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♯16
銃器はさすがに、日本には持ち込めなかったか。
ナイフ類しかなかったね。
人間は、極限状態になると、あさましい動物に成り下がる。
スタッフルームにいた4人の、無防備な連中は、次々に殺害されていきます。
おい、田中君。
臓物を引き出し、ブチまけ、床を血だらけにするのは、やめなはれ!!
オレの食糧だよ。
もう。もったいない~!!
後で、皆様の血をいただきます。
ごっつぁんデス★
心の中で合掌したオレを、背後から、衝撃が襲う。
オレの内臓・骨・肉片が、飛び出しました。
散弾銃ですね、これ。
血を撒き散らしながら、倒れるオレ。
血、もったいない。
貧血起こすよ。撃たれると、吸血鬼でもさすがに痛いよ(泣)
これだけ四散すると、再生するの一時間近くかかっちゃうな……
とりあえず、死んだふりしとくか。
オレは、床に大仰に倒れこむ。
「ちっ。こいつが、焚きつけたのか!」
銃器を持って駆けつけた教団幹部の1人が、オレの遺体(と思ってる)に唾を吐く。
ナイフと散弾銃では、勝負にならない。
地べたに寝てるオレの横で、
スプラッター癖があると判明した田中君をはじめ、セミナーツアーに参加した学生達は、全て、皆殺しにされましたとさ★




