はじまりのつづき
(* ̄ー ̄)<ふふふ]
[な、なんだよ>!Σ( ̄□ ̄;)
(* ̄∇ ̄)<ふはははは]
[だから、なんだよっ>Σ(´□`;)
Ψ( ̄∇ ̄)Ψ<ふはぁ、はっはっはっはっ]
[ついにストレスで…>( ´△`)
(* ̄∇ ̄)ノ<皆さんお待ちかね。新作の完成よ]
[皆さんっ?お待ちかね?>!Σ( ̄□ ̄;)
[しょーもない嘘を吐くなよ>(´д`|||)
( ̄ー ̄)<………]
( ̄ー ̄)<………]
( ̄ー ̄)<…[わかったっ!>
[待ってたよ。すっげぇ待ってた>(´д`|||)
[だからこの世界を呪い殺しそうな目で見るなよ>( ̄□ ̄;)
(* ̄∇ ̄)ノ<じゃ、さっそく読んで読んで]
[……>orz
「じゃぁ俺は楽しませてもらうぜ」
五人のおーさまのうちの一人、黄色の力のヨーテイがそう言って五人で造り上げた「星界」に飛び出して行ったのは、ずいぶんと時間が流れ、空間が落ち着いてからでした。
それは自身達と似通った姿であり、〃時空の間に生きる人の形を成した者〃を人間と呼び始めた頃でした。
楽しいことが好きなヨーテイは我先にと自身の身内を大勢連れて「星界」にと遊びに行ったのです。
「全く、アイツと来たら」
これに黒い力のおーさま、テンジンは怒りました。
テンジンは真面目な上に、それを相手にも求めるからです。
「お前が遊び歩いていたら誰がお前の残った身内の面倒を見るのだ」
「安心しろよ。俺達は自由を信念にしている。問題ないさ」
テンジンの小言をそよ風のように受け流し、舞う土煙のごとくあやふやなままヨーテイは「星界」に住み着くことにしたのです。
「もう知らん」
楽しそうに「星界」の「人間」達と過ごしているヨーテイを見てテンジンはヘソを曲げたように呟きました。
「俺達からもよく言っておくよ」
そんなテンジンに青い力のおーさま、レイチョーが言いました。
「当然だ。もともとお前が造ったからこうなったのだからな」
「ああ」
苦笑い気味にレイチョーは頷きました。しばらくはテンジンの機嫌はなおらないな、と思いながら。
「どうだい」
ヨーテイが「星界」に住み着き、テンジンに言われレイチョーがそれらを覗いていると赤い力のおーさま、マオーが声をかけてくれました。
すると、レイチョーは渋い顔をして言いました。
「少しだけ不味いなぁ」
「何があったのさ」
マオーは尋ねました。
「うーん。実は…」
レイチョーはこれまでの「星界」の動きをマオーに教えました。
「ヨーテイとその身内が〃星界〃に行って住み着いたろ。そこまでは良かったんだ」
「何がよくないの」
「力の差、かな」
レイチョーは考え込むように呟きました。
説明によると「星界」に生まれた「人間」は当然のようにヨーテイやその身内よりも弱い存在でした。しかし、それでも彼等は上手く生活していました。
もともと楽しいことが好きなヨーテイやその身内は、楽しめればそれで良かったからです。
ところがそうでない身内が表れたのでした。
強い力を使って自身達よりも弱い「人間」をいじめるようになったのです。
さらにそれはヨーテイが知らないようなところで行われたのです。
「大変じゃないか。助けにいかないとっ」
「だが、なぁ」
またまた困ったようにレイチョーは腕を組みました。
「テンジンとの約束で俺は〃星界〃を見守っている」
「聞いてるよ。だからこそ」
「そしてもう一つ。俺は俺の身内以外にヨーテイのこちら側に残った身内の面倒もみてるんだ。流石に二つの身内を置いてはいけない」
うつ向き悔しそうに言いました。
確かに新しいことを好きなレイチョーも約束を破るのは大嫌いでした。その気持ちはマオーもわかります。
だから一緒に考えました。
どうすればいいのだろうか。
「そうだ。彼等人間にも力を渡そう。僕たちのような力を。そうすればヨーテイの身内にも対抗できるよ」
「それは俺も考えた。だが、駄目なんだ。俺の力はあの〃星界〃じゃほとんど意味をなさない」
やはり肩を落としながらレイチョーは言いました。
そして。
「あはは」
マオーはそれを笑いました。
優しいマオーは普段他の者を笑うことがありません。驚いたレイチョーは尋ねました。
「なんで笑うんだ、マオー」
「それなら僕の力を彼等に渡せばいいだけじゃないか。僕の力ならあの〃星界〃で彼等の生きる為の力になるよ」
なんともないように言いました。
でも、それは。
「だけどそれは。やめておこう。お前がテンジンに怒られてしまう。俺やヨーテイならともかく」
「構わないよ」
マオーはレイチョーの言葉を遮るように言いました。
「あの〃星界〃は僕達で造ったんだ。だったらあの人間達を守るのも僕達の役割なんだから」
照れたように、でもハッキリと言いました。
「悪いな、マオー」
「ううん。じゃ、ちょっと行ってくるね」
こうしてマオーは「星界」に降り立ち、赤い力を「人間」に与えました。
ついでにヨーテイのところへも行き、わけを話しました。
マオーから話を聞いたヨーテイは、
「そんなつまんねぇことをしていた身内がいたとはっ」
と、マオーや自身の回りにいた「人間」達に謝りました。
「すまねぇ、マオー。いつもお前には迷惑をかける」
「いいんだ。僕は好きでやってるんだからね。じゃあね、僕は帰るよ」
マオーが帰るとヨーテイは「星界」中を回りました。当然、身内の悪い行いをこらしめるためです。
けれども安心しました。
ちゃんと「人間」達はマオーからもらった赤い力を使い、ヨーテイの身内と対等に生きていたからです。
「これもマオーのおかげだな」
ヨーテイはそう呟くと今度は楽しみを捜すために「星界」中を巡りました。
「マオーは優しすぎる。いや。甘すぎるのだ」
「ニョライ。今回は見逃してやってくれ」
「確かにヨーテイの身内のせいでもあるからな。だがな〃人間〃共がマオーの優しさを踏みにじるようなら我は」
そうして、長い長い時を経て、いつしか優しさおーさまの赤い力は、名前を変えて広まっていきました。
魔導。魔術。魔法。
そして静かに「星界」を守る力となったのです。
[な、アレの続きかよっ>( ̄□ ̄;)!!
[しかもニョライ怪しすぎんだろ>( ̄□ ̄;)
[伏線…というやつですね>(  ̄▽ ̄)
(* ̄∇ ̄)ノ<そうそう、それ]
[マジかよ>( ̄□ ̄;)!!
[続き、楽しみなの~>(*´∇`*)
(* ̄∇ ̄)ノ<でしょでしょ]
[マジかよ>( ̄□ ̄;)!!!
(* ̄∇ ̄)<あんたはどうよ?]
[…楽しみではないが>(-""-;)
[気には…なった>orz
(丿 ̄ο ̄)丿<しゃあっ!]