表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

エンリリア国

登場人物・用語集

作者: fmn

エンリリア国シリーズに登場する人物や事物、歴史上の出来事などの用語集です。

途中で設定を変更した場合は、この用語集の内容も変更します。

◆アルディウス=レオナルト=エンリリア


 建国王アルディウス1世。エンリリア国を興し、部族間の抗争を終結させ、エンリリアに平和をもたらした。

 彼が古代精霊との誓約を結び、このときからエンリリア国と精霊との絆が始まった。



◆エンダ=レイ=ラヴェンディア


 位爵:公爵

 建国王アルディウス1世の刎頸の友であり、最も信頼する側近の一人。

 エンリリア国では、外交や交渉の面で大きな役割を果たした。

 知略と勇気に富み、その交渉術の巧みさから「銀舌公爵」として知られていた。

 竜種戦争で、隣国ヴァルタリアとの和平交渉の際、自らの命を懸けて交渉を成功させたと言われている。



◆ドラゴヴィア=セルタノス=ヴァルタリア


 ヴァルタリア王。彼の治世は戦争と侵略に満ちており、戦争王と呼ばれた。

 ヴァルタリアは豊かな土地と資源を持つ国であったので、常に他国からの脅威を受けていたことも理由のひとつである。

 ドラゴンの力を不当に我が物として他国を侵略しようとし、これが竜種戦争の端緒となった。



◆古代精霊ルナエル


 銀色の髪と月のように輝く瞳を持つ美しい精霊。

 古代よりエンリリアの地に住まう精霊で、永遠の森とそれに関わる生命を護る存在として知られている。



◆セレナ


 古代精霊ルナエルの娘。古代精霊の血を受け継ぐ証の銀髪を持つ。

 人間と精霊の血を受けついだ彼女は、長じて人間の世界で生きることを選んだ。

 精霊の血によって特別な魔法の力を持つ彼女の血筋は、エンリリアの地に脈々と息づき、後年この地に建国されるエンリリア国の歴史にも名を刻むこととなる。



◆賢者ミリア


 古代精霊ルナエルの子孫。古代精霊の血を受け継ぐ証の銀髪を持ち、唯人よりも長命である。

 精霊の血により、彼女の家系は代々魔法の才能を持つ者が産まれているが、彼女はその中でも特に優れた魔法使いとして知られる。

 彼女は、この特別な力を持つことに誇りを持っており、その力を正しく使い、後世に伝える責任も感じている。

 暗黒時代に、アリアとレオンに請われ、共に旅に出る。

 冒険後はエンリリア国に戻り、新たに設立された魔法学校の教師となった。

 教師としても非常に優秀で、多くの魔法使いたちに尊敬されている。



◆アリア


 平民の村娘。

 魔力暴走により故郷の村を焼かれ、村で唯一の生き残りとなった。

 神託を受け、魔力暴走を止めてエンリリアに平安をもたらす方法を求めて、古代の叡智を探す旅に出る。



◆レオン


 アリアとは別の領地の領主の息子。魔力暴走で荒廃した領地を守るために戦っていた。

 アリアと出逢い、共に旅することを決意した。



◆リリアン


 レオンとアリアの間に産まれた娘。アルディウス3世の妃となる。

 アルディウス3世とリリアンの結婚は、精霊と誓約を結ぶエンリリア国の王家に、救国の勇者であるアリアとレオンの血を結びつける重要な出来事となった。



◆アルディウス=ハルト=エンリリア


 アルディウス2世。彼の治世時に暗黒時代が襲来し、国が危機に瀕する。



◆アルディウス=エリオス=エンリリア


 アルディウス2世の嫡子。リリアンを妃とし、アルディウス3世として即位した。



 *------------------------*



◇ヒュアスの杖


 アルディウス1世が古代精霊ルナエルより授かった聖なる杖。

 この杖を持つ者は国を導く力を持ち、護り手として強大な魔法の力を発揮することができる。

 契約により、その力を悪しき目的で使用することが禁じられている。



◇エンリリア国と精霊との契約


 建国王アルディウス1世と古代精霊との間で結ばれた契約。

 古代精霊は永遠の森とそれに関わる生命を護る存在であるため、眷属である精霊やドラゴンとも絆を持つことになった。


 1. アルディウスは、授かった加護と魔法の力を悪しき目的で使用してはならない。

 2. エンリリアの地が危機に瀕したとき、アルディウスとその子孫は国を護るためにルナエルを呼び出すことができる。

 3. アルディウスとその子孫は、命が終わったら、その魂は永遠の森に留まり、エンリリアを守護する。これにより、エンリリアは永遠の森と深い絆を持つ。



◇竜種戦争


 ヴァルタリア王がドラゴンの力を不当に利用して自国の力を高めようとしたことが竜種戦争の発端となった。

 エンリリア国は、精霊との契約によりドラゴンの命を守るためにヴァルタリア国と戦った。

 この戦争の中で、エンダ公爵は、和平交渉のために命を賭けてヴァルタリア国に赴き、彼の真摯な説得によりヴァルタリア王は改心し、竜種戦争は終結を迎えた。



◇暗黒時代


 魔法の進歩は、産業を発展させるとともに、人々の生活を豊かで便利なものにしてきた。

 しかし、その反面、魔法技術の急激な高度化・大規模化、魔法の濫用、都市化の急速な進展により、環境が著しく改変され、大気の魔力が乱れるなどの影響をもたらした。

 このため魔物溢れや魔力暴走が多発し、土地は荒廃し、人々は住まいを追われ、多くの人命が失われた。

 アリアたちはこの土地を清浄に戻すために、古代の叡智を求めて旅立った。



◇魔法学校


 暗黒時代の悲劇を繰り返さないために、各種の法律が制定され、その一環として設立された。

 魔法の力を持つ子女は、能力の多寡に関わらず、この学校に入学して卒業資格を得る義務がある。

 卒業資格を得ていない者は魔法を使用することを禁じられ、違反した者は能力を封じられる。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ