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五人の覇者  作者: コウモリ
初めてのお使い
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初めてのお使い 国連総本部編

 国連総本部にて。


「やっと着きましたね…。」

「ああ…。」

「ユー!ダレノキョカデココニイルノ?」

「どんぶりがえるさんの許可ですが」

「ドンブリガエル?ダレソレ?テイウカ、タベモノ?」

「失礼な!我々の師ですよ!」

「通用せんだろう、クラーケン…。」

「あ…。」

「トニカク、デテイクコトネ!」

「あ、それは勘弁を…。我々事務総長に会いたいのですが」

「ジムソーチョー!アナタタチガアウヨーナヒトジャナイ!」

「ぬ…そう言わず会わせてくださいよ…!」

「ナンノサワギダ?ジムソーチョーハ、ワタシダガ」

「え゛」






「フム…ハシャ、カ…」

「はい。挨拶に参りました」

「シテ、アイサツイガイニヨウハ?」

「…クラーケン…。」

「我々は挨拶以外に何をすればよろしいんでしたっけ…。」

「ドーシタ、クラーケン?」

「事務総長、そろそろ我々は帰ります。」

「ダメダ。モウスグ、セカイジュウノホードージンガココニクル。カエルノハ、インタビューノアトダ。」

「な…。」






「日本全国新聞の山田です。何故覇者が生まれたのですか?」

「は…ア…世界を面白くするためだとか…。」

すると、バジリスクがクラーケンに囁いた。

「不味いぞ…敵が来る」

「何ですって?」

「どうしたんですか、クラーケンさん?」

「皆さん、逃げてください!敵が来ます!」


 ズドーン…。


「あ、あわわわわわわわわわわ」


 記者が倒れる。クラーケンがモンスターと二人だけを囲んで結界を描いた。


「バジリスクさん、あいつ炎を身に纏ってます!土蛇の名と違って『技に土の要素がない』近距離攻撃専門のバジリスクさんは下がっていて下さい!」

「何となく悪口言われた気がするが、解った!任せるぞ!」

「ギガウェーブ!」


 炎を身に纏ったモンスターだから水には弱いはずだが、フェニックスのように蒸発させてしまった。


「アイスレーザー!」


 これも同様。超高熱のモンスターに全く太刀打ちできない。


「どうすれば…。」


 すると、バジリスクが立ち上がった。


「どうしたんですか、バジリスクさん?」

「クラーケン…さっきは『心遣い』ありがとう。だが、わしは新しい技を作り出した!見よッ、ロックハーデン!」

モンスターを地中から出てきた岩が囲み、身動きをとれなくする。

「す、すごい!『初めての』土系の技ですね!」

「…………。」


 バジリスクの坊主頭に血管が浮いているのが見てとれる。


「クラーケン!わしは押さえることしかできない!お前がどうにかしろ!」

「で、ですが…。」


 クラーケンに衝撃が走る。


「体が疼く…。何だこの感じは…?」


 クラーケンが四対の腕を出して、全てからアイスレーザーを出す。それは敵の前で一つになり、大きな力の塊となる。


「アイスキャノン!」


 アイスレーザーの数倍の大きさの力がモンスターにぶつかる。


「ピ…ピギャアアアアアアアアアア!」






「凄かったですね、クラーケンさん、バジリスクさん!」

「いや、それほどのことでは…。」

「アリガトウ、ナゼイキナリコノヨウナモンスターガアラワレタノカハワカラナイガ、キミタチノオカゲデタスカッタ。」

「いえ、モンスターは我々によってくるので…」

「黙れクラーケン」

「ひっ」

「まあ、もらえる恩は貰っとこうや」

「見事に黒いオーラを…。」







 帰りの道中。


「いやー、これでわし達も有名人よのぉ!」

「ちょっと待ってください…。」

「あん?」

「僕達のこと、以前の僕達の知り合いにも知られましたよね…?」

「あ…。」

「その人達、僕達が死んだことも知ってますよね…?」

「…………。」

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