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♯5

バスに揺られ、曲がりくねった山道を走る事、3時間。ようやく到着しました。


廃村の中で、教団施設だけが異彩を放っていた。




セミナーツアーを主催している銀ブチ眼鏡インテリが、背後に控える数名の男達と共に、バスから降り、到着したオレ達を出迎える。にこやかな笑顔が似合わず、気持ち悪い。



(Q教団の日本支部らしいので、外人かハーフかもな。

オレより背が高い男は、処刑順が早まるよ)



銀ブチ眼鏡インテリは、シバと名乗った。

中国・日本ともインド系とも取れる微妙な名前…

出家名かもしれない。



シバという青年は、本部の教祖の息子で、日本支部を統括する総責任者様なそうだ。


わざわざ、セミナーツアー客ごときを出迎えてやったんだから、ひれふして、感謝感激で咽び泣けというコトらしいよ★



(シバ様ねぇ。いかにもキレモノ風な……)




「宗教が金になり、税金的にも美味しいから、インテリヤクザが、経営に乗り出しました」

って言っても、信憑性がある、冷酷そうな、蛇のような空気の男だ。


しかも、いまどき全身が白いスーツを着ているコトで、人となりがわかるのでは……


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