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ブルートアウス ~意思と表象としての神話の世界~  作者: 雅号丸
第四章 傾城帝政 二幕

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十九話 贖罪

十九話 贖罪


「狙撃、止まったな」

「あれは狙撃とはいいません。射線が不要なのですから」

「……だが止まったということはそういうことだ」

「実力者がいるということ……先ほどの爆発の音も……」

「よく喋るな、昔みたいだ」

「……」

「そろそろ俺も、お前を名前で呼んでいいか?」

爪を使って矢を防ぎながら、刀剣で攻撃を仕掛ける。弩を変形するために回避を中心に行う攻撃を、メッサーシュミットは予測し始める。

「特科礼装……多機能というのは、存外腐るものですね。耐久性は無作為性の原則により保管できたとして、軽量化の難しさ、何より器用貧乏になりがち……私のように、別々の装具に機能を持たせた方が、一つにまとめるよりはるかに良い」

「結局、銃で大概のことはどうにかなりそうだがな……」

「こと殺傷においてはそうでしょう。剣も槍も、いらなくなる……私は、それが怖い」

「……?」

「貴方の目的は国家転覆でしょう。魔天教と手を組んだ理由は、そこにありますね?国家を転覆させ、ベストリアンを優遇する政策をとり、その時流の中で自らの罪を洗い流し、話していた愛されるべき夫になる……そんなところですか?」

「妄想もよしてくれ、それに俺は何も話し合いたくて来た訳じゃないんだ……」

「化学により発達した武力は、弱者による強者の打倒を容易にしてしまう。弱者は政策だけで生まれる者ではありません。弱者たる所以のある弱者だっています。そして、それらはいつも人間性がない。暖を取るために、釣竿や人骨を薪の代わりにする。教養も、素養もない」

「まるで昔の俺らみたいにな。そしてそれを哀れに思った優しい俺たちの親が、俺たちに仕事を残してくれた。すると今はどうだ?お前だって、そうやってものを語れるようになったじゃないか。弱者は変われるさ、俺たちは貧民街が出身だろ?……俺たちに任せろ」

「……ウーフーさんを倒すほどの者がいるなら、少なくとも私に、もう勝ち目はない」

「……」

「でも私は、弱者の本質を知っている。私たちが弱者ではなかったとしても、私たちの周りは弱者だった。客が取られるといい妹を殺す娼婦、自身の子を食料にする親だっていた。子を大人の玩具にするために、自分すら玩具にする狂気の連中をたくさん見てきた。奪えるならば奪い、犯せる限りを犯してきた。私は、政策だけでそこまで人はこうなるのかと……疑問に思うところがある。人はどこまでも醜いのではないかと思った……イグナーツ、これだけは約束して下さい。我々が負けても、弱者に、全てを与えてはいけません。自らつかみ取るために、粉骨させるべきです。努力をしり、強たるを目指させるべきです」

「分かってるよ。どれだけ俺たちが頭使ってると思うんだ?」

「では、我々をぜひ負かせていただきたいです。新時代に、何を持って歩を進めるか……でも悲しいですね、流血はやはり必要なようです」

「……そうか、戦うか」


突如、城に獣臭い遠吠えが響く。その独唱は混声合唱に代わり、牙と爪の軽音が、血肉を介して語られる。私兵たちは次々と、その臭いを嗅ぎ付けられ、喉元を掻ききられ、喘ぎながらもがき、苦しんで死んでいった。


イグナーツは、剣に変形して両手で構えた。


「……まぁ、さすがに来るよなぁ。フォッケ・ヴォルフ、今は副隊長だっけか」

「副隊長も隊長も、おそらくそちらの人員の討伐で動いていたでしょう」

「……もう、ほとんど残っていないのか。俺たちは」

「私は正直戦いたくはない。それは、絶望と同時に、希望を見ているからです。どうか、御武運を」


ヘンリックは喉に剣を押し当てようとする。


「おい、そんな必要はねぇ。俺は……俺たちは魔天教となんか」


指笛が鳴り、イグナーツとヘンリックのいる建物が、一挙に崩壊し始める。


「ヘンリック!!」


イグナーツがそう叫びながら、メッサーシュミットを庇い、瓦礫に埋もれた。


瓦解し、埃と煙の巻き上がったその中から、たった一頭、筋骨の異様な馬が、蹄を鳴らして駆け出してきた。


駆け出してきたて、速度を緩めて歩く先に、幾人もの私兵の死体を担いだ、血まみれの巨大な兵士が、長柄で巨大な斧を片手に、背中に大砲のよいな銃を背負って、大鎧で歩く。


「エッケハルト、よくやった。しかしこれでは、主犯の容貌が分からん。フォッケ・ヴォルフの合図で、突っ込ませてはみたが……」


馬は蹄を並べ、姿勢良く、大男に撫でられながら、懐に顔を潜り込ませ、人参を咥えた。


「草と根菜で、お前はどこまでも育つな、エッケハルト」


建物の埃を、大男は眺めた。


「私も馬でいえば、お前くらいには育ったよ。だが人であるからして、私はどうやら異物らしい……ん?」


フアンが直上から、大男に向かって振りかかる。大男は担いだ死体に腕を突っ込み、臓物を取り出してフアンに投げつけ牽制、フアンはそれを切り払う。大男は、長い柄を振り回して遠心力をつけ、落下してくるフアンを打ち払う。二刀で防ぎ、宙を舞い上がって滑空、着地の体勢に入る。落下するフアンの着地点に、大男は背中の大きな銃を向けて構え、発砲した。ナナミが陰から飛び出て、その弾丸を切断、2方に着弾する。大男は兜ごしに目を見張った。


「なぜ貴公らが……いや、隣にいるのは別人か。サムライよ、金で雇われたか?」

「……」

「サムライ、貴公を捕らえれば実行者を特定できそうか?」

「……」

「そうか……」


ユンカースはナナミがのむき出しの刀剣を見る。


(隠し刀といったところか、弾丸を切った以上、私の斧と張り合える強度をしている。そしてあの視力……いや、耳で優性を引いているのか)


ユンカースは、血を払って指笛をする。

エッケハルトが足で地面を払って突撃し、大きなうなり声と共に、地面を削りながら走り抜けていく。

ナナミとフアンに走るエッケハルトは、片足で踏ん張り滑りながら軸回転、巻き上げた砂利や砂で煙幕を作る。

弾丸が装填される音と共に、蹄の音も鳴り響いた。

立て続けに地面をえぐる鉄の音にが鳴り響く。ユンカースはエッケハルトに騎乗し、斧を構えて振り上げる。砂塵を置奥に吹き飛ばしながら、エッケハルトは走り抜けた。フアンとナナミは回避して、体勢を立て直す。


「馬が目潰しとは……あったら死んでおったわ」


ユンカースは騎乗しながら銃を構えて射撃を何度か繰り返す。建物の瓦礫はエッケハルトが破壊するように走り、姿勢は常に安定している。切り返し、突進を開始した。


「また突撃してきます!」


エッケハルトは急減速し、慣性の残ったユンカースが、射出されるように飛び出る。長斧を振り回しながらフアンとナナミの間に着地、打ち上げるような動きを多様しながら、フアンに攻撃を仕掛ける。ナナミは挟み撃ちをしようと足腰に溜めを作り飛び出ると、エッケハルトがそこに突撃。ナナミは足音でそれに気付いた。


(足が離れた瞬間を狙うじゃと?)


ナナミは長刀でエッケハルトの前腰を横薙ぎで狙う、エッケハルトは前足を上げてそれ回避し、次の逆袈裟斬りを蹄で打ち払う。


(こやつ、人の戦いを知っておるな……!)


四肢で跳躍し回転で牽制、後ろ足で、剣での防御ごとナナミを蹴り飛ばす。ナナミは地面に剣を刺して減速し、正面に構え呼吸を整えた。蹄の当たった箇所が、ほんの少し削れている。


(どちらか一方へ戦力を、一瞬でも集中させる必要がある。やるなら……そうじゃな、馬から先に仕留めるべきじゃな、一瞬だけ……さきほどのフアンの動きを、なんとか再現できればいけるか?)


ナナミは逆手に長い剣を持ち変える。


「一度下がるぞ!」


フアンは無言で、それに合わせて駆けていく。指笛で、エッケハルトは猛進を開始し、ナナミが下がろうした方向にある、建物の壁を破壊した。


柱が破壊され建物が一部瓦解、フアンが建物に置いてきた鞘が落ちる。ナナミはエッケハルトの攻撃を回避しながら、それに回収し納刀した。フアンが再びユンカースと渡り合うのを見ると、ナナミはそこに背にするようにエッケハルトの攻撃をいなし、立ち回り、防御を固める姿勢を取り続ける。


エッケハルトは、瓦礫を蹴り飛ばし、それをナナミが防いだところで一回転、後ろの両足でナナミを蹴る。


(……いくぞ!)


ナナミは鞘で攻撃を受け止める直前に両足を地面から離し、馬の後ろ足での蹴りを鞘で受け、その絶大な威力を速度に変換。砲弾のように一瞬で飛んでいきユンカースの側面を取る。


「御首、頂戴!!」


横薙で首を狙ったナナミに、狼が突撃。腹部に噛みつきナナミは体勢を崩す。空振りしそのまま落下し転倒、体をえぐる牙ごと狼を切り払い、出血する腹を押さえ立ち上がる。


「ナナミさん!!」


フアンがユンカースの長斧を、低い姿勢から受け流し、下方に潜り込んで二刀を槍に変形し、その勢いで槍を打ち上げる。

脇を見せたそこに前身し槍を突き刺し、体勢を崩させる。しかし追撃をエッケハルトに阻まれ、後退しナナミの状態を確認する。


「大丈夫ですか」

「館で出た飯が旨かったからの、ちょいと太ったお陰で、内蔵には届いとらん」

「冗談を言えるなら、大丈夫そうですね」

「ははっ、しかし馬に狼とは……この国は動物が嫌いではないのか?」


半壊したフアンたちの後ろの建物、その屋上に跳ねて現れた幻影が、月に照らされ顕現するようにして、輪郭を露にする。狼の遠吠えがそれを中心に合唱を始め、5体の狼がそこに列になって並ぶ。脇を突かれ出血したユンカースは、その長斧を杖にして立ち上がると、屋上の黒い者はその石突の上に飛び乗る。


「フォッケ・ヴォルフ、只今戻りました」

「他の魔天教は?」

「敵の戦力が彼らを除き、全滅させました。そして魔天教というのもはおそらくそれは欺瞞工作です。敵のどれもがベストリアンではありませんでした。統率もあり、訓練されている。純粋な内乱であると愚行致します。ウーフーは殉職を確認。ドルニエ、メッサーシュミット両名は生死不明」

「残ったのは我々だけとするべきか……しかし、数では勝っている」


フォッケ・ヴォルフは長斧を降り、両手を背に前身する。


「反逆者たちよ、降伏せよ。命は保障できない、だがその尊厳は保障しよう」


ナナミは笑った。


「逆だったら降伏するかの」

「日輪の人間?」


フォッケ・ヴォルフは顎に手を当てた。


「他国の現状を知っていれば、ぜひ教えていただきたいですものです」

「知らぬ」

「国を出て何年でしょうか?」

「覚えておらぬ、妾は頭が悪いからの」

「惜しいですね、他国の情報があれば、尊厳だけでなく、あなたの命も保障できたのに」

「……ほぉ?」


ナナミは立ち上がと、フアンの喉元に長剣の切っ先を向けた。


「……ナナミ、さん?」

「命は、命をもって買い占めるものじゃ。して、情報の価値がどれほどかのぉ。妾には検討もつかん。なぜそこまで、他国の情報が欲しい?」


フォッケ・ヴォルフは歩を止めた。


「……」

「吐いたらそれで終い、妾の価値もなくなるじゃろ?」

「ちょうど、私どもの部隊に欠員が発生しました。きっとあなたが殺したのでしょう?強者は一日にしてはなれない、それを知っている剣とお見受けします。ウーフーの死因は鋭い切り傷。あなたの刀剣なら可能性ですよね?」

「妾に、ナハトイェーガーになれと?」

「我らカイゼリヒ・メッツガー・トルッペンは、常に強者を欲しています。私は副隊長として、人事の任を担っており、元弱者、貴族、身体の欠損も構いません。勿論あなたも、あなたのその眼も」

「戦力として、飼うと?」

「あるじを持つのも悪くはありません、自由とは、個々人が振るうには大きすぎるのですから」

「……」

「他国の情報の開示、そして、あなたの加入。その者を殺していただければ、承諾の合図としましょう」


フォッケ・ヴォルフはお辞儀をした。頭だけを上げ、手を広げた。


「では返答を、お聞かせ願いますでしょうか?」

「随分と律儀な……なんというか敵とは思えんな、フォッケ・ヴォルフとやら」


フォッケ・ヴォルフは、背筋を伸ばす。


「何より……」


自身の目に指を指した。


「その目の欠損、強さを磨くに値する。人は追い込まれて初めて、火の粉を払うようにいそぎ粉骨します。怠惰、傲慢、私なりの、我々の本質はそこです。窮地、迫害、戦争、負傷……身に害のある環境というのは、いつ何時も、個々人の成長を促します。それは、そこに自身の心境の介在はなく、外的要因への対処であるからです」

「なるほど、まぁ理解はしよう」

「御納得いただけませんか?」

「お主の場合はなんじゃろなと思うてな」

「……声です」

「高貴な声じゃ。良いと思うがな。じゃが……どこか息切れしておる、まるで獣じゃ」

「獣に似ているというよりも……私が獣なのです」

「???」

「私の父親は、狼の、亜人に該当する、そう……ベストリアンです。母は人間性です、何があったのか……そして私は捨てられた。暗闇を常に歩き、ありつく食事は、いつも腐っていて、同胞だった」

「……確かに、それはこの国では欠損じゃな」

「ですがこの部隊ではそれは関係ありません。強ければ求められる、私はここで小さく自由を享受しております。貴女のその眼、強さを引き出すための人生だったのでは?」


ユンカースが止血を完了し、フォッケ・ヴォルフを見る。


(ここにきて勧誘とは……まぁ我に小難しいことは分からん、だが戦わないなら、それは良いことだ)


ナナミは、鼓動を聞いていた。


「しかし妙じゃ、妾の知る限り……ベストリアンというものは、この街ではあらかた殺された。そんな折、どうしてお主の父ぎみは生き長らえたのじゃ?隠れぬのが上手い訳でもなかろう。狼とは追う側であってこそ……これは妾の妄想に過ぎんが、お主の父ぎみは、仲間を売ったな?」

「……」

「鼻が利き、走るのも早く、そして夜目も利く。まさに夜の狩人じゃ。お主の自由は……同胞の屍の上に成り立っておらぬか?」

「なんと素晴らしい推理でしょう」

「妾も仲間を売れば、お主の父ぎみのように生き長らえられるということか」

「そういうことになります」

「どうじゃ、その息は。心地よいか?」

「……意図が分かりません」

「いや、裏切りの血はどのような感覚なのじゃろうとな」

「確かに、裏切りというものはたいへん汚く、厚かましく、そして何より卑しいものです。私も、それを父から聞いたときは、たいへん恐ろしく思いました」

「……」

「ですがすぐ、私の責任ではない、という結論に至りました。血に責任があるのであれば、もっとも罪深い者が誰かなど、すぐ分かるからです。責任を背負うなどしない、私はそう……人から、学びました。そうである、必要の無さを。虚しさを……」

「……」

「おかしいでしょうか?」

「いいや、おかしくじゃないな……じゃが、その考えを嫌う者は、確かに存在する」

「例えば?」


瓦礫の中から、鞘に似た銃が覗く。


「例えば……」

銃弾が一発、発射される。フォッケ・ヴォルフは銃声に振り返り自身の鋭い爪で弾く。腹に一発、矢が刺されたが、鉄の弾かれる音と共に、矢じりが歪んで落ちた。


(矢……銃声に合わせて発射したか?)


攻撃に合わせて、フアンは二刀に変形しながら飛び出る。

ユンカースの速力を超えて、フォッケ・ヴォルフに突撃する。フォッケ・ヴォルフは吠えるように威嚇し、矢を拾い上げ、投げて牽制。フアンは逆手に持ち飼えて、矢を受け取り投げ返し、自身の刀剣も投げる。


二つの投擲物を凌いだフォッケ・ヴォルフは、フアンに懐に入られる。フアンは足払いをして相手を宙に浮かせると、下に潜り込んで両足でフォッケ・ヴォルフを、瓦礫の山に吹き飛ばす。


横転しながら瓦礫に着地するフォッケ・ヴォルフは、再び銃声を聞く。身体をひねって回避し、硝煙の上がる方向を見ると、瓦礫を吹き飛ばすほどに勢い良く持ち上げ、立ち上がる1人の男がいた。


「罪の重さ・深さに気付くのときはな、大切にしたいと思った相手との、心の距離に気付いてからだ、フォッケ・ヴォルフ!!!」

「生きていましたか……元隊長、イグナーツ・メッサーシュミット」

「自己顕示欲の塊みたいなお前が、なんで副隊長なんだぁ?」

「上には正しき人材を配置するべきなのです。陰はいつも上にはない、下に潜むのです」

「止まりたいんだろ、お前だって。間違ってるって、知りたいんじゃないのか?」

「人間と、いまこうして会話している。それだけでも感謝するべきでは?私は、あなた方をいつでも後ろから殺せましたよ?」

「さっきの話と、理論が破綻してるな。お前は小さな自由として、責任を持たないという選択をしたんだろ?」

「……」

「迷ってるんだろ、ずっとお前の中で……自分はどうあるべきか。そしてお前は現状維持の選択をした。そうしてユンカースさんとエッケハルトに指示を出して、静かに変化を望むヘンリックを消して、自分を保とうとしたんじゃないのか?」

「……」

「お互い、遠慮はいらねぇな。教えてやるよ、罪を知った奴の強さを。そしたらお前も、少しは分かるんじゃねぇのか?」

「私は背負いません。重荷は下ろすべきなのです。ただそれだけ……それだけです」

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