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4話 除髴雁クォの同級生

なろうの仕様で半角カナが全角カナになってしまうので全角カナのスは半角カナになおして文字化けテスターにかけてやってください。

対象文字{髴雁クォ}

のぞみ「うーん、いるのかな」

まゆみ「誰かが来る、警備員かな……でもライト点けてないよ?」

假谷「……誰かこの学校に忍び込んでるのかな」

私たちは各々持ち込んだ除霊グッズを手に持った。

のぞみ「……人かぁ」

まゆみ「だねぇ……」

その顔は、顔から血が出ていて、そして、目が黒かった。

のぞみ「ひっ……」

まゆみ「嫌ぁぁぁぁ!!!!」

假谷「のぞみ!足止めよろしく」

そして二人は逃げていった、私はその場から一歩も逃げれなかった。


綾瀬「……ちょっとめんどくさくなったか、仕方ない、人が一人二人死んだとて、悪霊になるわけない、それに地心霊はどこに行ったんだ?」

私は悲鳴が聞こえた方向に向かった。

綾瀬「呪いの濃度が増えてきたな、もうそろそろ潮時か」

その時前から二人が走ってきた、一人は半泣き、もう一人はそいつをフォローしている。

綾瀬「……この顔、見覚えがあるな……」

たしか、あの時しつこく勧誘してきた……

綾瀬「でもなんでこの結界の中に入ってきてるんだ……」

私は二人が逃げてきた方向に向かった。

綾瀬「……B等級の悪霊か、面倒だ」


のぞみ「いや……」

私の目の前まで何かが近づいていた。

のぞみ「来ないで……」

人は極度の恐怖で動けないって、本当だったんだ……

????「汝の姿の在るべきに帰せ」

その言葉と同時に何かの体が真っ二つに分かれた。

のぞみ「ひっ……ひぃぃぃぃ」

その後ろには、謎の少女……いや、綾瀬の顔があった。

のぞみ「……あ……ねぇ?」

声をかけた、するとすごい形相でこっちを見てきた。

のぞみ「ひぃぃ!?!?」

綾瀬「……見えてるよね?」

のぞみ「見えてません見えてません!」

綾瀬「何故二回言ったんだ、それとどうしてここにいるんだ」

昼間の綾瀬とは違い、今の綾瀬は冷静だった。

のぞみ「でしゅ!」

綾瀬「どうした!?ってなんじゃこいつぅぅぅ!!!」

のぞみ「どうかしたの?」

後ろには白く、そして巨大な蛇がいた。

綾瀬「……逃げるぞ!」

私の手を引いて綾瀬は走って逃げた。

綾瀬「なんであんなでかい奴がいるんだよ!?」

のぞみ「知らないわよぉぉぉ!!!」

その時、綾瀬が何もない所でこけた。

のぞみ「ぐふ」

綾瀬「いや、なんで……」

巨大な蛇は私と綾瀬を分断してきた。

のぞみ「嫌!」

そして蛇が私を襲ってきた、ここで死ぬのかな……

のぞみ「うごけない……ううー」

このまま頭から食べられるのかな……おいしく食べてよね……

のぞみ「……ん?頭に何かが……」

蛇「シュー」

私を巻きながらリラックスをしているようだった。

綾瀬「……とんでもない守護霊だな」

のぞみ「主人を巻いてくる守護霊なんて、いるの?」

綾瀬「いる、というかそいつは強すぎるんだよな」

綾瀬は私に近づいてきた、蛇は綾瀬を頭からパクっと咥えた。

綾瀬「フゴフォ」

のぞみ「やめて!大事なクラスメイトなの!」

そう言うと、蛇は綾瀬を咥えるのをやめた。

綾瀬「臭かったなぁ……声をかけたら咥えるのよ止めた、なら懐いているのか……」

のぞみ「それより、たすけて?」

蛇に巻かれているが、力はギュッギュッっと力加減をして大事そうにしていた。

のぞみ「もうそろそろしたら放してくれない?」

蛇「シュー」

そして蛇は小さくなり、私の胸ポケットに入った。

のぞみ「……この子って」

そう、あの時絡まっていて、おまけにバニラアイスを食べさせた子だった。

のぞみ「……そっか」

綾瀬「それで、この子はどうするんだ?」

のぞみ「あれ、まゆみと假谷先輩は……?」

綾瀬「ああ、逃げたぞ」

のぞみ「そうか……逃げ足だけは速いんだから」

そして私はその蛇を連れて帰った、その時名前を考えていた、バニラ……これは東京のあのうるさいトラックになるから……たしかバニラはラン科の植物だし、ランでいいか。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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