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ト書きさんと優雅な日常

作者: 玄色人色
掲載日:2012/05/29

 くはははは、このゲームは今日からデスゲームだ!貴様らはログアウトも出来ず。ただのモンスターに蹂躙されて死ぬがよいわー!

「……何言ってるんすかト書きさん。てかト書きなのにしゃべっていいんすか?ト書きさん?」

 余計な突込みは無しだ助手一号。今回、初めてのテーマは『デスゲーム』だ!!

「デスゲームってあれでしょ?ゲームで死んだら、現実でも死んじゃうってやつですよね」

 うむ、良く大抵使われるのが、死んだら現実で装着したヘッドギアから電流が流れてアボンってパターンだな

「よく小説を読もうのテーマでも使われている人気のジャンルですよねー」

 うむ、だからこそ最初のテーマにはふさわしいとは思わんかね?

「それは分かりましたが、デスゲームの何を語るんですか?」

 まずはデスゲームをおこなう、運営側のデメリットだな

「プレーヤーや小説の書きてで無く、デスゲームを行う側ですか?」

 そうだ。大抵の小説家になろうのデスゲームのカテゴリーを見ていると、プレイヤー側の視点ばかりで運営側の視点というものが無い。ほとんど無い。全く無い

「確かにそうですよねー。今話題の某こぶしで戦うやつとか某北欧神話のリメイクのやつとかも運営さんの話ってほとんど出てきませんし」

……何故タイトルを出さないのだね助手?

「そりゃ、怒られるのが怖いからデスヨ。こういうのは適当にぼかしてわかる人だけニヤニヤしてれば良いと思いますよ?」

 何気に世慣れしてるな助手。話がずれたが本筋に戻して語っていこうかデスゲームのデメリットを!!

「えっへんと偉そうにされてますが。……まあ、適当にお願いします」

 運営のデメリットはいくつかあるが、1つはデスゲーム中のプレーヤーの現実の世間帯。および現実の生命維持の問題だ。

「確かに、ずっとゲームしてるとしても丸一日だったら同居者に不審がられますし。現実の体はご飯食べなきゃお腹減っちゃいますし、トイレの問題もありますからねー」

 2つ目の問題はぶっちゃけ金だ。

「……お金ですが?」

 そうだ。ゲームを開発するには膨大な金がかかる。スタッフの人件費。電力代。MMOならサーバー代。維持費。そしてエンディングこの場合、デスゲームのプレイヤーたちが現実に帰還した際の、慰謝料。迷惑代。社会的信用。言い出したらきりが無いが、それをデスゲームにすることで全てゴミ箱に捨てている。会社という概念からすれば絶対出来ない。正気の沙汰ではないことだ。

「会社ではってことは誰か個人で破れかぶれでやったとかならあり得るんですか?」

それもありえない。基本的に今でさえMMOゲームをすべて一人で組み上げるのは不可能だ。大抵は何十人、何百人チームを組み何人かで分担して作っている。いかに天才、鬼才でも個人が無理して行ったとしても、大多数のチームによって修正が可能だろう。なにより、フルダイブ型の場合。グラフィックはおそらくFF13の何十倍だろう。普通に考えてプレイヤーがストレスなく歩かせるだけでも一人で行うことは無理だな。

「じゃあ、デスゲームは不可能ってことですか?」

 頭を使いたまえ助手。つまりメリットがデメリットを超越さえすれば、会社でも行う可能性がある。……まあ、倫理観などを全く無視した場合だがな。

「ではメリットってなんなんですか?」

 それは小説を書く人間にもよるが、私が一番に考えられるメリットは、デスゲームプレイヤーをモルモットにした生体反応がダイレクトに集められるということだと思う。

「生体反応?ってどういうことですか?」

 基本動作に始まり。デスゲームの閉鎖空間における感情の発露。PKにおける殺人感情。恐怖。畏怖。愉悦。などなど、現実の空間では中々サンプリングできないものまで、電気信号を交換するダイブ機械ならおそらく脳波なども知ることが出来るだろう。これらをログとして大量に確保できる。これらのサンプルを現実の研究に充てれば、製品開発が加速的に進む可能性がある。そして、一番の可能性は、AI人工知能を加速的に学習させることが可能……かもしれない。これについては専門知識などが無いから分からん。だが、これらのログをすべて学習させたAIならばほぼ人間に変わることないものができると思う。超万能型AI。もしこれが開発できるなら、デスゲームで何人殺そうがお釣りがくると思うがな。

「ではデスゲームが出来るとしたら、複合大企業ですか」

 後は国だな。どちらも、ゲーム部門さえトカゲのしっぽ切りさえしてしまえば地力で生き残ることが可能だ。リスクマネージメントを考えたら正気の沙汰では無いが、例えば他企業、他国家に技術面で追いつめられていて、なりふり構わぬ状態なら行う可能性がある。

まあ色々語ったが、もし今後デスゲームを題材に小説を書こうと思っているなら、企業のメリットについても書いてみたらより話が深みがでて面白いのではないのかと思う。

「まとめタイムですねー」

 後、軽く今まで語った内容で、物語モドキを作ってみたので誰か書いてくれんかの。

「それが本音ですか」

 本音と欲望は素直に語る。それが人生を愉しく生きるコツだ。

「はいはい、ではまた次回のテーマで逢いましょー」


以下ト書きさん物語モドキ1


 自分の神獣育てるMMORPGとキャッチコピーでβテストを募集されていた『ト書きさんとゆかいな仲間たち(仮)』。初めてログインされたときに神獣の卵を貰え、一人ひとり全く違う神獣が生まれる。その神獣は友であり、相棒であり、囮であり、餌にもなれる。なんでもありの生命体を自分好みに育て冒険する。フルダイブ型のMMORPG。複合企業GMによって作られた初めてのMMOということで前評判も良く、主人公と友人はワクワクしながら正式オープンの日を待っていた。

正式オープン初日、卵を貰い今後の展開にワクワクしながらも。ログアウトボタンを押そうとした途端、デスゲームを宣告された。MMO『ト書きさんとゆかいな仲間たち(仮)』。

リア充達の阿鼻叫喚の地獄の中、一部の現実を捨てたダメな人達は歓喜した。

そんな中で主人公のデスゲームライフが始まった。

 一方、運営会社では、集められた何も知らない社員達にデスゲームを運営することをトップに告げられる。断れば企業の力で社会的に抹殺と言う宣言を食らった社員達は、仕方なくデスゲームの運営に着手する。トップからの次々送られてくる、無理難題。そして死んでいくプレーヤー達に社員の精神は擦り切れ、胃潰瘍る。なにこのブラック企業。

 そして、デスゲームを決めたトップ達はデスゲームの真の目的である人工知能の開発に着手する。神獣たちにプレーヤーの感情をダイレクトに乗せて、進化させるシステム『横文字でかっこいいの(仮)』を使い。己たちの野望の為に慢心する。

さまざまな、野望と胃痛と悲しみが交差する『ト書きさんと愉快な仲間達(仮)』


第1話「俺の友達の神獣が全裸の幼女だったんがどうすれば良い?」

(V)o¥o(V)


ト書きさん物語モドキその2(個人ではデスゲームはじゃなくこんなことなら可能かも?)


 400万人が遊ぶMMORPG『林檎飴食べたい(仮)』には鬼才によって悪質なプログラムが仕組まれていた。鬼才のエンターキー一つで、ゲームをプレイしているプレイヤーが装着しているフルダイブヘッドギアの電流で死ぬ。鬼才の要求は72時間以内にただ三つのうちどれか一つ、『400億の金』、『ゲームプレイヤーが物語の根幹のアイテムを見つけること』、『AIト書きさん(仮)の真実の公表』。ログインしていたプレイヤー50万人が人質となった。史上最大の誘拐劇が幕を開ける。


『林檎飴食べたい(仮)』

第一話『そんなことよりお腹が減ったよ』


誰か書いてくれんかなー(V)o¥o(V)



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