プロローグ2
「さっきから見ていれば一人でオロオロしたり、叫んだり忙しい人ですね」
「はっ?」
声のする方を振り向いて見るとそこには人?であろうシルエットが浮かんでいた
なぜ人?なのかはシルエットっぽいモヤがあるだけだからだ
「当たり前じゃないですか、存在の次元が違うのだから見る事なんて出来るありませんよ」
存在の次元ってなんだ、というか誰?何?
あ、俺裸じゃね?ちょっ、ちょまっ!
「例えるならばあなた達の言う神に値する存在といえば分かりやすいですか?」
「あとそんな…クスッ物を見せられても何とも思いませんから…プッ」
あぁー神様的な存在なのかそれなら…はっ?納得以前に俺声出してなくね?
あと笑うな!笑うならもっとしっかり笑えよ!
「キャハハハハ!!」
声に出してない答えより笑いを取りやがった!なんてヤツだ!
「えー真面目なのめんどいから簡単に言うね」
・神?なので読めます
・異世界に転移します
・さっき面白い事って言ったのでじっけ…願いを叶えようと
・魔法ありの世界です
・ステータス等も有ります
・可愛い息子ですね
って事だった、神様だからは納得した、異世界に転移も納得出来ないけど納得した、魔法有りも納得、ステータスもいい
けどな!3つ目も6つ目はなんや!実験って言おうとしたよね?!何それ良いの?!あかんよね!
最後のやつなんていらないだろ!心を折りに来てるよね?!ねぇ!ねぇねぇ!
「納得したら早くその扉から行ってもらえる?こっちも暇じゃないんだよね」
聞きたい事あるからまてやぁぁ!
「手短にお願いしますよ、まったくもぉ」
面倒くさいにもほどがあるやろ、良し駄神って呼ぼう
1つ目に俺…裸なんだけど何とかして
2つ目はこういうのってスキル貰えたりしないの?
3つ目が地球に戻れるの?
「裸?そこにタオルがあるじゃないですか、スキルはチッ…適当に付けてあげますよ、気合で戻れるかもね♪」
「はい!逝ってらっしゃい!」
そんな言葉と同時に背中から押される感覚があり俺の異世界生活は始まった。
こんな物を読んで下さりありがとうございました。
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※名前は実在する人物とは全くもって関係ありません