6話 予想通りの反応
のぞみ「せんせー、きたよー」
相沢先生「まず先生の名前と要件を言いなさいって、誰だそいつ」
????「きゅ?」
のぞみ「いや……今日起きたら胸元にいたんですよ、信じてくれないと思うけど蛇なんですよ」
相沢先生「一応オカルト研究サークルの顧問だけどな……特別な部屋に一旦行ってみろ、なにか見つかるだろう」
そして鍵を受け取った。
相沢先生「それと、その子、下着着てないだろう、透けてるぞ」
のぞみ「あー……何かコートとか持ってないですか?」
相沢先生「夏場なのにコート持ってきてるアホいるか」
のぞみ「ですよねー」
そして私は急いでオカルト研究サークルの開かずの扉の前に立った。
のぞみ「ここだよね……」
鍵を穴に差し込んだ、鍵は不気味なほどスルスルと回り、ドアが開いた。
のぞみ「……本の匂いがする、どれだけ放置してたんだ?」
私は一冊の本を手に取った。
のぞみ「これ、埃がついてるから題名が何だかわからないし、これいつの時代に作られた本なんだ?」
変な本が置いてあるのも異常だけど、ここまで厳重に入れないようにしてたんだ?
????「ここにいたんだ、もうチャイム鳴ってるぞ」
振り向くと、そこには綾瀬が立っていた。
綾瀬「ここって、そうか、ここの学校でやっぱりそうだったのか」
そして本を手から取ってきた。
綾瀬「この本、この地域で百鬼夜行があったときの記録書だな……でもなんでここにあるんだ?」
のぞみ「わからないんだよね……私もここに入ったの初めてだし」
綾瀬「……校長に直談判してもいいか」
そういう事を言って綾瀬は帰っていった。
のぞみ「あなたはここにいてて、他の人にあったら面倒な目にあっちゃうからね」
そして私は蛇の子を変な場所において教室に戻った。
のぞみ「ねー?まゆみ?昨日逃げたよね……」
まゆみ「無事だったんだ……よかったね」
のぞみ「良かった根じゃないんだよ、危うく死にそうだったんだよ」
まゆみ「たんまたんま、後でジュース奢るからさ」
綾瀬「楽しそうだな」
クラスメイト「綾瀬さんあの二人に興味湧いてるね」
綾瀬「いいや、全然」
凍るような声でこんなことを言った。
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