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♯20
(あの落盤事故で1人だけ、生き残るとは……!?
悪運の強い奴だ。
Q神の御加護??)
しょうがないから、直接殺すか。
近づきたくないんだよなぁ。男色家には……
銃でもいいや。ないかな。
キョロキョロと辺りを見渡す。
身体を再生させたから、お疲れ気味なのよ、オレは。
無駄な体力は使いたくない。特に、男色家相手なんかには。
「どうやって、始末するか」
オレの物騒な呟きが聞こえたらしい。
「あなた様こそ、Q神が遣わした使徒!
きっと生き神様にございます」
「は?」
(魔界のお母さん。
このシバという男、わけのわからないコトを言いはじめましたよ……)
「異形の存在に憧れているんです。その目の赤さ。あなた、魔界の者でしょう!
サングラス使用から、吸血鬼では! さぁ。私を噛んでください!!」
なに、純粋な少年のように、ワクワク推理してんだよ★
キモすぎるぞ。殺人快楽狂のくせに。
しかも男色・スプラッターのド変態が!!




