿をした神がそう言った
それもそうだな
―――翌日、隣人が娘の家に行くと入り口の床が真っ赤に染まっていたという――――
皆さんは悪いことをしていませんか?
あまり悪いことをしていると神様があなたを迎えに来てしまうかもしれませんよ?
またも駄作を作ってしまいました。
この小説は勢いだけで書いたので色々間違っているところもあるかと思いますがその辺は見なかったことにしてください<(_ _)>




