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五人の覇者  作者: コウモリ
全世界戦争
134/147

全世界戦争 終

「フン、戦争?何の話だ」

「…?」

「盾が無くなって気でも狂ったか…?」

「私の気は狂っておらん。そもそも、これを戦争に仕立てあげたのはお前達天上界ではないか」

「今更何を…!軍幹部を裏切らせ、先に攻めてきたのは地下界じゃねーか!」

「それは、お前達をこの宮殿に呼び込む『種』だ」

「種…?」

すると、地下界王の口調が一転、敬語を使い出した。

「準備は整いました。お越しくださいませ」

『うむ』

「だっ、誰だ…?」

「貴様らには想像つかんだろう。一度も地下界を出た事の無いお方だからな」

「地下界王が敬語を使うって事は…それ以上の身分って事ですよね…?」

「王より上の奴なんていたのか…?」

どこに誰がいるのかと六人は周りを見る。

だが、そこには半壊した宮殿しかない。

だが、宮殿を見たことで解った事もあった。

そこは既に宮殿とは言えない。

周りの陸が見え、空も見えるセットのような場所だった。

そして、その空から声の主は舞い降りてきた。

「お越しくださいましたか、火の呪い神様」

「ひの…のろいがみ…?」

「地下界王、この宮殿の様はなんだ」

「すみません。防御が不完全だった故、半壊してしまいました。事が終わればすぐに作り直します」

地下界王に指図する男。

天上界王に指図できるのは五神だけだった。

この男も神だった。

だが、ただの神ではない。

火の呪い神。


全世界戦争、終了。

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