御披露目会 バジリスク・ペガサス編
「まずは、誰からやりますか?」
「最後に来たバジリスクからだろ」
フェニックスが嫌味ったらしく言う。
「なら、バジリスクどうぞ」
「む…。」
バジリスクはまず腰に付けた刀を見せた。
「わしはちょっと試衛館という道場に通ってな…。剣舞を学んだ。町の物を壊すわけにはいかんから結界張ってフェニックス、サーカスフレア出せ」
「OK」
久しぶりに結界を描いた。
「サーカスフレア!」
「ハッ!」
バジリスクが一振りすると炎は散った。
「おお!」
四人が驚く。
「ま、もう一つ挙げるなら…岩石弓矢!」
弓矢が現れる。
「このように岩で物を作れるようになった。無論、威力は半端ではないぞ」
ヒュンと空に向かって射る。
クラーケンが言ってきた。
「そう言えば、試衛館って土方歳三とかがいた道場ですよね?」
「ああ。上に近藤土方沖田斎藤山南がいるぞ」
おおーっと三人が驚いた。
無論、驚かなかったのは勉強不出来のフェニックスである。
「以上だ」
「え゛」
今度はフェニックスが驚いた。
「アンタそれしかないの?」
「…………。強いて言うなら持ち技が強くなった」
「見せてみろ」
ペガサスが上から言うので、
「ギガクラック!」
が落ちた。
「起きたか、ペガサス」
「…………。」
数十分寝込んでいたがまだ頭がクラクラする。
「凄いな、バジリスク!威力が半端じゃないぞ」
サンガーが褒めた。
「後は、剣舞において二つほど技を習得した。伸斬!」
剣が伸びる。
「ぐはっ!」
サンガーに峰打ち。
「域討ち!」
結界の中で爆発が起きる。
ドガーン!
無論、食らったのはシールドを使えないフェニックスとクラーケンである。
「というわけで以上だ。」
バジリスクは四人全員攻撃して終わった。
「では、わしの指名でペガサスがやろうかね」
バジリスクがペガサスに披露しろと命じた。ペガサスがため息をつく。
「俺様の新技はたった一つ。だが、その一つが凄いんだ。」
サンガー、バジリスクがシールドを張る。
だが、小学生の時一行日記を最後の一日で全て書いたあなた方ならもうお分かりだろう。
そう、あの技は…
「フォレスト!」
シールドが効かない。
生き延びるために空を飛んでいたフェニックス以外は、終わった。
波動が消えると三人ともボロボロになっていた。
「し…シールドが効かないだと…?」
「それが付加価値の技なんだよ」
「ただ、飛んでいた俺には効かなかったよーだな」
「それが弱点」
「他に何か言うことは?」
「通常技の進化でも見るか?
マンティスシーザー!」
二百年前とは明らかに違う。
「バジリスク、剣用意しろ」
剣対刃である。
「覚悟!」
五分後。
「ちぇい」
「なっ…!」
マンティスシーザーによって剣が折れた。
「やるなぁ、ペガサス!」
フェニックスが褒め称えた。
「ハッハッハ、まーな」
「うおおお!わしの剣がー!」
「さて、最後に全員に言うことがある」
ペガサスが改まって言った。
「俺は修行中にある男と会った。そいつからの伝言だ。
天上界にある暗黒街を全て潰せ、とよ」
全員が黙った。
全て無くすと言うのはかなりの難題だ。
だが、ペガサスの顔を見ると、マジのようだった。
すると、フェニックスが、
「ペガサス…」
「どうした、フェニックス」
「お前ナーニ変な仕事押し付けられてんだよ」
「え゛」
「天上界の全ての暗黒街を潰すとか狂気の沙汰だろ!ナニ引き受けてんだよ!」
「…………。」
「しかーも、」
一息置くとフェニックスは、
「ホントは俺達にやれって言ったんじゃなくて、お前にやれって言ったんじゃねーの?それを自分一人じゃ出来ねぇからって…」
「ちっ、違うぞ!」
嘘か本当かは勝手に確かめといてほしい。
「嘘つくなって♪」
「何だと!マンティスシーザー!」
「テラフレア!」
「わーっ、二人とも落ち着けー!」




