プロローグ
新作です
ちょっとよくわかりにくいと思いますが、
疑問に思ったところがあれば感想をください
修正していく予定です^^
我々の世界は、今も機能している。
生活のほとんどを科学技術の結晶ともいえるコンピュータにゆだねて機能している。
これはとある大惨事の話
ときは20xx年、人類は新たなる挑戦には励んでいた。
日本から遥か4500キロメートル以上も離れたとある孤島で、特殊な鉱物が発見された。
その鉱物は、「DFR結晶」と名付けられ、研究によりある事実が発覚した。
この鉱物に、基準値を超える放射線とその他特定のエネルギーを合わせると、人類がまだ知りえない核反応が起こり、膨大なエネルギーを誕生させることが判明した。
さらに、この名もなきエネルギーは、電気などの地球上に確認されている全てのエネルギーの性質をもち、その全ての代用をすることが出いることも判明した。
この大発見に、人類が持つ「探究心」が収まるはずがなかった。
各国で激しい争奪戦が始まり、おびただしい数の実験が重ねられた。
しかし、どこの国も思い描く成果は出せなかった。
あるとき、一人の科学者が、提案した。
「この新しいエネルギーの開発には、一国家では賄えないほどの技術力がいります。ここは、他国を出し抜くことよりも,協力してみることを考えてはどうでしょうか?」
と。
この意見に様々な国家は同意し、アメリカなどの超大国が指揮する世紀最大の大規模実験が始まった。
実験は着々と進み、ついに当日が来た。
しかし、人類は己の力を過信していたのである。
エネルギー実験なんて、すぐに成功すると。
核反応を起こし膨大なエネルギーが発生した。
あふれ出んばかりのエネルギーは、人智を超え一つの自我を持ち始めたのだ。
人類の抵抗はむなしかった。ありとあらゆるコンピュータをハッキングされ、世界のすべてを破壊し尽くし、総人口の70%が死に絶えた。
のちに「科学の惨劇」と呼ばれるこの大実験は、科学の力を衰退させる原因となってしまった。
世界中に流出したこのエネルギーは、のちに人体に宿り覚醒する。
それが、新たなる時代
30xx年「魔術の時代の幕開けだった。