序章―――とあるものがたり
皆さんのお声宜しくお願いします。
むかしむかし、おおきなさいがいがありました。
せかいじゅうでまちがくだけ
つなみはたてものをおそい
ようがんはたみとはたけをやきました
でも、ひとびとはあきらめませんでした。
がれきのなかでひとびとをすくおうとするもの
たいりょうのみずのなかからひとびとをたすけるもの
せまりくるひにたちむかうもの
しがちかずいてくるおとにおびえながらあらがおうとするもの
くすりのないびょういんでいまだきゅうめいかつどうをおこなうもの
かみはそのものたちをみすてませんでした
あるものはこぶしでがれきをくだき
あるものはようがんのねつをうばい、いしにかえ
あるものはなんじかんもせんすいし
しにゆくひとびとはそのあっとうてきなかいふくりょくを
あるものはふれるだけできずをいやすちからを
かれらのきょうつうてんはひとつ
むねにうかびあがるもんしょう
それをもつものたちをひとびとはいのうしゃとよびおそれおののきました。
しかし、さいがいのなかでかれらはおおくのいのちをすくいました。
これがひゃくねんいじょうまえにあったおはなし
かみがあたえしみたまのはじまり
――――――――――ものがたりの
はじまり
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みんなでこの物語を作っていきたいです。