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死神さん  作者: もか
第2章「死神と生贄のはなし」
19/30

1話「夏休み」

シャランシャラン。

鈴の音が聞こえる。

神社の鈴の音だ。賽銭箱の後ろにある木の枝についた鈴。

小学生の頃友達と遊びで鳴らして怒られたりもしたな。

いつの間にか無くなってたけど。

小さな小さな神社だけど、ど田舎に住む人たちの中ではかなり有名な暇つぶしスポットで、特別なものがあるわけじゃないけど何故か惹かれるようによく遊びに行っていた。

その鈴の音がなんで聴こえるんだろう。


「優ー、何ぼーっとしてんだよ」

「あ、ごめん」

清水に呼ばれ駆け足で二人の元へ向かう。

「優が手伝ってくれて助かったー。優がいなかったら絶対夏休み中に終わらなかった」

「俺もテーマ悩んでたから誘ってくれて助かった。ありがとう」

そう話しながら三人で図書室に入る。

「よし!最後の仕上げ、パワポ作りだ!今日中に終わらせてやる」

「いや流石に終わらないだろ」

夏休み。宿題である『自由レポート』を共同でしようと連絡が来たのは一週間前のことだった。

クラスメイト全員が幼馴染になるほどの小さな村。誘ってくれた清水と内田は、とても仲がいい双子みたいな関係性で、長年同じクラスとはいえ、そこまで大きな関わりはなかった。

なのに誘われた理由は、祖父がこの村の村長をしているからだろう。

いい用に使われるかと思いきや、普通に接してくる二人と今更仲良くなり、今では楽しくレポート作業をしている。

ちょうど自分もテーマが決まらなくて行き詰まっていたし、二人によるとネットでこの村のことがわかるわけもないから、図書室だけで情報を探すことは難しく、戸惑っていたそうだ。

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